はじめての哲学史―強く深く考えるために (有斐閣アルマ) 竹田 青嗣 西 研 有斐閣 1998-06 内容(「BOOK」データベースより) 哲学者たちは、何を問い、どう答えてきたのか。彼らとともに、「原理的な思考」の可能性を探る新しい哲学入門。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
245 :名無しさん@6周年:2005/10/20(木) 21:23:26 ID:———
大学に行くと 数学は哲学に、哲学は歴史学に、歴史学は地理学に、地理学は地学に 地学は物理学に、物理学は数学になります 。
2chのコピペだけど、上手いこと言うなあと思った。そーなんだよ、大学で習う哲学は歴史学なんだよ。でも自分の哲学を追求する前に知識として必要なんだろうね。大抵の悩みは前人が悩んでるから。
先日、ドラゴン桜の感想を書いてて、大学選びの時期を思い出した。私は哲学を選んだんだけど、理由が「哲学は一生つきあっていける学問だから」──だったんだよね。それを思い出して「あれ?ここ数年、哲学とつきあってないなあ」と反省。
そういうわけで、いまさらながら記憶を戻すために哲学史再読でした。あれだね、この歳になって読むと新鮮なことが多いね。私は何にでも理由付けをしたくなるので、うっとおしいなあと自分でも思ってたのですが、人類は昔から理由を探しており(存在意義とか世界の理とか)ギリシャ時代から変わってないなあと思った。人間ってそういう生き物なんだなあ。
近代哲学のヘーゲル、フッサールあたりになって目が滑った。入門書なのに(笑)。これ以降の哲学ってどうも言葉が頭に入ってこない。独自の言葉遣いをしているからなのか、そのまえまでの思想の流れを抑え切れてないのか。人の思想を理解するには、本当は原書を読むのが一番いいんだろうけど、哲学は哲学なりの用語があるのでそれを理解するまでが難しい。数学と一緒で数式をわからないと論文が読めない感じか。もう一冊ぐらい近代哲学入門を読みたいと思う。