就職祝い@一(いち)

場所は新宿の沖縄料理屋。昔、vamoくんから教えてもらったんだったかしら。

I姉が「飲むか!」と言ったので飲んできた。風邪気味で調子悪かったのだが、鼻水を垂らしながらよくしゃべった。いつもI姉とは議論している気がするんだが、内容をたいして覚えていない。とりあえず複数の部署の承認を得た書類でミスがあった場合の責任の所在について、延々と話していた記憶がある。私はとりあえず一つの部署が最終責任を負うように処理を明確化するべき派で、I姉は全員が悪い派。──まぁこんな話、どーでもいいか。

あとI姉がバイオリンを買おうかどうか迷っていたので、焚きつけてみたりいなしてみたり。でも楽器っていいね。私もなんかやってみたい!と思ったりもするけど、どうせすぐ飽きてしまうのだろう。

二件目は甘いものというのでケーキを食べた。お互い、お酒と甘いものを食べるのは良いことだというタイプだったことが判明。美味しいケーキ屋にはお酒が無い。お酒があるところのケーキはたいして美味くないというジレンマ。後者にしたけど、どっか良いところはないものだろうか。ちぇっ。

私の就職祝いだといってI姉がおごってくれた。申し訳ないなあ、ただ普通の社会人になっただけなのに……今度、I姉になんかしようと思いつつ、ここにメモしておく。

初給料

やったー!給料がでたー!実に数年ぶりの給料だー!!

……というわけで、まだまだ貧乏に変わりはないんですが、久々に銀行口座にプラスが増えたので嬉しく思いました。こういう初めての感覚って大事よね。

そういうわけで仕事もおおよそ3週間ぐらい経ちました。忙しいですが内容は面白いです。でも非常に自分のレベルが低いので、これからどうしようかと迷うことだらけです。でも自分の力で生きていくなら何かしらのスキルが必要なので、地道に専門職目指してやっていくしかないなあ。

これ書いたことあると思うんだけど、海外行ってよかったと思うことのひとつに色々と吹っ切れたということがあります。いままでの仕事はどうも腰掛け気分だったというか、「ここじゃないどこかに行きたい」的な憧れがあったんだけど、結局は日本が好きだったということで腰を落ち着けるしかないのよね。憧れているものはとりあえずやるべきだね。憧れだけじゃ見えなかった部分がわかっただけでも先の人生に役立つわ。

仕事はネットワークもそうだけど語学に転げまわっている。英語で交渉(電話)が出来ない。つーか向こうが何言ってるかよくわからんので「……メールで送って」で電話を切っている。毎日が、すごい早い時間で過ぎていっております。

喉が痛くてマスクをしている。会社が乾燥しているというのもあるかもしれんが、この時期にマスクって豚インフルエンザみたいで怖いじゃないか(笑)!!あと会社の飲み会に一回参加した。なんだか気を使って疲れた。

以上、近況。次の仕事感想は6月ぐらい。

『電話はなぜつながるのか / 米田 正明』

電話はなぜつながるのか 知っておきたいNTT電話、IP電話、携帯電話の基礎知識 電話はなぜつながるのか 知っておきたいNTT電話、IP電話、携帯電話の基礎知識
米田 正明
日経BP社 2006-09-14
出版社 / 著者からの内容紹介
電話機の受話器を上げてダイヤルし、電話相手の声が聞こえてくるまでには、ほんの数秒しかかかりません。この短い間に、電話ネットワークの中では、様々な機器が電話をつなぐために必死に働いています。本書では、電話がつながるまでの処理を一つずつ追いかけることで、電話技術を丁寧に解説しました。(略) あらゆるネットワークの原点となる電話の基礎知識から、最先端のIP電話や携帯電話まで電話の知識がしっかりと身につきます。
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「なぜシリーズ」は結構有名ですね。このネットワーク編は読んだことあったのですが、原点は電話だから抑えておくべきかなあと読んでみました。

そもそもよく考えると、電話で声が伝わるのが不思議よね。ビットしかないはずなのに。オンとオフの電気信号で声色までも伝えるとは。波形に関して、標本化とか量子化とかフーリエ変換とかいうあたりが面白そうだった。今後の楽しみにしておこう。

IP電話になると、パケットの話になるのでだいたい知ってるようなことだった。全体的にはふーんという具合だったので盛り上がりはなかった。

『日本人の英語 / Mark Petersen』

日本人の英語 (岩波新書) 日本人の英語 (岩波新書)
Mark Petersen
岩波書店 1988-04
内容(「BOOK」データベースより)
「冷凍庫に入れる」はput it in the freezerなのに「電子レンジに入れる」だとput it in my microwave ovenとなる。どういう論理や感覚がこの英語表現を支えているのか。著者が出会ってきた日本人の英語の問題点を糸口に、従来の文法理解から脱落しがちなポイントをユーモア溢れる例文で示しつつ、英語的発想の世界へ読者を誘う。
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100冊のなかの一冊。うーん!これは名著!!お薦めの本ってやはり何かしらのポイントがあるから薦められているんだと深く感心した。

