『また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座 / 大橋 清朗』

また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座 また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座
大橋 清朗
講談社 2009-01-08
内容(「BOOK」データベースより)
出会いさえあれば、結婚できると思っていませんか?日本で唯一の花婿学校講師が教える必ず成功する男と女の婚活ノウハウ。男も女も「いい物件」は、すぐに売れてしまいます。そして、歳をとればとるほど、あなたの「市場価値」は低くなり、いい物件を選びたくても、選べなくなってしまうのが現実です。「いつかは婚活」では遅いのです。期間と期限を決めて、今すぐ「婚活」をはじめてください。
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婚活ノウハウ本。

いやいやいや!私が婚活に目覚めたわけではなくて!(目覚めてもいいけど) 先日会ったMZの女子から回ってきたのですよ。ちょうど電車で読む本がなかったので引き取ってきました。

婚活という単語もずいぶんと世間に浸透してきたようですが、いやー、すごいね。現実を突きつけられました。王子様は来ないのですよ、相手から「選ばれる」にはどうするべきかと滔々と述べられており、「結婚したいなー」なんて愚痴る前にこれだけの努力をしろ!とありました。

要点をまとめると、第一印象の見た目から入るのでそれぐらいの努力はしろってことだったかな。女性雑誌の「彼に気に入られるためのうんちゃら」というのと似てると思った。とりあえずフェミニンな格好をして隙を見せろと。話はそこからのようです。よし、脳内メモはした。実行するかは知らん。

『頭のいい段取りの技術 / 藤沢 晃治』

頭のいい段取りの技術 頭のいい段取りの技術
藤沢 晃治
日本実業出版社 2007-12-20
内容(「BOOK」データベースより)
段取りの基本は「サービス精神!」。「フェイルセーフ思考」で1万分の1の失敗に備えよ。仕事が劇的に速くなる「クリアスペース」。仕事の確度を高める「フォーナイン」仕事術。「デフォルト指定」で余計な作業をカットできる。複雑な仕事をラクラクこなす「クリティカルパス」。速く正確に仕事をこなす残業知らずのテクニック。
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ビジネス系の書評で評価されてたから読もうとしたんだっけな?

ただ内容的にはよくあることで、特に目新しいことはなかった。ひとつ新しかったのは、資格試験などの勉強をするときに、勉強しなきゃいけない量(参考書や問題集など)を棒グラフ化して進捗率を出すということ。仕事で進捗率はよくやることだけど、勉強に適応するのかあ。へえ。そうすると「ここまでやったから」ともったいないお化けが出て挫折が少なくなるとか。

段取りが良いというのは、物事の流れをちゃんと掴むことと不足の事態にも備えるということなんでしょうか。著者も書いてるけど、小心な人こそそういうのが上手いのかもしれません。

たぶん今度の私の仕事にはあまり関係ないんですけど(人間アラームだったら段取りなんかする必要がない)、こういうテクニックの本って「伊藤家の食卓」のようで面白いね。

MZ同期と昼食@秋葉原

MZで働いている同期が一時帰国しているというので、数人でお昼を一緒に食べてきた。お寿司でした。

IぞーはMZと日本を行き来する生活のようで、すごいことです。WちゃんとYっしーは相変わらず。日本で働いているので、私の2年ニートに驚きつつ、「いやあ、にょんちゃん最初は大変だと思うよ!とりあえず社会人後の感想聞かせて」と後日にご飯を食べる約束をした。そんな話を聞いた私のほうがドキドキだ。今でもニート脱出のカウントダウンにおびえているというのに……(しかし今日現在、会社から出社日などの詳しい連絡がないんだけど)。

ここぞとばかりに他の人の「今どうしてんの?」話を仕入れてきた。いっぱいしゃべったのでちょっと疲れた。

+3人(Iぞー、Wちゃん、Yっしー) 計15人

『はじめての哲学史 / 竹田 青嗣、西 研 』

はじめての哲学史―強く深く考えるために (有斐閣アルマ) はじめての哲学史―強く深く考えるために (有斐閣アルマ)
竹田 青嗣 西 研
有斐閣 1998-06
内容(「BOOK」データベースより)
哲学者たちは、何を問い、どう答えてきたのか。彼らとともに、「原理的な思考」の可能性を探る新しい哲学入門。
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245 :名無しさん@6周年:2005/10/20(木) 21:23:26 ID:———

