送別会(秋)@新宿

そういうわけで、前述のTL&もろもろの送別会。

TLさーん!!あなたが居なくなったらアタシの仕事がまわりにくいよー!!(←結局ここ) 

……泣いてもしょうがないのであきらめるけど、これからやりにくいなあと空を見上げる秋の人事でした。

ちなみに調子が悪いのでさくっと一次会で帰ったけど、若者は朝までコースだって。すごいねえ。

『アフリカで寝る / 松本 仁一』

アフリカで寝る (朝日文庫) アフリカで寝る (朝日文庫)
朝日新聞社 1998-07

内容(「BOOK」データベースより)
砂漠で、サバンナで、気温46℃の世界で、寝る。記者としてアフリカに暮らし、アフリカを愛してやまない著者が、自らのさまざまな「寝る」経験を通して現地の人々の生活を描き、アフリカの現在に迫る。”本物の出会い”の素晴らしさが胸を打つ、日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

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先日の「アフリカを食べる」が面白かったので、続編。

アフリカのエッセンスはたぶん前作で凝縮されているので、おすすめするなら前作だけど、こちらも楽しんで読んだ。

この頃、本を読むといろんな知人を思いだします。「これ、○○が読んだらどうなのかなあ」と思って、プレゼントしてみたいんだけど、いきなり本を読んで!と渡されると、プレッシャーに感じるかなあ。自分がされたらと想像するに、早く読まなきゃとプレッシャーに思うかもしれないけど、横に本を積んでおくのは好きなので嬉しい気もするんだけど。

でもやっぱり他人に本をプレゼントするという勇気が出ない。

そういうのが平気な人には、私が思うその人へのオススメの本をあげたいと思うんだけどな。

野村ビル@新宿

20090925.jpgいつも(ry とご飯。

写真は食事のあとのカフェ屋なんですが、バリスタってすごいわねー。

あいにくこのコーヒーは牛乳が強くて濃いコーヒーが好きな私にはイマイチでしたが、技に感服。

野村ビルの上になんかあるよ、ということで行った店はラ・ベットラ・ペル トゥッティというイタリアンでしたが、まぁ普通でした。

どっかにコストパフォーマンスが良く、かつ美味しいお店ないかな~。

『アフリカを食べる / 松本 仁一』

アフリカを食べる (朝日文庫) アフリカを食べる (朝日文庫)
朝日新聞社 1998-07

内容(「BOOK」データベースより)
アフリカの人々は、サルを食べるが豚は食べない…なぜ?アフリカ通の著者が、大陸の風土・歴史を背景に、「食」を通じてアフリカの人々を描く。食が地域に根ざすものであること、文化の共存は他者の価値観を尊重するところに始まることを感じさせる、洒脱なアフリカ体験記。

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病院通いは4日ぐらい続いております。炎症反応が消えないんですよ。24日も、もう一度検査しに行くことになっちゃた。せっかくの休みをPCに張り付きってどういうことだ。いつもと変わらんじゃないか。

そういうわけで図書館にも行けてないので(痛くて)、家の本棚から拝借。いやー懐かしくもあり、知らないこともあって面白かった。著者は朝日新聞社のアフリカ駐在員で、まさに地元に根付いた「食」を描いてくれている。うまいこと言うなあと思ったのは、アフリカの食文化を総称して 「熱湯でこねた穀物の粉」を「トマトと塩味の肉煮込み汁」で食べる、と言ったのはそのとおり。

アフリカは食「文化」ではないかもしれないけど、それでも色々と食べ物があるのは確かで、著者は本当に現地の人と同じものを(好奇心で?)食べているのに好感が持てる。ヤギの血を飲んだり芋虫を食べたり羊の目玉を食べたり。日本人から見るとゲテモノのように思えるかもしれないが、現地の人が食べているものはそこに文化があるんだと思う。私らが生魚を食べるのも、ずいぶんと変に思われるようだしね。