先日マニュアルの英訳をしていたのだが、迷うのが前置詞の使い方。「この場所は inなのか?atなのか?(道具)で~は by なのか?withなのか?(目的)で~は toなのか?forなのか?」等々。こんなことをいちいち考えながらやってたら、非常に時間がかかった。しかも日本語を無理やり英語にした変な形だし、結局エキサイト翻訳くんに頼ったんだが(笑)

そんな前置詞や冠詞(aやthe)のネイティブが持っている感覚を著者が日本語で(!)説明してくれている。「なるほど、そういう感覚があるからここではこう使うのか」とわかると、一歩英作文への道が開けた(ような気がする)。特に冠詞は、昔オーストラリア人にえらい勢いで添削されたんだけど、aをつけたりtheを消されたりで「細かいなあ」と思っていたのね。でも向こうの感覚だと有り無しで随分変わるようなのであれにはそういう意味があったのかとこの本を読んで納得した。

私の語学レベルは相も変わらずで、「英語喋れないよー書けないよー」と布団を転げまわっている。いつか「英語が得意です☆」なんてときは来るのかしらと大きなため息をつきながら、今日も smart.fm(旧iknow)が日課の日々です。

近況報告飲み@中野ゆきだるま

去年の学校で一緒だった元証券な人と近況報告会。中野のゆきだるまというジンギスカン屋に行ってきました。あ、しまった。しゃべりすぎて写真ないや。やはり、普通の焼肉よりもラムは軽くてヘルシーだと思いました。安かったよ!

しかし、笑った笑った。二人で近況を色々話しつつ、今度どうやって生きるかとか、私の金融業界の知識の無さに笑ったり(東証アカデミーまで行ったのに!・笑)、単発バイトもしてるその人のパワーに驚いたりと色々でした。

その方はあまりに忙しかった外資系証券から日本系に移ったようなんですが、のんびりしすぎて力が余っているらしい。土日にまで働いてるのがすごいよ。私が会社でのコミュニケーションが面倒くさいと愚痴っていたら、「そんなんじゃダメ!」と怒られてちょっと反省した。やはり仕事は人とのつながりか。

業界が違う人は話が新鮮だねえ。どれもこれも知らないことだらけでした。金融業界は首切りが激しくて大変なようでしたが、お互い正社員になったらいいものを食べに行こうと約束してお別れ。おし、お金稼ごう。ちょっと今の仕事に不安があったのですが(私のスキル的な面で)、少し前向きになったよ。

+1人(Kさん) 計24人

人カウンターメモ

少しずつ、周りの人と昼食を共にしているので、カウンターアップ。

4/8 部署内ガールズ Kさん、Yさん、Sさん

4/10 自社の人とランチミーティング Shiさん、Saさん

4/13 サブグループの若人 Wくん

やっぱり働きはじめると人と接しますね(当たり前か)。

+6人 計23人

『7つの習慣 / Stephen R. Covey』

7つの習慣―成功には原則があった! 7つの習慣―成功には原則があった!
Stephen R. Covey 川西 茂
キングベアー出版 1996-12
Amazon.co.jp
 本書は1990年に初版が出版されたときにセンセーションを巻き起こしており、以来1,000万部以上を売り上げ、ビジネス書として今でもベストセラーを続けている。著者のスティーブン・コヴィーは、国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。真に成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと認識しており、それを反映して本書は、この2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。ここで引用される具体例では、ビジネス上の課題を題材にしたものと同じくらい家庭内における状況を数多く取り上げている。(略) (Joan Price, Amazon.com)
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ビジネス書で有名な本だそうです。自己啓発書の原点とも言われてるとかなんとか。

かなり分厚い本で読むのに苦労しました。英語のビジネス書ってどうも細かいニュアンス(シチュエーション)がわからないので、日本の社会に置き換えるとぴんとこないんだよね。妻と子供と犬と芝生みたいな典型的アメリカンファミリーを想像してた。しかし内容は小手先方法論のビジネス書ではなく、どのように生きていくかという本質を追求していた本だと思う。

ちょっと読みにくいところもあって時々目が滑ったけど、たぶん腑に落ちる人とそうじゃない人といるんだろう。ガッテンした人には、”パラダイムシフト”が起きるのかもしれん。だけど、この内容を実践して獲得した人はかなりの人格者だと思うよ。

実は他で win-win という単語を見たことがあっても意味がよくわからなかったのです。windows?とか思ってた(笑) でもこれは両者が利益を得るという意味の winだったのですね。ビジネスでもなんでも人と人が相対するとき、win-winだったら幸せなんだなあ。

さすが売れてるというだけあって骨太の内容ではありました。

ホロウマスク錯視

Wired Vision仮面の裏側が見える人・見えない人:「ホロウマスク錯視」研究にあったこの動画を見て非常に驚きました。人間の脳ってものすごい補完しちゃってるんですね。

絶対この仮面の部分は凹んでるのに!のに!

