インドカレーとナン

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漢方の本を読んだ影響と、ニコニコでカレーの作り方を見た関係上、インド風のスパイス満載のカレーが食べたくなってしまった。しかし、スパイスたくさん買っても使い切らないのよねーと思っていたら、手作りカレーセットなる20種類(!)ものスパイスセットを発見。こ、これはすごい!!

というわけで、さっそくチキンカレーを作ってみたのだが……美味い!!これは(日本の)インドカレー屋と同じ味。ちょっと自分で感動した。そうか、インドカレーは水をあまり入れすぎないことがポイントなのね。クリーミーなのが好きなので、牛乳とヨーグルトを入れたんだが、生クリームにすればバターチキンになる気がする。

そしてやっぱりインドカレーには白米よりナンだろうと、ナンも作ってみたんだけど、結構お手軽に作れる。フライパンで焼けるそうなので(私は面倒なのでオーブンだった)、お試しなさると良いんじゃないかしら。スパイスのほうは、たぶん20種類も入れると味は何でも同じになる気がする。選ばれた精鋭でも良いんではなかろうか。漢方~漢方~♪と歌いながら何でも少しずつ入れてしまったが、たぶん私は漢方の意味を履き違えてるとは思う。

東海道五十三次5(戸塚宿)

20090129.JPG戸塚といえば、どうしても「戸塚ヨットスクール」の名が消えなかったのですが、この神奈川の戸塚ではなくて愛知県だということを知った!全然違ったんだ……海から遠いなあと思ったのですが。

保土ヶ谷宿からは8.8km、日本橋からは41.2kmで、昔は40kmぐらいを一日の旅程としたらしいので、一泊目の宿だったそうな。旅籠の数が小田原に次いで2番目に大きかったそうだよ。

この一週間ぐらい、どうも身体が重くて3kmぐらいしか走れません。5kmはねえ、やっぱりまだ負担が大きい気がする。3kmと4kmで調整しよう。

次の宿は藤沢です。

『ほつれとむすぼれ / 田口 ランディ』

ほつれとむすぼれ ほつれとむすぼれ
田口 ランディ
角川書店 2004-03
内容(「BOOK」データベースより)
世界は新しい対立の時代に入った。いざこざや、怒りや、憎しみや、嘆きに身もだえしながら、夜になると寝て朝になれば目が覚める。そして食べて働いて生きる。小さな街の一断片として生きるのだ。営み生きるものの思いは繋がっている。その地上にはまだ光が満ちている。それがすべてだ―。生活の現場から、人間と社会の深層を見つめ続ける著者。その魂に映った「世界」とは?心に響くスピリチュアル・エッセイ集。
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合わない。この作家とはどうも合わない。

このエッセイを読んでて、「理不尽な怒り」(作中に出てくるフレーズ)がこみ上げてきたので、それはどうしてなんだろう?と自問自答しつつ読了した。「すげえ」とか「じゃねえの」といった単語が気になるのかしら?(私も使ってしまうけど) 「私は」「私は」的な面が気になるのかしら? 同じ女性だからなのかしら? どこか自分と似てるのだろうかしら、同属嫌悪? インターネットから出た作家だから、自分たちと同じ立場だった人がこうやって一説ぶるのが癪に触るのかしら? などなど考えてみたんだけど、ぴんとこない。どれも違う気がする。なんだろうね、これ。

なぜ田口ランディを読もうかと思ったかというと、この人の兄の話をネットで見たから。彼女の兄は働くことを拒否してひっそりと部屋で餓死したらしい。そして彼女は「生きるとは?」ということをずっと考え続けている。兄の記述にドキリとしたのだ。彼女の兄が何を考えていたのか知りたいと思って、エッセイを読んでみたのだけど、その話は少しだけだったので他のものを読まないと駄目かもしれない。エッセイと小説は違うだろうから、あと一冊だけトライしてみようと思う。

初めて読んだ作家だけど、彼女が客観的に(自分を出さないで)書いているものは良いと思った。物事を自分で咀嚼しようとしてがんばってる姿が伺えて。でもそうじゃないものは我が強く感じる。読む前に彼女をもっと知っていれば(例えばブログとかインタビューとか)また自分の感じ方も違ったんだろうけど。

ICND2 落ちた

20090128.jpg……やっちゃった。落としちゃった。

問題集80%ぐらい解けるようになったし、運でどうにかなるんじゃないかと思って受けてみたら、あと7点足りなかった。

あーとーなーなーてーんー(泣)!!

お金もないのに15000プラス750円が飛んだ。バカバカバカ!私のバカ!(本当に)

これテスト内に実機のテスト(シミュレーション)があるんだけど、やっぱり経験ないと、どうコマンドを組み合わせていいかわからないわね。あと問題が意味不明だった。あのジャンルはどこを勉強すれば良いの?!

かなりテンション下がってるんだけど、ちょっとこのままでは退けない。でももう一冊問題集買うのもお金がもったいない気がするので、あと一回だけ今の問題集でやって駄目だったら新たに購入しよう。使えないベンダー資格なのに悔しいわ。まったくもう。何より受験代が高すぎ。

イギリス軍人に学ぶマーシャリング

ニコニコで観たんですが、あまりに吹いたのでyoutube版から。

飛行機を誘導する人いるじゃないですか。マーシャラー(marshaller)というらしいんですが、キビキビと動いて格好いいので、飛行場に行くたびに窓にへばりついて見ております。

この動画、ガンの寄付金向上ために誰かが作ったみたいだけど、イギリスが出てきてからダンスになって笑いました。アーミー(?)だろうに……。さすがイギリス紳士、いつでもユーモアを忘れないのですね。あと、ちょくちょくと人がしゃがんでるのは、ジェット機の直接噴射を避けるためのようです。

