エウロペ遠征 その3 スペイン・マドリッド

080902_1.jpg さて弟宅にずっといるのもなんだからということで、スペインに出発。

スペインには、デュッセルドルフ空港から飛行機で飛びました。まずは首都のマドリッドから。2日間ほど滞在しましたが、スペインは暑いなあ。

とりあえずスペインといえばパエリヤだろうと食べた。まぁまぁ。他の土地でも食べたのだけど、他の土地のほうが美味かった。パエリヤっておかずだって知ってました?主食じゃないからあんなにしょっぱいのか!

たぶんマドリッドなら誰でも行くだろうコースとして、プラド美術館とソフィア王妃美術館に行った。人生二度目。親用に半日の観光コースをつけたのね。これは主要な場所を日本語ガイドさんと共にめぐるのだけど、美術館でのガイドさんの説明に目からうろこ。

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エウロペ遠征 その2 オランダ・マーストリヒト

080830_1.jpgこの日は休養日に取っていたのだが、天気がいいということでドライブに出かけることになった。ちなみにドイツは、日本と時差が7時間あったんだけど、そういや私はあまり時差に悩まされたことがない(たぶん寝て暮らす生活が多いせいだと思われる)ので特に問題なし。

行き先はオランダの Maastricht とかいうところ。マーストリヒトと読むらしい。

今回思ったことのひとつに、オランダ語の綴りが可愛いというのがあった。なんか aa とか二度も書くのよね。日本人感覚的にaがふたつとか続くと可愛く見えませんか?central を centraal とか書いてたよ。

オランダ語って発音は全くわからんのだが(これが見た目裏切って全然わからん発音するんだよね……)、英語とドイツ語の混じった感じで面白い。例えば straat。英語でいうところの street とドイツ語の straße が混ざってるようなそうでないような。後にオランダ人の友達にドイツ語と似てるの?と聞いたら、「向こうがドイツ語で話すのを聞いてわかるけど、こちらからは話せない」といったレベルだってさ。

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エウロペ遠征 その1 ドイツ到着

080829_1.jpgとりあえずの旅行メモ。

といっても、今回は日記も書いておらずカメラもあまり持ってなく、どちらかというと連れて行かれた感の強い旅だったので、印象は薄いのでした。旅行だけに限らないけど、やはり自分で観たものをアウトプットしないとあまり残らないね。
いつもは一人旅なので、一生懸命ガイドブックを読み、お茶を飲みながら暇つぶしがてらに思ったことを綴るのでいろんなこと考えるんだけど、今回は自分の旅というわけじゃなかったのでダラダラ流れたなあ。どっちかというと非常に疲れた(一人じゃなかったから)。

とにかくドイツのデュッセルドルフというところに弟が居るので親が遊びに行ったよという話。

さて出発の日。日本は朝からすんごい雷雨で数時間しか寝れなかった。そしてまさかのタクシー捕まえ失敗。うちの地域に2台しかタクシー走ってないってどういうこと?朝からスーツケース引いて30分歩くとは思わなんだよ。

無事飛行機が飛ぶようなので安心する(ちょっと飛ぶかどうか危ないぐらいの天気だった)。しかし飛行機の座席が一番後ろの壁際でね。シートがそれ以上倒せないところだったのよ。これもう最悪。親が文句言ってうるさかった。

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さよなら会@HUB

別にさよならでもなんでもないのだが、しばらく学校行かないので学校の人らといつものHUB飲み。

今日は来る前から若干酒飲んでた人1名がいたので、かなり下ネタセクハラ満載だった。私でも身の危険を感じるほどだったよ。あんまりそーゆーのでモテても嬉しくないね!