世の中をありのままに捉えるということは難しいんだなあ。

『東大合格生のノートはかならず美しい / 太田 あや』

東大合格生のノートはかならず美しい 東大合格生のノートはかならず美しい
太田 あや
文藝春秋 2008-09-25
内容紹介
東大合格者のノートは美しい。最後までテンションが落ちない。その”ノート術”を科目別、性格別に紹介、解説した全く新しい参考書
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うーん、東大生ブランドだったかあ。

コーネル大学式ノートの話から派生したこの本。ようやく読んでみましたが、結果は冒頭のとおり。別に東大生じゃなくても、綺麗なノートってそんな感じじゃないの?という具合でした。要点は以下。

  1. とにかく文頭は揃える
  2. 写す必要がなければコピー
  3. 大胆に余白をとる
  4. インデックスを活用
  5. ノートは区切りが肝心
  6. オリジナルのフォーマットを持つ
  7. 当然、丁寧に書いている

お友達のみんちゃんと一緒にこの本を立ち読んだときも「これやってたわ」とかおっしゃってたし、綺麗なノート(万人に読みやすい)を取っていた人には当たり前のことなのかも。

東大生というブランドを抜きにすれば、他人のノートをたくさん見られたのは面白いし(あまりそういう機会ないよね)、フルカラーやレイアウトは気がきいてると思いました。あと中高生向けだと思った。あの時代に自分のスタイルのノートをつけられれば、その後の勉強方法も変わるんじゃないかなあ。正直、社会人になると英語・国語・数学など学科別のノートの取り方は意味がない。私のいま必要なノートは見聞きした業務内容をいかに覚えやすくメモれるかということなのよ!!(必死)

そういうわけで話題の本でしたが、結果がわかってすっきりした今日このごろです。

部署配属一週間後

一週間を乗り越えた。

結構な速さだった。これが社会人のスピードか……!!怖いねえ、日本社会の時間感覚って。

さて、部署配属されて一週間経ってみた私の感想はというと、仕事内容はかなり面白そうでした。人間アラーム(監視業務)ではなかった。詳しくは省くけど、安い給料でも(!)この仕事は選んだ甲斐があると思います。一人前の仕事ができるようになるまではがんばりたいような気がした(まだ弱気)。

あと自分自身に決めたこととして、

  1. 人の悪口は言わない
  2. 必要以上に他人と自分を比べない
  3. ネガティブなことを思っていても口に(文章にも)出さない
  4. 情報は小出しにする
  5. 立ち位置を見極める
  6. 納期は守ろう(早め出社とかして)

という感じかなあ。

1は当然か。2は周囲にかなり優秀な人がいるので(英語デフォルト。そのほかにロシア語、タイ語などをしゃべる)、英語もろくにしゃべれない私が非常につらい。でも比べてもしょうがないので気負わず行きたい。

3は元々ネガティブだし日記は基本的に愚痴を書いていたんだけど、こういうのって言葉にした途端に力を持つから、なるべく言わないほうがいいかなあと(いまのところ)思っている。それでも一言二言は書いてしまうとは思いますが。

4は最初っていろいろうるさいでしょ、周りが。でもバカ正直にしゃべるほどでもないなあと思って微妙にしていた。でもアフリカ経験はバレてしまった。秘密にしたかったのだけど!

5はまだわからんのだけどね。形態としては自社から親会社に派遣されてるのね。これを派遣と割り切っていいのか、それとも社員並に働かねばならないのか。あんまり頑張りすぎて残業続きは嫌なのですが、かといって就業時間きっかりに帰るのもどうかというわけで、立ち位置を見極めたいというところ。

6も社会人として当然なのかな。驚いたんですが、おいらの部署ほとんどメールで情報管理をしていて(海外とのやりとり含む)、一日に300通ぐらいメールが飛ぶの。ここから自分に関係ある情報を拾うのも大変だし、他人案件のフォローをしていくのも大変そうだ。朝の早い時間に行ってメール処理をして、そこから自分の仕事をするという方法なども取って納期前倒しでがんばったほうがいいのかなあ。

そんな具合で、仕事内容はけっこう面白そうです。人付き合いはまだまだしていないので、私の人に会うカウンターは全然増えていないんですけど(笑)

次の仕事感想の目安は初給料日(25日)です。