大学に行くと 数学は哲学に、哲学は歴史学に、歴史学は地理学に、地理学は地学に 地学は物理学に、物理学は数学になります 。

2chのコピペだけど、上手いこと言うなあと思った。そーなんだよ、大学で習う哲学は歴史学なんだよ。でも自分の哲学を追求する前に知識として必要なんだろうね。大抵の悩みは前人が悩んでるから。

先日、ドラゴン桜の感想を書いてて、大学選びの時期を思い出した。私は哲学を選んだんだけど、理由が「哲学は一生つきあっていける学問だから」──だったんだよね。それを思い出して「あれ?ここ数年、哲学とつきあってないなあ」と反省。

そういうわけで、いまさらながら記憶を戻すために哲学史再読でした。あれだね、この歳になって読むと新鮮なことが多いね。私は何にでも理由付けをしたくなるので、うっとおしいなあと自分でも思ってたのですが、人類は昔から理由を探しており(存在意義とか世界の理とか)ギリシャ時代から変わってないなあと思った。人間ってそういう生き物なんだなあ。

近代哲学のヘーゲル、フッサールあたりになって目が滑った。入門書なのに(笑)。これ以降の哲学ってどうも言葉が頭に入ってこない。独自の言葉遣いをしているからなのか、そのまえまでの思想の流れを抑え切れてないのか。人の思想を理解するには、本当は原書を読むのが一番いいんだろうけど、哲学は哲学なりの用語があるのでそれを理解するまでが難しい。数学と一緒で数式をわからないと論文が読めない感じか。もう一冊ぐらい近代哲学入門を読みたいと思う。

Playing The Piano 2009@東京国際フォーラム

20090320.jpg

坂本龍一

Playing The Piano 2009

東京国際フォーラム 18:00

このブログでは一行コメントでおなじみ(?) Hajimeちゃんより、ご友人が行けなくなってしまったとのことで、「お忙しいにょんちゃんのことではありますが」と余計な一言と共にチケットを回していただいた。

坂本教授、実に何ぶりだろう。インターネットとか使って文字がたくさん画面に出てきたライブ以来だよ。

これが本当に良いものを聴かせていただいたよ。実に良かった!out of noiseという新譜を私は聴いてなかったんだけど、新しいのだけではなく随分と古い曲も色々とやってくれた。

画像のとおり、ピアノ一本でやるのだが(しかも教授が気分でその日の曲を決めているようだ)、彼がピアノが上手いということを改めて認識させられた。ピアノ一本のライブだと、私はどうしても矢野(顕子)さんの印象が強いのだが、また矢野さんとは違った上手さがあると思った。音のひとつひとつの出し方が綺麗。リズムが崩れない。旋律というものを非常に意識している。譜面自体はそう難しくはないと思うんだけど、だからこそごまかしが効かないというか、同じ音をさらえてもああいう風には弾けない。そして無性にピアノが弾きたくなった。

あ、写真ですが、ライブのなかで一曲だけ携帯で写真撮っていいという許可があったのです。それの画像です。試みとしては面白いんだけど、みんな携帯に夢中で(私含め)あちこちパシャパシャとうるさく、曲に集中出来なかったのでどうかと思いました。

あと、反省したのは、ニートのくせに人に説教臭いことを言ってしまったこと。Hajimeちゃん、ごめんなさい。ニートで友達も少なく社会を知らないので気にしないでください。

+1人 計12人

世間話ボランティア

ヒッキーの私としては予定があるだけでプレッシャーなのに、まさかの1日2イベント。また知恵熱が出るんじゃないかと心配している。

一つ目は某団体の帰国体験世間話ボランティア。

広尾に行ってMZ体験のあれこれを家族の方に話すというやつだったのだが、たまたま担当だった家族の方が、すでにMZ訪問しており(視察の旅で)ご子息も半年後に帰ってくるというスケジュールだったため、世間話をして終わった。同じ席に南アの野球の人がいたのですが、その方の話を私が聴いてみたかった。南ア、面白そうだったなあ。男の人しか行けないらしいですが。

こんぷ組の通称パパに偶然にも現地で会った。生きていらっしゃいましたよ。お忙しそうでしたが。

+2人(パパと担当した方) 計11人

最近凝っている冷奴

20090319.jpgいやー、冷奴の季節になってきましたね。え?まだ早い?

