『夏休みの宿題』提出延期のご連絡とお詫び

日頃より、私めをご指導賜り誠にありがとうございます。

さて、『夏休みの宿題』につきまして、提出日を2009年9月1日と発表しておりましたが
現状を確認し検討をいたしました結果、告知しておりました提出日では評価基準に満たないと判断するに至りました。
大変申し訳ございませんが、今しばらく完成に向けて時間が必要な状況となってしまいましたことを
お知らせするとともに深くお詫び申し上げます。

漢字・計算ドリル及び朝顔の観察日記の提出は現在調整中となっております。
決定し次第お知らせいたしますので、お待ちくださいますようお願いいたします。

私は先生により良い宿題をご提供できるよう、より一層の努力をしてまいりますので
何卒ご理解を賜るとともに、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2009年 8月31日

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元ネタは2chコピペ。これを小学生が提出してきたら面白すぎる。

自分メモ

いつもの(ry とパスタ食べて帰ったんだけども。

  • いつも大盛りにしようかどうか迷っているけど、大盛りにしなくても今日は満足しました(サラダを追加してたけども)。体調にもよるけど、毎回大盛りにするか普通盛りでいいか迷っているので、メモ。
  • コクーンのBook1stの先にはパスタの五右衛門があるというのをいい加減覚えたい。
  • 西口から南口に廻るのはモザイク通りを通るか、地下の京王モール(?)を行くべし。

以上、他の誰にも意味がない自分メモ。

『さらば、荒野 / 北方 謙三』

さらば、荒野 (角川文庫 (6022)) さらば、荒野 (角川文庫 (6022))
角川書店 1985-04

出版社/著者からの内容紹介
冬は海からやって来る。静かにそれを見ていたかった。だが、友よ。人生を降りた者にも闘わねばならない時がある。夜。霧雨。酒場。本格ハードボイルド、”ブラディ・ドール”シリーズ開幕!(生江有二)

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これまたチャンドラーの影響で、日本のハードボイルドって何だろうなあと思ったら、やっぱり北方兄貴だろうと思ってチョイス。

上のあらすじにもあるけど、バー・酒・ケンカ・銃・女みたいなキーワードの娯楽小説でした。出てくる男の人たちが渋いけど、女性の描写はありきたりだったなあ。しかし腎臓二つダメにして、人工透析を受けている人のあだ名にキドニーっつーのは、どういうネーミングセンスだ。

暇つぶしには良いかもしれんが、あまり面白いとは思わなかった。ブラッディードールシリーズとして9巻ぐらいあるらしいので、あまりに暇だったら続き読む。

Hさんと飲み@新宿

うちのチームの一人が海外出張行ってて、その分の仕事も廻ってきてチョー忙しかった。

そのなかで、隣近辺でくだらないギャグできゃっきゃきゃっきゃしてる集団に「ぎゃー!!」と叫びたくなり、近くのHさん(既婚)に「すいません。私叫びだしそうです。Hさん、飲みに行きますか」とキラーパスで、サシ飲み。

実はHさんはよく知らない人だったんだけど、昔角材持って暴れてるような人だったので武勇伝を聞けてかなり笑った。私の今までの知り合いには少ないタイプだ……!

前述のくだらないギャグも飲み会でもう一度聞いたら笑ってしまった。余裕の問題なのか発言する人の問題なのか。

Hさんがこれだけ性格が丸くなったというのに、私ときたら。いつになってもテンパる性格が直りません。というか、更年期障害かしら。

+1人(Hさん) 計41人

『グレート・ギャツビー / スコット・フィッツジェラルド』

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
Francis Scott Fitzgerald
中央公論新社 2006-11
出版社/著者からの内容紹介
村上春樹が人生で巡り会った最もたいせつな小説を、あなたに--新しい日本語で現代に甦る、哀しくも美しいひと夏の物語。満を持しての訳業。
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先日の村上訳がかなり良かったので、それではと「華麗なるギャツビー」をセレクト。ちなみに昔チャレンジしてダメだった過去がある。

なるほどー。こういう小説だったのか。しかし文がくどい。短い文のほうが好みなので、あまりに過多な修飾語には目がすべる。これがフィッツジェラルドの文体なのかしら。これも(自分の能力があがれば)原文を読んでみたい。あとはキャラクター内に好きな人間がいなかった。みんな好き勝手に生きてるんだもんなあ。

華やかなパーティー描写の裏になぜか感じる没落感。これから起きる悲劇を上手く練りこんでたのだろうか。あとは、ギャツビーが使う、オールド・スポート(old sport)っていう呼びかけ。これの雰囲気がよくわからんかった。どういう感覚の呼びかけ言葉なんだろうなあ。日本語でも、「ねえ、きみ」とか「おい、おまえ」とか「おお、わが友よ」なんて言い回しで二人の関係が変わる気がするんで、知りたいなあ。

正直、村上春樹が絶賛するほどの「すごい小説」という意味がわからんかったけど、「ふーん」と思って読みました。

ゴーギャン展 2009

20090822.jpgいつもの友(ry と。

ゴーギャン=タヒチのイメージだったんだけど、本当にタヒチの絵が多い展覧会であった。まあ「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」がメインなので当たり前か。

思った以上に色使いが独特で綺麗だった。しかし履歴を読んでいて、女癖が悪くてダメだろうとも思った。仏で認められないからって、未開の地を求めてタヒチに渡って、現地の若い女の子に手をつけて……って、好き勝手にやりすぎじゃないだろうか。

