KnödelとGulasch

20080808.jpg友達が、たまにはオーストリアの典型的な料理を・・・というので、作ってくれました。

これはクヌーデルという、茹でたパンのハンバーグみたいなのとグーラッシュという煮込み料理です。このクヌーデルは、他のオーストリア人友達もよく「食べたいなあ」と呟いていたので、たぶん家庭の料理なんだと思われます。なんか100種類以上もいろいろあるらしい。余ったパン団子は細かく切ってオムレツに混ぜてもいいんだとか。

グーラッシュのほうはハンガリーから伝わってきた煮込み料理で、簡単にいうとデミグラスソースみたいなやつだったが、すんげー美味しかったよ!コツはお肉と同量のたまねぎを炒めることにあるらしい。

食べ物文化交流でした。

風が吹いてるなあ

驚いたことに、Renate(友達)がうちに来てからというものの、立て続けにMZからメールがきている。

昔の生徒だったり、同僚だったり、色んな人から。なんかMZから風が吹いてるとしか思えない。なんというんだろう、この共時性。みんな彼女が来てることとか、何も知らないんだけども。

懐かしいなあと思った一瞬でした。大学時代はこういうスピリチュアルなことを信じていたんですが、まさかこの歳になってまた認識するとは思わなんだ。面白い。

お友達がやってきた その2

さて、友達も滞在しつつ色々と忙しくやっております。私は学校があるんで、朝一緒に出て帰りに合流しているんですが、友達はぐるっとパスなど購入してまわっている模様。すごい勢いで日本語を学んでいますよ。

そんな友達が感じた異文化 in 日本

  1. 女の子のまつげがくりんとしているのに驚いていた。つけまつげのことだが。
  2. スーツの男性が白シャツばかりなのは何かルールなのかと首をひねっていた。ピンクとかカラフルな色を着ればいいのに、と。
  3. 日本食はヘルシーでいいわ!と言っていたが、単純にうちが老人ばかりで野菜が多いだけだと思われる。
  4. 人の幅が広いらしい。古いスタイルもあればアバンギャルドな若者もいるということですかね。
  5. 新宿駅に新しくできている東京モード学園のビルにかなり惚れ込んだ模様。何十枚も写真撮ってた。

以上、何か気づいたらメモしておきたいと思います。

なるほど、と自国発見。

お友達がやってきた その1

というわけで、MZ時代の友人のRenate(オーストリア人)がうちに立ち寄っております。

どうも日本には6週間ぐらい居るらしい。トータル1年ぐらいの旅行のようで、すでに世界旅行の様相を呈してきております。
うちにはどれくらいいるのかどうかわかりませんが、とりあえずしばらく居るようです。

しかし話を聞いていると、どんどんスピリチュアルになってきていて驚いた。ネパール3週間トレッキング、バリで瞑想修行、タイでタイマッサージの資格の取得、そして日本のあとにカトマンズで10日間の修行(しゃべらないでずっと瞑想するとかなんとか)。

当然日本の行く場所は熊野や永平寺だ。いいなー、私も行きたいなー!

そんな彼女がうちで驚いていたのは、扇風機にもリモコンがあることでした(笑)。

いぇーい、技術立国ニッポンだぜ!