近日凝っている冷奴。ねぎ塩と明太子ゆず胡椒味。

ねぎ塩は前も書いたとおりですが、今は油を熱するのも面倒なので、みじん切りねぎと塩とごま油を混ぜるだけ。明太子ゆず胡椒は読んで字のとおり、二つを混ぜるだけだよ。ゆず胡椒の香りが引き立ってこれは美味い!……というか私が明太子(というか卵一般)好きなだけかも。

アンチョビがあるときは、おろしにんにくと混ぜてのっけたりしてるよ。なめたけや塩辛も試したけど、ちょっとパンチが弱いかなあ。

何か皆様のあいだで、変わり奴がありましたら教えてください。即座に試します!

絵画教室 2009 第一回

20090315_1.jpg画像はいつもの地元のカレー。チキンカレーはもう少し美味しいと思っていたんだが、少し薄かった。

さていつもの友達みんちゃんと新企画を始めた。その名も「絵画教室 2009」。

遠路はるばる私の地元まで来ていただいて、ファミレスで打ち合わせた結果を以下にまとめておく。この企画、どこまでがんばれるだろうか……正直、四角を描いただけでかなり美術への壁を感じた(笑)

 

続きを読む 絵画教室 2009 第一回

パイプオルガンコンサート

20090314.jpg知人の演奏会に行った。

久々のパイプオルガン曲は寝ちゃうかもと心配したんだけど、思ったより楽しめた。

オルガン曲の楽しみ方ってどういうものかなあと考えながら聴いてたんだけど、曲に対する音の作り込み方とか(ストップと呼ばれる音栓で音色を変えるよ)、この旋律のパートはどれか(両手・両足・4鍵盤以上あるよ)とか、曲の構造(フーガとか主旋律を探すと楽しいよ)なのかなあ。

そしてやっぱりオルガンは教会音楽だと思った。

『恐るべき旅路 / 松浦 晋也』

恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年― 恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―
松浦 晋也
朝日ソノラマ 2005-05-21
内容(「BOOK」データベースより)
宇宙へと産み落とされた嬰児「のぞみ」は、いってみればよちよち歩きを始めたばかりだ。それを、子供の目の前で手をたたくようにして火星まで導かなければならない。あんよはじょうず、あんよはじょうず。それは苦難に満ちた旅の始まりだった。あいつぐトラブル。それでも「のぞみ」は二十七万人の祈りと希望をのせて火星へと飛び続けた。火星探査機「のぞみ」の苦闘のすべてを描く、迫真の科学ドキュメンタリー。
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熱のとき宇宙衛星でうなされたのはこの本読んでたせいだな。

これは国産初の惑星探査機「のぞみ」に関する一連のドキュメント。面白かった。火星探査機「のぞみ」が失敗したニュースはなんとなく知っていたが、やっぱり宇宙は難しいんだなあぐらいの認識しかなかった。しかし、この本を読むとその探査機を作るまでの下地、トラブルになった原因、そしてその原因究明の努力(実に1ビットの通信!)など、日本の技術者の奮闘振りに感動させられた。

なんとなくWindows NTを開発した人の話を思い出す。大きなプロジェクトというのは人とのやりとり(根回し)が必要なんだなあ。そして何より「あ、そうか!」と思ったのは、宇宙空間での探査機の姿勢について。上下左右のない宇宙空間では別に探査機の正面なんて問題ではないと思っていたんだけど、太陽からのエネルギーを受ける位置と地球へ通信を飛ばす位置というのが重要だとあり、確かにそのとおりだと思った。それでエネルギー供給しつつ、観測結果送るんだもんなあ。地球とやりとりできるのがすごいよ。

惑星を使ったスイングバイ(惑星重力を使って軌道を加速する)や、マイナス数十度と百度越えの温度差への機器管理、滅菌管理をしていない人工物体が20年以内に火星に落ちる確率は1%に抑えなければならないという国際基準などが新しかった。最後の基準により、火星軌道に入るのが難しいとされた「のぞみ」は火星の上空1000kmを通過することとなった。わざと外したんだね。

宇宙開発はお金がかかる。結局、そのお金を削ったせいで…と短絡的な考え方はできないかもしれないが、個人的には未知の分野にはお金を回して欲しい。昨今の厳しい情勢を見ると、予算繰りが難しいだろうけど、アメリカなどの大国だけが牛耳るんじゃなくて、国産の惑星探査機をぜひまた飛ばしてもらいたい。

のぞみは二十七万人の署名を載せて飛んだらしいけど(知らなかった!)、やっぱり宇宙への憧れってこうだよね、という引用をば。

おおきくなったらいっくんとうちゅうにいきます。(ようくん)
おおきくなったらようくんとうちゅうであそびます。(いっくん)