100年の難問はなぜ解けたのか

あー、まずい。いま随分と自分が盛り上がっている。なので変なテンションかもしれない。でもこの一瞬の盛り上がりが自分人生の積み重ねということでメモ。

私が数学が好きだということは何回か書いてますね。まぁ実際のところは、中学卒業レベルの数学で見失うレベルなんだけど、わからないなりに好きなのです。

ポアンカレ予想というのは、ちょくちょくと名前聞いてたのですよ。数学・物理世界のおすすめ本などで。でも難しそうだからいつか読もうと思って欲望リストあたりにメモっておいたのです。そして今日ニコニコランキングで目にした上記の番組(NHKかな?)を観て、もう心臓ドッキドキ。やべー!!これやべー!!キテるよ、私、世界の見方が変わる瞬間に立ち会ってるのか?!宇宙の謎に一歩近づいてるのか?!

詳しくは上記番組に譲るとして、近日の私の流行(宇宙関係)に繋がったものがキタ!それは宇宙がどういう形をしているんだろう?ということに繋がる。簡単に言うと、このポアンカレ予想とは宇宙の外周に沿って一本のロープを沿わせて最後に手繰り寄せたらそれは絡まらずに手繰れるか?ということらしい。それが絡まらずに手繰れたら、宇宙は球体だといえるということだと。絡まるんだったら穴がある(ドーナツ型とか)だとか。まぁ実際、ロープを手繰ってないから実際のところの宇宙の形はわからないんだとしても、この予想をロシア人数学者のグリゴリー・ペレルマンが証明したということだ。しかもこの人、かなりの変人みたいだ。今は賞も辞退して引きこもりらしい。

追伸:このポアンカレ予想、正確に言うと宇宙理論とは関係ないそうです。三次元閉多様体をわかりやすく説明するのに宇宙が使われたとか。そう考えると↓の意見が全然見当違いだった。)

話は飛ぶが何より私が感動したのが、宇宙がどんな形をしていたとしても8種類の形に分かれるとウィリアム・サーストンという人によって提唱されているということだ(ペレルマンの予想はこれを使ってるらしい)。つまり、これってどんな地球上のものでも8種類に分かれちゃうっていうことだよね?違うの?そうだとしたらすごい。たった8種類の組み合わせで全てがあらわせちゃうとは。

とりあえず、その8種類の画像を貼っておく。この話題、ポアンカレ関係の本の感想でたぶんまたする。

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