『チーム・バチスタの栄光 / 海堂 尊』

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光
海堂 尊
宝島社 2006-01
出版社 / 著者からの内容紹介
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

随分と前のことなんでしょうが、売れてた本なので読んでみた。

バチスタ手術に関しては、漫画の医龍を読んで多少の知識があったから割合と読みやすかった。設定もなんか似てたし。ただミステリーとして読むには、初期からだいたいの犯人の目星がついてたのでイマイチでした。トリック(というほどでもないが)も、とってつけた感じ。

しかし田口くんや白鳥のキャラ付けは良かった。パッシヴフェーズやアクティブフェーズの論調は面白かったよ。こういったトークの技術だけで解決していくミステリーみたいなものはないものだろうかね。どっかにありそうだけど。

「過去を看取るパッシヴ・フェーズ。未来を創るアクティヴ・フェーズ」

お花見@江戸川

20080330-1.jpg友人宅近くがお花見の名所らしいということで、その友人の新しい家(引っ越した)も拝見がてらに江戸川区のほうへ。

あいにくの花曇りだったのですが、桜はちょうど満開でした。桜、きれーねー。でもさむいわー。きっと晴れていたら、出店で売っているビールもたこ焼きもフランクフルトも焼き鳥も、皆様美味しく食べれたことでしょう。家族連れが寒さに震えて食べておられ、かわいそうだったよ。

友人宅で最近お勧めの本など教えてもらう。友人はオカルト・ミステリーあたりの流行が再燃してるようで、私も久々に小栗虫太郎なんて聞きました。

そして推理小説三大奇書なる単語があるということを教えてもらった。ちなみにこの三冊。黒死館殺人事件/小栗虫太郎、ドグラ・マグラ/夢野久作、虚無への供物/中井英夫 らしい。これに竹本健治の『匣の中の失楽』を加えて四大奇書と呼ぶ人もいるそうだが、竹本さんは虚無への~のオマージュだから、やっぱり毛色が違うよね。


20080330-2.jpg

そんな友人のお勧め本をメモしつつ(後日に図書館発注だ!)だらだらと飲んで食べておしゃべりして帰ってきました。

追伸:そうそう、カピバラさんがいたのよ。初めて見たので興奮しちゃいました。

祖母の一周忌

というわけで、法事に行って参りました。

わたくし生まれも育ちも東京なもんで、あまり親族一同会するとかそういうのがなく、非常に疲れた一日でしたよ。とりあえず、親族との会話コンボは決まってますよね。

  1. あらー、にょんたちゃん(仮名)!大きく立派になっちゃって!○○のこと覚えてる?
  2. 今、なにしてるの?
  3. 結婚はしてるの?

……特に2番3番。ほうっておいてくれ。

しかし久々に世の中ってこんな感じだよなあというのを感じました。うんうん。あとお坊さんのお話がへただった。桜が散るのに喩えて「みんな命は散ってしまうから向こうで逢えますよ」って、ご高齢を前に言う話か?

100年の難問はなぜ解けたのか

あー、まずい。いま随分と自分が盛り上がっている。なので変なテンションかもしれない。でもこの一瞬の盛り上がりが自分人生の積み重ねということでメモ。

私が数学が好きだということは何回か書いてますね。まぁ実際のところは、中学卒業レベルの数学で見失うレベルなんだけど、わからないなりに好きなのです。

ポアンカレ予想というのは、ちょくちょくと名前聞いてたのですよ。数学・物理世界のおすすめ本などで。でも難しそうだからいつか読もうと思って欲望リストあたりにメモっておいたのです。そして今日ニコニコランキングで目にした上記の番組(NHKかな?)を観て、もう心臓ドッキドキ。やべー!!これやべー!!キテるよ、私、世界の見方が変わる瞬間に立ち会ってるのか?!宇宙の謎に一歩近づいてるのか?!