毎度謎なんだが、欧米の芸術家は愛人持ちすぎじゃない?妻一筋って、ダリぐらいしか思い出せない(私の知識の狭さにはごめんなさい)。あと友人が言ってた「画家って自己表現として絵を描くのかしら」というのが深かった。自己表現で音楽・ダンスなどはわかるんだけど、なんで画家は絵を描くのだろうか。その衝動が自分にはないので、新しい。

朝イチの集合だったので、美味しいもの食べようツアーの一環として、銀座・ファロ資生堂のランチに行く。写真はない。味は普通だった。すっごい美味しいわけでもなくまずいわけでもないよ。しかし従業員のサービスはさすがでした。デザートをワゴンで持ってきてくれるのだが、「全部載せしてもいいんですよ」と言われたときには惚れた!(お菓子にか従業員にかは不明)。

あ、そうそう。近代美術館の常設展をみているときに、気持ち悪いいぼいぼがあるなあと思っていたら、やっぱりの草間先生だった。黒と銀色のいぼいぼに靴が埋まってる作品なの。さすがです!先生!

 

初めての夜勤

働きはじめて5ヶ月ぐらい。

もうそろそろ「初めて」が少なくなってきたかと思ったんですが、初めて夜勤っつーのをしてきました。時間が17:00から翌9:15まで。1時過ぎからつらくなると思い、眠眠打破を2本買い込んで対応。

最初のつらさが3時過ぎに襲ってきて、事務処理系で自分が何度も同じことをやっているのに気づく。これはダメだと事務処理は後回しにしたものの、電話(相手は米国)でも自分が何しゃべっているか怪しい。

そしてすべての仕事が終わった6時過ぎから撃沈。人が来るまでの8時半ごろまでの時間がつらいですなー。7時過ぎにこれはだめだと、椅子三つ並べてその上で30分くらい寝てました。一度睡眠とると、そのあとは意外に平気。10時過ぎまで引継ぎして帰宅。11時くらいから3時まで寝て、夜も普通に睡眠とって金曜日は通常営業でした。

うーん、出来なくはないけど、睡眠大好きの私にとってやっぱり夜勤はつらいと思った体験でした。

『ロング・グッドバイ / レイモンド・チャンドラー』

ロング・グッドバイ ロング・グッドバイ
レイモンド・チャンドラー(著) 村上 春樹(訳)
早川書房 2007-03-08
出版社 / 著者からの内容紹介
テリー・レノックスとの最初の出会いは、〈ダンサーズ〉のテラスの外だった。ロールズロイス・シルバー・レイスの車中で、彼は酔いつぶれていた……。
私立探偵フィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には哀しくも奥深い真相が隠されていた……大都会の孤独と死、愛と友情を謳いあげた永遠の名作が、村上春樹の翻訳により鮮やかに甦る。
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なにこれ。ものすごく良かった。

ハードボイルド小説というジャンルが好きなんだけど、チャンドラーを読んだことなかった。そして村上春樹の翻訳というのも初めて読んだ。村上春樹の文体は、海外文学(こんな風に皮肉やウィットに飛んだ文章が多いものには特に)合うのかもしれない。翻訳ものって日本語が固くてけっこう読みにくかったりするんだけど、これはするすると読めた。

主人公フィリップ・マーロウとお酒の描写がまたいい。ジンを半分とローズ社のライムジュースを半分混ぜたギムレット。その酒を飲みながらバーでお互いに友情を感じあっていたマーロウとレノックスの決別が表現された名台詞、「ギムレットには早すぎる」(I suppose it’s a bit too early for a gimlet.)。レノックスが言った台詞だが、彼ももうあの時間が戻ってこないことをわかってたんだろう。

「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」(To say goodbye is to die a little.) なんつーのもかっこいい。これ、マーロウが一夜を共にした女の人と別れるときに言った台詞。

ミステリー(なのかな?)としての大きな流れも良いけど、細部の描写も台詞も格好いいこの小説、久々におすすめでした。もう1953年出版だからもう古典の域に入ってきてるけど、村上訳のおかげで現代でも全然遜色なく読めます。最近、ペーパーバック版も出たらしいので、ぜひ興味のある人はどうぞ。

ガールズ送別会@NSビル

会社の人の送別会。

女子だけでの送別会となりました。きゃーきゃー言いながら飲みました。あまり接点がないので(仕事で)他の人の素性を知らなかったんだけど、いろいろ人生あるんですなー。しかし派遣の方だったんだけど、派遣法の長期雇用の関係で切られたらしく、次の仕事探すの大変だとも言っておられました。そうか。

3時間飲み放題で挑んでそれなりに飲んでたんですが、次に流れたところで他グループの飲み会に参加して、意味無く私も座ってました。いったい私はどこの飲み会に参加してたんだろう…。

『哲学のモノサシ / 西 研 (著), 川村 易 (イラスト) 』

哲学のモノサシ 哲学のモノサシ
西 研(文) 川村 易(絵)
日本放送出版協会 1996-05
内容(「MARC」データベースより)
壁につきあたったり、不安があって生きてることが苦しくなった時、なぜなんだろう、どういうことなんだろうと考え始める。その時ヒトは「哲学すること」の中にはいっている…。哲学とは何かをイラストと共に紹介する。
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哲学本ですがイラスト満載で、文字を読むというより、不思議なイラストと、「それってどういうことだろう。うーん?」とぼーっと考えるのに合っているように思いました。

哲学入門というか、それ以前の「哲学ってどんな学問なのかしら。なんで哲学ってあんなどうでもいいこと考えるのかしら」なんて疑問を持つ人が読むといいのかも。多感な時期の中・高校生が読むと人生変わるかもしれません(良い方向か悪い方向かはわからんけど)

哲学は面白いけど、それに気づかなければもっと楽に生きられるような気もするんだよなあ。