思い返すのは、昔、MZでお手伝いさんに連れられて彼女の村に行ったときのこと。マンゴーで作ったお酒を勧められたのね。ペットボトルの容器に果汁をいれて自然発酵させたものだと思うんだけど、それをプラスチックの器でハイと渡され、恐る恐る飲んだら、周りに群がっていた村人たちがワッと喜んだこと。自分たちが食べているものを他人が食べてくれるというのは、何故だか人を連帯させる力がありますなあ。同じ釜の飯を食べた、じゃないけど。

あと協力隊の知人たちに感謝したいのは、その地域に友達が行ってたなあと思うと急に親近感が湧くこと(笑)。おかげでどこの地域の話を読んでも、興味深く読めました。

この本でMZを思い出していたら、たまたま元生徒からメールが来てあらまー偶然て続くわね。ほんと、たまーにだけどアフリカの青い空が懐かしく思い出されて行きたくなるときがありますよ。

『月と六ペンス / サマセット・モーム』

月と六ペンス (岩波文庫) 月と六ペンス (岩波文庫)
モーム(著) 行方 昭夫(訳)
岩波書店 2005-07
<表紙より>
皮肉な笑みを浮かべながら、自分は”通俗作家”だとうそぶいていたモーム(1874-1965)だが、その作品の底には、複雑きわまりない矛盾のかたまりとしての人間にそそぐ、<人間探求者>の飽くなき目があった。芸術の魔力に取り付かれた男の徹底したエゴイズムを、シニカルな筆致で巧みに描いてみせたモームの代表作。
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ここんとこ、DQ9に忙しくて通勤中に本を読んでなかったのですが(通勤中にDSをやるな!というご指摘はごもっとも)、点滴のために病院通いがあったので読了。

先日のゴーギャン展でゴーギャンに興味を持ったんですが、そういえば彼をモデルにした小説があったなあということで選びました。いや、なかなか面白かった。ゴーギャンがモデルというか彼を彷彿させるけども、うまくフィクションと混ぜ合わさっていた。語り手の小説家の青年の視点が冷静で少し皮肉もきいてて、こういう感じは好きだ。

ストリックランド(小説のなかの画家)は、かなりひどい男で、自分の芸術に向かって周りを巻き込んでいくんだけど、こういう男に惚れる女もいるわよねということで、ちょっとその女性側の気持ちがわかりかけてしまった。本当にゴーギャンがこういう人だったなら、前言撤回して「しょうがない」と言ってしまうかも。

題名が素敵ですが、この由来はモームの「人間の絆」という作品への書評で 「多くの他の若者と同じく、主人公のフィリップは『月』に憧れるのに夢中であったので、足元にある『六ペンス』を見なかった」とあったのから引用されたそうだ。ストリックランドは、美の理想(『月』)を追求しつづけ、世俗的な喜び、富、名声(『六ペンス』)などを投げ出す、ということらしい。なるほど。

腹が痛い

20090917.jpg画像がグロくてすんません。

夜、右下腹部が痛くて眠れず、朝一番に会社に 「盲腸かと思うぐらい痛いんで、医者行ってから出社します」とメール。

近くの医者に行ったら、「うーん、これは虫垂炎の恐れもあるけど、それにしては痛みがまだ少ないんだよねえ」と言われ、他の病院を紹介された。

他の病院にいって、検査の嵐。血液検査、尿検査、エコー検査、CTwith血液造影剤(コントラストをつけるらしい)とか。結果としては、虫垂炎じゃなくて、近くの腸管が炎症起こしてるらしい。

というわけで、手術や入院はなく、点滴と薬で治すことになったのでした。画像は点滴待ちのわたくし。なんか医療ってすごいよなあ。人間ってメカだなあ。なんてつらつら思いながら、じっと腕を見る。

そういうわけで、この忙しい時期に会社休んでいる私なのだった。すべての私の仕事はTLへ。たぶんTLが移動するショックで炎症になったんだと思うよ!!そうだよ、きっと!!

