坂本龍一
Playing The Piano 2009
東京国際フォーラム 18:00
このブログでは一行コメントでおなじみ(?) Hajimeちゃんより、ご友人が行けなくなってしまったとのことで、「お忙しいにょんちゃんのことではありますが」と余計な一言と共にチケットを回していただいた。
坂本教授、実に何ぶりだろう。インターネットとか使って文字がたくさん画面に出てきたライブ以来だよ。
これが本当に良いものを聴かせていただいたよ。実に良かった!out of noiseという新譜を私は聴いてなかったんだけど、新しいのだけではなく随分と古い曲も色々とやってくれた。
画像のとおり、ピアノ一本でやるのだが(しかも教授が気分でその日の曲を決めているようだ)、彼がピアノが上手いということを改めて認識させられた。ピアノ一本のライブだと、私はどうしても矢野(顕子)さんの印象が強いのだが、また矢野さんとは違った上手さがあると思った。音のひとつひとつの出し方が綺麗。リズムが崩れない。旋律というものを非常に意識している。譜面自体はそう難しくはないと思うんだけど、だからこそごまかしが効かないというか、同じ音をさらえてもああいう風には弾けない。そして無性にピアノが弾きたくなった。
あ、写真ですが、ライブのなかで一曲だけ携帯で写真撮っていいという許可があったのです。それの画像です。試みとしては面白いんだけど、みんな携帯に夢中で(私含め)あちこちパシャパシャとうるさく、曲に集中出来なかったのでどうかと思いました。
あと、反省したのは、ニートのくせに人に説教臭いことを言ってしまったこと。Hajimeちゃん、ごめんなさい。ニートで友達も少なく社会を知らないので気にしないでください。
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