さて、明日は4時起きで行ってきます!私のラブラブな彼(注:ノートPC)と一緒に行くつもりなので、上手くいけば現地から旅記録更新予定です。

では皆様、ごきげんよう。

『ナバホへの旅 たましいの風景 / 河合 隼雄』

ナバホへの旅 たましいの風景 ナバホへの旅 たましいの風景
河合 隼雄
朝日新聞社 2002-04
内容(「MARC」データベースより)
静かなブームを呼ぶアメリカ・インディアンの「癒し」の文化。米南西部、ナバホの地を訪れ、メディスンマンとの対話を通じてその深層を明らかにする。現代人の心の悩みを解決するヒントに満ちた探究の旅。『論座』連載。
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アメリカ・インディアンの教えというのは、自然と調和をはかりつつ禅問答的で、ちょっとした憧れがあります。河合先生が書いてたので読んでみた。

最近の「癒し」というキーワードは好きじゃないんだけど(あまりに陳腐に使われすぎる)、良い旅行記でした。河合先生も言ってたように、この本は調査や学術書ではない。でも簡単な旅行記というわけでもない。ナバホの文化に触れつつ、心理療法家としての意見を述べ、「日本人とは」を考える。河合先生はほんと読者に力をいれさせない、リラックスした文章を書くなあ。

メディスンマンの儀式と心理療法での共通項を挙げたり、アルコール依存症に対する(ナバホ族の男性に多いらしい)取り組みを解析したりする点は面白かった。惜しむらくは、もうちょっとナバホの教えを紹介してくれたらなあと思ったけど、そういう目的の本じゃないから、それは無理か。

ナバホといえば、先日読んだ「暗号解読」にも出てくる、コードトーカーが思い出されます。その複雑な文法と発音によりネイティブ以外は習得が困難だという特性により、太平洋戦争で使われたそうな。先住民族ということで、ずいぶんとひどい扱いを受けたことをうっすら知っていても、実際はどういうものか知らなかった。ロングウォークなんて初めて聞いた。

とりあえず、インディアンジュエリーを見て、そのモチーフからアメリカ・インディアの教えがわかるくらいには知りたいと思った。図形はただの図形じゃないんだなあ。

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ / 遥 洋子』

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫) 東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)
遥 洋子
筑摩書房 2004-11-11
内容(「BOOK」データベースより)
教授は言った。「相手にとどめを刺しちゃいけません。あなたはとどめを刺すやり方を覚えるのでなく、相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさい。そうすれば、勝負は聴衆が決めてくれます」タレントは唸った。「本物は違う!」今、明される究極のケンカ道とは?フェミニズムの真髄とは?20万人が笑い、時に涙し「学びたい」という意欲を燃えたたせた涙と笑いのベストセラー。
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先日の上野千鶴子つながりで選びました。なんと言ってもタイトルがインパクトありますね。

さて内容ですが、遥洋子というタレントさんが東大大学院の上野ゼミに入って、悪戦苦闘している様は面白かった。日本語の文献でその日本語がわからない!と泣いているところなんて、実感あるなあと思う。違う例だけど、上野教授が三ヶ国語を話す(英語・大学での日本語・一般向けの日本語)という説明で、

「オポチュニティ・コストで考えた場合、アンペイドワークのメジャメントは難題です。」
  ↓
「もし、同じ時間外で働いたら、いったいどれくらいお金がもらえるか、どう計算します?」

とか笑った。学問言葉って、その言葉の持つ定義含めて考えるから、どんどん難しくなっていくよねえ。

しかし、学問の書として読むにはちょっと著者の文に知性が感じられなかったので残念でした。引用文がたくさんあるので、「あー、フェミニズムってこういう学問なのか」というのはわかるんだけど、それを彼女なりの解釈で説明しているとは感じられなかったので。そしてやっぱり上野千鶴子教授は勉強していない学生には怖そうだったよ!そういう先生のほうが良い先生なんだろうけども、自分がそんなゼミに居たら凍ってたろうなあ。

しかしまだまだ興味が湧いたので、もう少しフェミニズムを読んでみたいと思いました。なんなら講演とか聴いてみたいわ。

エウロペ行き

というわけで、今週金曜日から20日ぐらいヨーロッパに行ってきまーす。

まー、あれなんですよ。弟(既婚)がドイツにいるんですが、親がヨーロッパ行きたいって言ってて弟の休みがちょうどありまして、それに併せて行きたいと。でも親だけじゃ不安なんで、私がガイド代わりに一緒に行くことになりました。

姑(母)と小姑(わたし)がずっと家に居ると、お嫁ちゃんが可哀想なので、ドイツからスペインに飛ぶよ!スペイン行ったことあるんだけど、今回はアルハンブラ宮殿観にマドリッドからグラナダへ下がるよ!またバルセロナでガウディ観てくるよ!