さよならTL@新宿

10月といえば移動の季節。

素敵なYさんに続き、2番目に好きなTL(チームリーダー)が移動との知らせを受けて、もう朝からテンションだだ下がり。もうTLのいない職場なんて、何を楽しみに職場に行けばいいのよ!(←こればっか)

そういうわけで、仕事山積みだったけど「いつ飲みに行くんですか!!」と怒り口調でTLを誘って飲みに行き、さんざん管を巻いた。

もーがっくり。

家族飲み@埼玉屋

弟が来ているので、半休取って埼玉屋という串焼き屋に家族で行く。

ここは弟オススメの串焼き屋さんなのだが、行く前にさんざん諭された。曰く「場の雰囲気を読め。注文はするな。オヤジさんの言うことは聞け」といった具合の亭主関白なお店らしい。

3時50分集合だったのだが、すでにお店の前は行列。4時からみんな飲むのか!そんな広い店内でもないのでギリギリに座れた。生ホッピーというものがあったので、それを注文。おー、なんかいつも飲んでるホッピーとは味が違うなあ。

そして黙って座ってると串が配られるんだが、こ……これは美味い!!いまだかつて食べたことのない肉の美味さだ。私はレバー刺しとか好きなんだが、超レアに塩で焼かれたレバーが美味かった。そして何よりも上シロ。今まで、シロって歯ごたえを楽しむの?なんて思ってたけど、そうじゃないのよ。ふわっとしてるのよ。これはうまーーーーーい!!

さらに牛刺しがあるというので、それも頼む。これがとろける……。生肉なのにとろけるよ……。

面白いのがレモンハイ。氷をいれると薄まるということで、焼酎を凍らしてあってそこにレモンサワー?を混ぜて生レモンを絞ってるのだけど、これがさっぱりとしていてお肉に合う。ちなみに突き出しの野菜もクレソンというところが渋いね。

というわけで、とっても美味しい串焼き屋さんだった!でも改装のため半年閉めちゃうんだって。またいつかいけるといいなあ。

+2人(弟とその嫁) 計43人

『蝶狩り / 五條 瑛』

蝶狩り (角川文庫) 蝶狩り (角川文庫)
角川グループパブリッシング 2008-08-25
内容(「BOOK」データベースより)
女子高生、風俗嬢、キャッチガール、キャバクラ嬢。アイドルばりの恵まれた外見で流行の服に身を包む彼女たちが忽然と消えた。人捜し専門の調査事務所を営む桜庭は依頼を受け、腐れ縁で”逃がし屋”の御曹司・桧林と、親友でヤクザの二代目・松村の協力を得て、失踪した美女たちの行方を追う。彼女らに近づくにつれ明らかになる哀しい現実とは?艶やかさの内側に氷を隠した蝶たちに、ちょっとさえない探偵・桜庭が迫る。
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五條さんの既刊を読破せねばならぬ…!と思いつつ、このブログをはじめてから3冊しか読んでなかった。私が五條さんを評価するのは、女性向けのハードボイルド風というのもあるんだけど、彼女が自分の小説を「文学作品ではなくエンターテインメント作品でよい」とどっかで言ってるのをみてから。

格調高い文学作品も良いけど、やっぱり本は普通に読んで面白いのが一番良くない?

じゃーラノベでもいいのか!という話だけど、ラノベだっていいんだって。自分が面白ければ。文字の組み合わせでいろんな世界が出来て、その世界に浸れるなんて、なんて素敵な活字世界。

そうそう。この本の感想は 「渚ちゃんがかわいそうじゃない?!」 この一言に尽きる。どうも連載一回分が無くなったような結末だった。あれは未完じゃないの!?違うの?!

それなりに前半の内容は面白かったんだけどなあ。消化不良でした。出てくる男の人たちは相変わらず素敵だった。女子向けだが。