しかし軍隊でこういうお笑い動画は結構あるんですね。youtube観てたらイラク派遣の米・英軍人さんの動画が色々あって驚きました。日本の自衛隊員が作ったら、ぼこぼこに叩かれるんだろうになあ。

お国柄ですかね。

堂島ロール

20090122.jpgパウンドケーキも好きだけど、ロールケーキも好きなのね。どうもロールケーキ界隈では、「堂島ロール」なるものが人気らしいと聞いた。東京ではお店が銀座と渋谷の3軒で、前回銀座で買おうと試みたら、すでに売り切れだったのだ。

今回は渋谷で買った。1200円。見てびっくり、中心はほとんど生クリームなんだ?!普通、ロールケーキというともうちょっと渦巻きだと思っていたのだが。

味のほうだが、これは美味い!生クリームにコクがあるわ。乳脂肪分が高い、太りそうな味です。スポンジ部も全卵使ってそうな黄色い重い生地で手作り感があるなあ。

お値段もそんな高くないし、それでこの味だったらなかなか良いと思いました。また機会があったら、リピートしたいところです。でも売り切れとか多そうな人気っぷりですね。

麦とホップ当たった

20090124.jpg田村さんからお年玉が!

思い起こせば箱根駅伝を観ていたときにサッポロのCMで「10万人にプレゼント!」とやっていたので、応募してたんだった。ラッキー。

そういうわけで、麦とホップが12本送られてきました。早速飲んでみたんですが、普通の発泡酒と比べて苦味が強い気がする。んんん。

いやー、最近ついてるなあ。

『漢方小説 / 中島 たい子』

漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) (集英社文庫) 漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) (集英社文庫)
中島 たい子
集英社 2008-01-18
内容(「BOOK」データベースより)
川波みのり、31歳、脚本家、独身。胃がひっくり返ったようになるのに、眠れないのに、病院に行って検査をすると『特に異状なし』。あのつらさは何?昔の男が結婚したショックのせい?それとも仕事のストレス?最終的にたどりついた東洋医学で、生薬の香りに包まれながら、みのりが得たものは。心と体、そして人間関係のバランスを、軽妙なテンポで書き綴る、第28回すばる文学賞受賞作品。
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普段こういった内容の本は読まないんですが、ほぼ日の「あの人の本棚」で紹介されているのを見て「漢方?」と思って読んでみました。

薄い本なので、軽く読めます。内容は、うん、まあ、30代女性はいろいろあるのね的なもので、個人的にはピンと来るものがなかったけど、体調(精神を含め)を崩す人が多くなるのねーと知った。こういう本を読むと、自分も大概病んでいる部類なのかしらと思ったりするけど、人間どこかしらそういうとこはあるからまあいいか。

肝心の漢方だけど、西洋医学と比較しての説明や陰陽五行説に基づいての考え方などはかなり面白かった。今後自分がどこか病んで、西洋医学でも駄目だったら試してみたいと思う。

日本もそうだけど、中国もこんなすごい文化があるんだから、あまり西洋化一辺倒にならずにうまいことこういうものと付き合っていければいいのに、と勝手ながら思った。洋食大好きな私が言える言葉ではないが。

転職エージェント

今日は転職エージェントに登録に行ってみた。

わたくし、あまりこういう経験(就職活動)したことないんで、一通り試してみるのが面白いかと思っている。こちらも1時間半ぐらいの面接。自分の経歴を俯瞰してみるのって、結構つらいなあ。社会一般の価値観を当てはめなきゃいかんのよね。何、この穴だらけの履歴書。あと職務経歴書とか昔の仕事なんて覚えていない。転職する予定のある人は、いまから何をしたかメモっておくと良いよ。

担当の人は20代後半ぐらいのお姉さんだったが、非常に感じのよい人だった。こういう大人の対応が出来る人を見習いたい。あと基本的にネガティブな自分を、いかに熱く演じるかが難しい。ネガティブで思い出すのは、とある方が言っていた「ポジティブな集団に一人だけネガティブな人を入れると、そのネガティブが皆に移って良くない」という話。耳に痛い。

私がネガティブなのは私の勝手だが、他人に迷惑をかけるのはよくないよね。それじゃあポジティブに自分を変革するかというと、自分のキャラクターとしては違う気がする。そのあたり、一般社会適応(=働き続ける)のためにどう摺り合わせるかが微妙だ。

+1人 計6人

ピカソとクレーの生きた時代

20090122_2.jpgBunkamuraのピカソとクレーに行ってきた。

平日なので(おまけに雨だったし)かなり空いていてなかなか良かった。友人と二人で音声ガイドを借りて観てたんだけど、やっぱりガイドは空いてる会場ではいいね。かなりじっくりと作品と向き合えると思います。

しかしこの展覧会、去年行ったデュッセルドルフにある美術館から借りてるとは知らなんだ。意外な繋がり。

さて、展覧会のほうはクレーが主なのかと思ったら、新印象派、フォーヴィズム、キュビズム、シュルレアリズムなどの流れがよくわかる展示で、近代の西洋絵画勉強のようでした。他にもミロ、マティス、シャガール、マグリットなどが数点あったし、なかなか豪華なのではないかしら。

クレーは本で見たよりも、本物のほうが断然色がきれいだった。あとクレーが感銘を受けたチュニジア旅行の赤と白の丸屋根という絵が、私のイメージする北アフリカをそのまま彷彿させた。今もそこで働いている友人を急に思い出したので、絵葉書を送ってみようとこの絵のポストカードを買う。

のんびり平日美術館は良かった。また行きたい。