グランビエール2013

20130427.JPGビールが好きだ。

と同じ書き出しにしましたが(笑)、去年も行ったグランビエールという地ビールの試飲会。もう幸せってこのあたりにあるんじゃないかしら、本当に。

50ccの試飲グラスで30社80種類の銘柄が楽しめます。嗜好品って自分のなかでもブームがあるんですが、最近はビールもワインも軽目が好きになってしまいました。ビールもいわゆる黄金色のピルス系が好きなのです。なので、小麦などの白ビールから始めて黄金色を攻めて28種類ぐらい飲んだ。今回は食べ物券付を買ってみたんだけど全部は食べきれなくてお持ち帰りにしたので、来年はこのあたりを要検討だな。

途中で若いお姉さんに「ビール詳しそうですけど何がお勧めですかー?」なんて訊かれて偉そうに答えてしまいましたが、ほんというとよくわからんです。勉強したいんだけどなー。でも色で分けるのが簡単でいいと思うんだけども。

面白いことに二年連続で私と友人のお勧めは愛知県の盛田金しゃちビールでした。ここはハズレがないんじゃないのかしら。次点は伊勢角屋麦酒。あと、地ビールじゃないんだけどドイツ・オーストリアビールを輸入しているJENAのビールはどれも良かった。あー、楽しかった。また来年も行こうと友人と約束したのであった。

『レーン最後の事件 / エラリー・クイーン』

レーン最後の事件 (角川文庫) レーン最後の事件 (角川文庫)
エラリー・クイーン 越前 敏弥
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-09-23
内容(「BOOK」データベースより)

私立探偵サム元警視を訪れた奇妙な七色の髭の男。何百万ドルもの価値がある秘密に繋がる手がかりの入った封筒を預かってほしいというその依頼が、一同をかつてない悲劇へと導いていく。消えた警備員の謎、シェイクスピアの貴重な稀覯本すりかえ事件、不審な愛書家、そしてサムの美貌の娘ペイシェンスに危機が迫る時、元俳優のレーンの推理は…?!いよいよクライマックスを迎えるドルリー・レーン四部作、新訳完結編。

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読み続けた悲劇四部作。ついに最終巻。こうきたかー!というラスト。

なるほど、これはX、Y、Zと読まないと面白みがない。そしてシリーズ通じて一種の雰囲気があるのがいい。シェークスピア劇の老優ドルリー・レーンの舞台だ。相変わらず、ペイシェンスにイラっときてしまったけど(絶対、襲撃されるだろう!とか)、でも世代交代ってこういうことなのかも。

しかし、どこかで読んだミステリーのネタが入っていて、そうか、私がかつて読んでた日本の本格推理といっても、元ネタはこのあたりなのかなと思った。オリジナルは1930年代に書かれてるらしいが、今でも十分楽しめる内容であった。

クラッシック声楽レストラン

“愛と酒と歌は、よろこびと楽しい雰囲気を創造する” とはその店のお言葉でしたが、うーむ!

とあることを考えていたら、会社の方に 「それだったら、にょんたさんに紹介したい方が。面白いかもしれません」と誘われて行った先が、クラッシックの生歌を聴かせるお店で、それだけで新しい出会いでした。アリアやオペレッタなどがライブで提供され、ドイツビール屋にありがちな皆で輪になって踊るのもあり(笑)。

で、紹介していただいた方は、御歳80歳や60歳のオジサマの方々だったんですが、いろんなお話を聞かせていただいて面白かったなー。あまり私の疑問の解決にはならなかったんだけど(むしろ止めたら?といわれた)、それはそれ。別にそういうのを期待して行ったわけでもないし、単純に新しい場所で新しい人と会ってお話するのは楽しい一夜でした。けっこう飲んでしまったので、久々に自駅を乗り過ごしちゃった。Sさん、連れていっていただいてありがとうございました!

時空を超えて

暖かくなったしとジョギングしたらまたもや腰を痛めてしまい、一年に一回の恒例友人たちとのお花見をキャンセルしてしまったわたくしです。反省……。無理がきかない年齢だという神様のお告げでしょうか。

さて、今回は久々に話す人々の話。

ここのところ、久々な人と話す機会が多く、懐かしいと思う前に「あれ、前に会ったのって3日前だっけ?」という感覚になって不思議な気分でした。一人は7年ぶりぐらい。ちょっと用事があって連絡先を探し出して、Skypeしました(スウェーデン在住)。全然久々感がなく、話してる内容も日本視点ではなくて新鮮だったなー。

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飲み物色々

20130407.JPG会社での飲み物集合。

緑のサーモマグは友人からの誕生日プレゼントで主にコーヒーを飲んでます。真ん中のロシアのスタバタンブラーは会社の人のお土産で今はお茶用、残りは見てのとおり通販でまとめて買ってるクリスタルガイザー・笑。

普段使いのものを人から戴くのって嬉しいですね。タンブラーは数年前のお礼で貰って、悪いなあとも思ったけど素直に嬉しいもんです。このサーモマグも友人にリクエストしてたのよね。わざわざポチってくれてありがとう。