でもあとの予定は決めてないの。フランス行くか、ベルギー・オランダあたり行くか……。まぁ適当にワインとビールを浴びるように飲むつもりだよ!

学校がまだあるんだけど、しょうがないねー。これ出席日数足りなくなると思うんだけど、どうしようもないねー。何かわたくしに用がある人は早めにご連絡くださいませ。いないと思いますが。

『真剣師小池重明の光と影 / 団 鬼六』

真剣師小池重明の光と影 (小学館文庫) 真剣師小池重明の光と影 (小学館文庫)
団 鬼六
小学館 2002-12
出版社 / 著者からの内容紹介
アマ将棋界の強豪、小池重明が44歳の若さで短い生涯に投了を告げ、早10年がすぎた。高段位の花形プロを次々と打ち負かして無類の強さを発揮する一方、人妻との駆け落ちをくり返した破綻の人生だった。真剣師とは賭将棋を生業とする、いわば将棋のギャンブラーのことで、その稼業はいまや完全に消滅している。小池の晩年を伴走した団鬼六氏だからこそ書けるエッセイや小説に加え、小池自身が書き残した『自叙伝』収録し、最後の天才真剣師の実像に迫った。
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相変わらず手元に本がないので、親の書棚から見繕って。選んだポイントは棋士の話ということと団鬼六が書いてるの?!という驚きから(ご存知だとは思いますが、団先生は官能SM小説の大家でいらっしゃいます)。

感想は、うーん、古い言い回しを知ってるなら楽しめたのかなあということ。団先生が真剣師(お金をかけて勝負をする人たちのこと)を江戸時代の武士のような言い回しで描いてるのですが、私にはちょっと難しくてそれを楽しむだけの余裕が持てなかった。だって、「──将棋に対する未練、断ち切り難く、再び、東京へ立ち戻り候。厚顔の至りに御座候えど以前の御厚情におすがり申す次第。何卒、今、一度、御指南番の末席にお加え下さりたく、伏してお願い申し上げるしだいに御座候」という感じなのよ。目がすべってしまうわ。

この小池さんの生き方、またもや「時代」という感じですが、すごい人生の人もいるもんだなあと。ほんとに将棋好きだったんだと思うんだけど、いかんせんお金と女に緩かったようですね。しかし、そこまで女に入れ込むというのがすごい。しかも次から次からと。どっかでも書いたけど、昭和だよなあ。

片一方では嫌われ、片一方では好かれる。そのキャラクターもすごいが、それを受け入れたまわりの後援者の人も度量が広いと思った。こういうのも「お金持ちの粋」といえるんですかね。

クロックス(CROCS)

クロックス - メリージェーン CROCS Mary Jane クロックス – メリージェーン CROCS Mary Jane
・クロックスの基本である履き心地のよさに女性らしさ、ファッション性をプラスした “メリージェーン”
・ワイズ(靴幅)がケイマンなどに比べると細くなっており、女性向けに設計されたデザインです。
・ダブルストラップ仕様でかかとから足全体までしっかりとホールドされ、抜群の安定感が得られます。
・底面の中央部分が盛り上がる形状になっており、ソールの返りもよく安定した歩行を約束します。
・スリムワイズなのでシャープな印象と、女性らしさ、ファッショナブルさに富んだ商品です。細身のパンツなどとも好相性です。雨の日の1足やルームシューズとしても大活躍します。
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……やっちゃった。買っちゃった。あれだけ「ないわー」って言ってたのに、買っちゃった。

Renate(友達)曰く、「海外で会う日本人の98%が履いてる」という話を聞いてたのにも関わらず買っちゃった。98%て。

ち、ち、ち、違うの。自分のを買う気はなかったの。ただ親の誕生日で「サンダル欲しい」って言ってたから、じゃー履きやすいって言うからいいんじゃないの?ぐらいの気持ちだったの。最初フツーのを選んだの。しかしデザインの好みとかわからんなと思って、もう一個買うことにしたの。そしたら、もう一人分買わないと仲間外れで可哀想かしらと、もう1つ買ったの。

ど ん な ク ロ ッ ク ス 家 族 誕 生 秘 話 だ。

そんなこんなでごめんなさい。もう夏も終わりなのに、流行も終わりなのに、あれだけ言ってたのに、買っちゃった……。