Rock in Japan Fes 2008

20080802.jpgというわけで、毎夏恒例の夏フェス参加してみたよ。いつもの友と。

写真は 下左横のつなビィに色々あるので、興味ある人は見てみるとよろし。食べ物ばかりだけど。

そう、今年のベストアクトは食べ物だった!以下、適当コメント。

  • 最初のアクトがパフュームで、超観たい!と張り切ったのにバスがぎりぎりに到着し、すでに入場規制が敷かれていた。LakeステージじゃなくてGrassでやればいいのに!!すっごい小さなすき間から映像を観れたけど超かわいい(ような気がした)。
  • しょうがないので、テントスペースでおうちを設営。まじで20秒でできた(みんちゃんが勘で建てたらできた)。
  • とりあえずご飯。ケバブ。
  • DJブースでも行くかと Polysicsの人のDJ。オーケンをここで予習。
  • ハングリーフィールド偵察。背後で歌ってるチャットモンチー。女の子バンドなんだ?
  • お昼ごはん。タイのグリーンカレーは何故こんなにも美味いのか。
  • 昼寝しようと思ったのに、もうacidmanの出番。acidmanのライブはボーカルの音量がぶれるのが気になった。CDのほうがいいなあ。
  • そのままマキシマムザホルモン。あのアゲアゲ&ナヲ姉のトークの上手さはすごい。
  • ホルモンを最後まで聴くことなく、豚ハムを買いにでかける。この豚ハム。後ろの男の子が「俺は豚ハムを買いに明日も来る!」と言い切ったから食べたけど、うん、普通。
  • 来ました、筋肉少女帯!オーケン生で観るの初めてだ。そしてMCが異常に上手いぞ。踊るダメ人間のXジャンプをマスター。オーバー40のヘヴィメタバンドというのをアピっていた。9月に武道館をやるらしいんだが、人は集まるのか心配。
  • 最後のバンドは両方とも知らないので、そのまま最後の締めとしてタイラーメンを食べる。うん、美味い。

という感じでした。これはフェスに参加したといっていいのかどうか。しかし、あまりにもダラダラしたからか、身体は非常に元気です。いつもだったら次の日死んでるのに……。

でも夏の野外フェスの雰囲気を楽しんだから、これでいいのだ!

『今夜、すべてのバーで / 中島らも』

今夜、すべてのバーで (講談社文庫) 今夜、すべてのバーで (講談社文庫)
中島 らも
講談社 1994-03
出版社/著者からの内容紹介
第13回吉川英治文学新人賞受賞/必読のアル中小説/1ページごとに笑い泣く、前代未聞の面白さ!卓抜無類のユーモアとペーソス満載の最新長編。
完全無欠のアル中患者として緊急入院するハメになった主人公の小島容。全身ボロボロの禁断症状の彼方にほの見える“健全な生活”。親友の妹さやかの往復パンチ的叱咤激励の闘病生活に次々に起こる珍妙な人間たちの珍事件……。面白くて、止まらない、そしてちょっとほろ苦い、話題沸騰、文壇騒然の長編小説。
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お酒が強いわけでもないですが、好きなのです。

ビールを1~2缶程度なんだけど、全く飲まないという日が数えるほどしかありません。これもアルコール依存症と呼ぶのかしら?と首をかしげたこともありましたが、これを読むと全然違うなとも思います(笑) そんなお酒飲みの人のための小説。

これは”面白い”というのとは、ちょっと違う不思議な感覚の読み物だった。中島らもの実体験が元になってるんだけど、完全なノンフィクションというわけではない。ただ出てくる登場人物がそれぞれ非常に個性的なキャラだ。また病理学的な観点からアルコール中毒の怖さを淡々と描いている。でもお酒を飲むことの楽しさも描いている。相反するんだけどどっちもよくわかるんだなあ、ふしぎ。

中島らもはちゃんと読んだことがないので、わかぎえふとの関係は実際どうだったのかなあ(彼女を想像させる人も出てくるので)とか思ったりしました。でも非常に破天荒な人だったというのは伝わってきたよ。昭和という感じだなあ。平成の世でこういったタイプの人は出てこないだろうなあ。

ただただ早い死が残念です。生きていたらどんな晩年を送ったのかしら。

ムサカ

20080730.jpg ふははは!人がゴミのようだ!

……というわけで、最初はムスカ大佐と間違えていたんだが、ギリシャ料理のムサカっちゅーのを作ったよ。

これは野菜風ラザニアとでもいうのだろうか。一番下の層がじゃがいも。次にミートソース。そしてなす。上がホワイトソースとチーズだ。ホワイトソースにヨーグルトを混ぜたので、さっぱりと出来た。これ美味いわ。

でも作るのは面倒だったー。ミートソースとホワイトソースさえ作りおきしておけば、もっと簡単にできるかな。さっぱりしてるけどコクのあるものを食べたいときにおすすめ。

3イベント

  1. 世界遺産検定セミナーに行った
  2. MZの所長や語学の先生や隊員さんとバルバッコアでお昼を食べた
  3. こんぷ組で亡くなられた方の一周忌でお墓参りに行った 