こういうのって、使うときにその人を思い出したりするよね。しばらく会わなかったとしても、私が思い出したときは相手が元気でいるようにお祈りしたいと思います。

『シュガーマン 奇跡に愛された男』

20130405.JPG「これは現代のおとぎ話だ」とどこかの批評にあったような気がするけど、まさしくそんな感じ。

彼、ロドリゲスは1970年代にデビューするもアメリカでは全然売れずにシーンから姿を消す。しかし、南アフリカではアパルトヘイトのなか一大ムーブメントを巻き起こしていた。彼についての情報は全く無く、噂ではステージで銃自殺をしたとのことだった……。

結末は言わないほうがいいと思うんですけども、このドキュメンタリーはかなり良かった。こういうことってあるのか。何かのきっかけで人生ってずいぶんと変わるんだろうけど、ブレない自分を持っている人というのはとても素敵に見える。

彼の音楽も良かった。確かにボブディランに被る部分はあるんだけど、もうちょっと庶民(というか下層部?)寄りな気もした。そして出てくるモータウンのおっさんがマフィアさながらに悪そうな人で、70年代モータウンのイメージが変わった。

なんでアメリカで売れなかったのに、南アフリカであんなに売れたのか。音楽は普遍なのかそうじゃないのか。彼は南アで売れてアメリカで売れないことはどう思ったんだろう、などとつらつらと考えた。

スパイス酒いろいろ

20130303.JPG画像がちょっとわかりにくいかもしれないんだけど、スパイスコーディネーターに教えてもらって、色々なスパイス酒を作ってショットグラスでちまちまっと飲んでおります。

これが結構美味しい。

ベースはテキーラやホワイトラム。そこに各種のスパイスを漬けてます。内容は、クコの実(+と何か)、友人曰くのオイゲノール三兄弟(クローブ、オールスパイス、シナモン)、ジュニパーベリーと柑橘、カルダモンと柑橘、ジンジャーなどなど。

クローブ+オールスパイス+シナモンは割とこってりした感じになる(と思う)のでラム酒に合わせるのが良かった。カルダモンやジュニパーベリーはテキーラのほうが爽やか感が出ていいかな。柑橘系は冬の間にみかんの皮を干して陳皮にしていたのでそれを適当にいれてるけど、レモンやオレンジの皮でもいいらしいよ。ベースのお酒を余ってたピンガ(ブラジルのさとうきびのお酒)にしても良かった。

気分次第でいろんな味が飲めるのがいいのです。詳しいことは スパイスコーディネーターのページにもあるから興味のある方はどうぞ~。

 

『Zの悲劇 / エラリー・クイーン』

Zの悲劇 (角川文庫) Zの悲劇 (角川文庫)
エラリー・クイーン 越前 敏弥
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-03-25

内容紹介

黒い噂のある上院議員が刺殺され、刑務所を出所したばかりの男に死刑判決が下されるが、彼は無実を訴える。サム元警視の娘で鋭い推理の冴えを見せるペイシェンスとレーンは、真犯人をあげ彼を救うことができるのか
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ドルリー・レーンの悲劇4部作の三部目。

あー、これはあれだ。森博嗣先生でいうところの萌ちゃんパターンだ。ということで、サム元警視の娘さんが推理してたんだけど、やっぱりミステリーの女探偵はちょっと苦手。

レーンがずいぶんと歳とってきたイメージだった。内容としては前作にくらべ割と地味なのよね。推理の手がかりが消去法らしいんだけど、結果がわかってもふーんというところだった。

次で最後のシリーズ。さて、どうなるのかな?

大阪B級グルメツアー(3/24-26)

20130326.JPG年度末までに使わなければいけない有給があったので、大阪へ二泊三日のB級グルメを食べる旅に出てみました。

そういえば、大阪って一日二日ぐらいしか居たことなくて、あまり知らないのよねー。というわけで、こだまで四時間(!)かけて大阪へ。……いや、びっくりした。日本も広いよね。ちょっと移動しただけで、こんなに別文化があるのかと驚きました。

当たり前だけど関西弁。みんなが「せやなあ」とかしゃべっている。エスカレーターで右に並ぶ(東京は左)。うどんのスープの色が薄い(でも塩気はそれなりにある)。食べ物が安い。昼間から飲める店がたくさんある。地名が日本史。東京より人ごみが少なくて歩きやすいなあと思ったら、デパートの食品街は平日午後でもすごい人がいた。

……うん。私、機会があったら大阪住みたいです。

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物を創りだす人

20130322.JPGここのところ縁があるスパイスコーディネーターが、彼女の友人たちとギャラリーで手作りのものを販売するというので、会社帰りに寄ってきました。

ギャラリーを借りて、いろんなものを販売してたんだけど(彼女はスパイス石鹸。食べられるものだけで作る、というのがテーマにあるらしい)、物を創り出せる人ってすごいなーと感服しました。自分だったら買うようなものを作れるなんて!

でもなんにせよ、創る(生み出す)ことって楽しいよね。それが文章であれ、料理であれ、お裁縫や日曜大工でもさ。創造性って人間の本性と繋がってるのかしらと思った。何で創るのって楽しいんだろ?

せっかくなので何か買って帰ろうと思い、写真中央のぬいぐるみのワンちゃんと友人作成のクローブ石鹸を頂いてきました。このぬいぐるみ、フェルトも縫製もしっかりしてなかなか可愛いのよ。Normalな柄を選んだので、ノルちゃんと密かに名前をつけて可愛がっております。