詳しくは上記番組に譲るとして、近日の私の流行(宇宙関係)に繋がったものがキタ!それは宇宙がどういう形をしているんだろう?ということに繋がる。簡単に言うと、このポアンカレ予想とは宇宙の外周に沿って一本のロープを沿わせて最後に手繰り寄せたらそれは絡まらずに手繰れるか?ということらしい。それが絡まらずに手繰れたら、宇宙は球体だといえるということだと。絡まるんだったら穴がある(ドーナツ型とか)だとか。まぁ実際、ロープを手繰ってないから実際のところの宇宙の形はわからないんだとしても、この予想をロシア人数学者のグリゴリー・ペレルマンが証明したということだ。しかもこの人、かなりの変人みたいだ。今は賞も辞退して引きこもりらしい。

追伸:このポアンカレ予想、正確に言うと宇宙理論とは関係ないそうです。三次元閉多様体をわかりやすく説明するのに宇宙が使われたとか。そう考えると↓の意見が全然見当違いだった。)

話は飛ぶが何より私が感動したのが、宇宙がどんな形をしていたとしても8種類の形に分かれるとウィリアム・サーストンという人によって提唱されているということだ(ペレルマンの予想はこれを使ってるらしい)。つまり、これってどんな地球上のものでも8種類に分かれちゃうっていうことだよね?違うの?そうだとしたらすごい。たった8種類の組み合わせで全てがあらわせちゃうとは。

とりあえず、その8種類の画像を貼っておく。この話題、ポアンカレ関係の本の感想でたぶんまたする。

space.GIF

 

シュヴァルの理想宮

自分メモ。

世界の建築100選とかいうテレビを観てて、なんか素敵と思った建物。シュヴァルの理想宮 in フランス。

田舎の43歳、郵便局員だった彼が偶然つまづいた石にインスピレーションを受けて、変な建物を33年かけてつくったそうだ。これはちょっとガウディに通じる気持ち悪さの建物!!

ぜひ機会があれば行きたい。

写真はこのあたりのサイトさん。文章はこのあたりのサイトさん。

鰻重@地元

20080325.jpgそういえば鰻を食べていなかった!

というわけで、地元の駅近くで食べた。うな重1350円だよ。

 鰻はいいね。鰻は人の心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。

あれ、エヴァの新作ってオチついたの?ついてるんだったら観たい。ついでに、押井さんの新作スカイ・クロラもジブリの崖の上のポニョも観たい気がする。

『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 / 勝間 和代』

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
勝間 和代
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-10-12
出版社からのコメント(編集者より)
時間管理の本をたくさん読んだけれど、毎日忙しく時間に追われているのは変わらなかった…。そんな経験のある人は少なくないのではないでしょうか。私もそうでした。
そんな人でも本書を読めば「忙しいから目先のことしかできない、成果も実力もなかなかあがらない」そんな悪循環を「余裕があるから、成果も実力もつく。そうするとさらに時間ができて、成果も実力もさらにアップする」という好循環にかえる方法がわかります。実は私も、すでに本書のメソッドを取り入れて、さっそく自分自身の変化と充実感を実感しています。(略)自信をもってお勧めする時間管理の決定版です。
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

こないだ読んだ 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法と一緒に図書館に注文してたため読んだのであって、特に彼女の考えに感銘して2冊目を後追いしたわけではありません。念のため。

さて今回は時間の使い方。このポイントに対しての著者の無駄の省きっぷりは尊敬に値する。何がって、そのいっそすがすがしいまでの「効率化」。例えばプロのサービスに頼む(掃除や子供の送迎など)は想像できるとして、飲み会のメンバーが自分の将来に役立つか計算してそういうくだらない飲み会は断るとか、雑用を押し付けられて時間を潰されるぐらいなら出世を目指すとか。外資系では通じそうな考えだなあと思います。日本の小さな企業ではそこまで割り切ってはできないんじゃないかと感じますが。

さて著者の言う黄金の時間を増やすための5ステップ。

  1. 時間をつくるために投資する
  2. 成果を時間で測る習慣をつける
  3. 必要以上に「いい人」でいることをやめる
  4. やりたくて得意なことを優先する
  5. 腹八分目のスケジュールにする