自分としては3つの出来事が同日でちょっと疲れてしまいました。

1の世界遺産検定セミナーは教科書代2500円+セミナー代500円=3000円のやつなんだけど、面白かったのよ。しかしこの内容を、3で会った西洋史専門のUちゃんに話したら、「にょんた、お前はこれのどこがいったい新しかったんだ?」と首をひねられた。ええ……!例えばサンクトペテルブルグ(英語でSaint-Petersburg)の意味は聖ペテロの町で、ペテロ(ラテン語)=ピーター(英)=ピョートル(ロシア語)で、ピョートル大帝の町だったりとか、ポルトガルシントラのペナ宮を作ったフェルナンド2世はルードヴィヒ2世のいとこで、ルードヴィヒのノイシュヴァンシュタイン城がうらやましくて作ったとか。そういう話が新しかったのですけども。すいません…地理も歴史も無知です!!しかし世界遺産本はぱらぱらと眺めているだけでも楽しいです。

2は本当に久々にお会いした方も多く、みんなお元気そうでなによりでしたねー。おいらが働いてないと言ったらものすごく驚かれたのですが。すいません。

3も久々な皆さんでしたが、こんぷ組のみんなは楽でいいわー。好きです。あともうあの事故から一年も経つのかと思うと、時の流れが速いと感じました。来年は胸を張ってN先生に会えるといいんですけども。

『困ります、ファインマンさん / Richard P. Feynman』

困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫) 困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)
Richard P. Feynman 大貫 昌子
岩波書店 2001-01
出版社/著者からの内容紹介
『ご冗談でしょう,ファインマンさん』につづく痛快エッセイ集.好奇心たっぷりのファインマンさんがひきおこす騒動の数々に加え,人格形成に少なからぬ影響を与えた父親と早逝した妻についての文章,そしてチャレンジャー号事故調査委員会のメンバーとしてとらわれぬ発想でいかに原因を究明していったか,その顛末が報告される.
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こないだのエッセイに続く2冊目。これまた非常に面白く読めました。

やはり彼の技術者としての矜持とパワーがすばらしい。物理学とかあまり関係ないので、「科学者とはどういう人か」や彼のウィットに満ちた行動を楽しむのが良いと思う。

ロケット打ち上げ失敗の原因を探る事故調査委員会に嫌々入ったファインマンさんだったけど、その調査方法が事務仕事であがってくる書類を待つのではなく、現場の技術者と語り合って原因を突き止めようと現場を駆けずり回ってるのが良かったなあ。「事件は現場で起こっているんだ!」じゃないけども。

マンハッタン計画にも関わったファイマンさんですが、日本が大好きだったようです。しかも旅館が気に入ってたそうな。さらに自分の名前を「不敗魔」と自己紹介したとか。

面白い人だったのに、もう亡くなられてて残念です。

コールドストーン@渋谷

http://www.coldstonecreamery.co.jp/学校の人に帰りにアイスクリーム食べに行かない?と誘われ、行ってみました。コールドストーン。噂には聞いてたのですよ、冷たい板の上でアイスクリームを混ぜるとかいうアレ。

しかしなんですか、このファンシーさは!名前がベリーベリーベリーグッド(veryではなくBerry)とか、ロマンシング・ザ・チーズケーキとかすごいわ。そしてサイズが Like it(スモール), Love it(レギュラー)とか言うの。なんだそら!!

そして何より鳥肌が立ったのが、板の上でベースのアイスとトッピングを混ぜるときに、店員さんが歌うのよ!「ハイホー♪ハイホー♪」みたいな歌を!!

ここはどんな デ ィ ズ ニ ー ラ ン ド だ。

私はミントミントチョコレートチョコレートチップを食べたんですが、正直甘かったです。チョコレートチップはいらなかった。味も普通だし。特筆するべきことはないな。

あ、今日山の手乗るときに、ちょうどドアが閉まって、おかあさんと幼い姉妹ふたりが取り残された場面に遭遇してしまいました。ドアが閉まった瞬間、姉妹号泣(姉妹が駅に取り残される)。我々が保護して、おかあさんが来るまで一緒に待ってたんだけど、5歳ぐらいじゃ心細いよなあと昔を懐かしく思いました。そういや、私も親とはぐれた場面を想像して泣きそうになった子供時代もあったわね。お子さん連れの場合は、子供を先に乗せないと駄目なのね~と知った日でした。