そして 消費:浪費:投資:空費の時間配分を 50%:10%:30%:10%にするように持って行こうということでした。

いま特に忙しくない私にはそんなに必要じゃないけど、「なるほど」と感じたのは何かをしようとするときは目標をたてるのではなく、「どれを減らすか」ということが問題なのであって、目標に対する「行動を習慣化させる」ことが大切だということ。これは確かにそのとおりだ。何かを「増やす」んじゃなくて「減らして入れ替える」んだよね。

えーっと、まずはインターネット時間を減らさなきゃ(笑)

 

絶品チーズバーガー@ロッテリア

20080324.jpgちょっと外出したので(雨だったのに!)、昼食代わりに食べてみた。噂のロッテリア「絶品チーズバーガー」ってやつだ。

最初の感想は「うわ!見た目小さっ!」でした。思った以上に小さいよ。これ。そして中身はパンとチーズと肉だけというシンプル構成。オニオンもピクルスもないのよ。へー。

気になるお味ですが、「…うん、なるほど。一回食べたらいいか」という具合。まずくはない。むしろ美味しい部類かもしれない。特に話題の肉汁の部分は「何かにつけているのか?」と思うほどにジューシーではある。そしてチーズも伸びるし、チーズらしい。

でもそれだけ。

とりあえず一回食べたらいいやーという満足度であった。

TOEIC2回目

だるい。行きたくない。つかせっかく買った過去問一回も解いてない。こないだから何も変わってないのに何故に申し込んでしまったのか、2ヶ月前の私バカバカ!と大後悔しながら、TOEIC2回目を受けに行った。

前回の結果が出る前の申し込みだったんで、「(前回のが)あまりに点数がひどかったら困る」という保険のために申し込んでたのだ。そして前回の結果がでちゃったら、なんか気が抜けちゃって勉強してなかったのだ。

手ごたえとしては、前回よりリスニングでわからないのが多かった気がする。今のTOEICてアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでの発音が出てるらしい(国名はいまいち不明)んだが、わかる1国と苦手な1国がある!なんかね、クリアなやつがあるのよ。それは理解できるんだけど、なんかすんごい苦手なのがあるの!こもってるの。音が。そいつがまったくわかんない。そういやcoffee と copy とかのひっかけがでてたらしいが、これさえもあやふやに聞こえるのよ。

そしてリーディングのほうは前回が丸々一列近く時間が足りなくて、Aを選んで塗りつぶしたので、今回はガンガン進めていったらちょうどで終った。しかしセクション5(だっけ?)が相変わらずわからん。単語もわからんけど何が答えなのかまったくわからん。だからどれも同じに見えて、必然的にAが多くなる罠。えー??

とりあえず面倒だったテストだけど、あまりのわからなさに気がひきしめられたので、次は7月あたりを目標に勉強しようかと思います。7月と11月の結果で今年の目標をクリアする具合で。

自分メモ:今日テレビで見た アントニオ・マルケスというスペインダンサーが格好よかった。どっかで見られる機会はないか?

オークションその後

つらつらと続けていた YahooオクとAmazon。一ヶ月ぐらいで1万円位は収益がありました。いい暇つぶしでした。

しかし働いてる人には発送作業が少し面倒かなあと思います。Amazonがね、意外に細かく来るのよ。Yahooオクなんかはオークション終了日を同一日にすればいいと思いますが。

でもねえ、売るものが書籍だったからねえ。一冊純利益が120円とかそんなレベルですからねえ。ほんと働いてたらやらないと思います。面倒くさすぎる!一回の飲み代を考えたら何冊発送すんの?という話ですよ。

そして思ったのは、私は自分が理解(実感)できる範囲の金額の増減(~数万円)は楽しめるのだけど、それを越したでかい単位のお金(10万円~)は想像外になってしまうということです。本当にお金儲けしたいんだったら、株でもやればいいんだろうけど30万円の投資ができない。近日の円高のときだってドル買おうかなあと思ったけど、手数料計算など始めたら理解外になって、ぼーとしてるうちに底値は終了(たぶん)ということで。

こういうのって女性一般そうなのかしら。近くの男性陣はみんな株やってて動かす金額も何十万単位だけど、女性からはあまりそういう話をきかないんだよな。