ごぼうのマヨサラダ

自分用メモ。こないだ作ったら美味しかったので。

1. ごぼうをささがき(面倒だったらピーラー)にして水1/2、みりん大1、酢大2、砂糖大1、塩小1/2 で下ゆで。 このお酢大2は私にはちょっと多かった気がする。

2.ごま大1、マヨネーズ大1、酢1、サラダ油大2、ごま油小1、七味で味付け。このときサラダ油はスキップした。七味強めが好みだ。

コンビニで売ってるようなごぼうサラダが食べたかったのだけど良い感じだった。にんじんも一緒にいれたよ。ちなみにこのレシピはこちらのサイトさんからだよ。

オークションその2

20080222_1.jpg昨日に引き続きオークションの話。私は主に本を売りたいので、文房具屋に行って左記のものを買ってきた。水濡れ防止のビニールと、本がどんなサイズかよくわからんので全種類の封筒を用意してみたり。これで1128円になりました。……あれ?高くね?

そして。

早速なんですが、アマゾンのほうに受注が。うおおー、初の発送作業です!ドキドキします!

しかし振込金額を見て「……うーん?」と首をひねる結果に。それはなぜかというとアマゾンの仲介料。彼ら、手数料取りすぎ。わたくし、900円の本を自分だったら中古でいくらで買うかなーと考え、Amazonの発送料(ユーザーは中古を買うたび1冊ごとに340円が絶対かかります)を鑑みて300円としたんですね。お客さん側はトータル640円払うわけです。まぁそれぐらいならちょっと高いけどいいかな?と自分は思ったわけです。

そしたらAmazonが仲介手数料として225円取ってったの。成約金100円・売り上げの15%、あとカテゴリーごとに一定額という計算式らしいのだが、どう計算されてるのか何度計算してもよくわからん。そして結果的に私のところに415円がきたんだがこれって送料込みなんだよね。そっから送料だしたら純利益って255円でした。この手間かけてこれってする必要性があるのかと思った冬の一日。……はっ!違う違う、お金が目的じゃなくて暇つぶしと物処分したいだけだから良いのだ。がんばれ私。

とりあえず今のところの損益グラフ。とりあえずプラスにまでがんばろう……。


20080222_2.JPG

オークション出品手続き

今日は一日オークション関係の登録をしてみたのだった。

YahooオクとAmazonマーケットプレイスにひたすらデータを打ち込んだのよ。あれは意外に面倒ですねえ、特にヤフオク。写真が必要だからねえ。とりあえずハードカバーの書籍(硬い内容系)はアマゾンへ、漫画とか軽いやつはヤフオクにしてみた。

ヤフオクは出品するのにプレミア登録がいるので月294円かかります。1点出品するのに10.5円の出品料です。それで落札時に落札価格の5.25%が取られます。あとアマゾンのほうは出品は無料ですが、取引制約時に¥100の成約料と販売価格の15%がかかります。──まぁ、どれもまだ売れたことないから確信がもてませんが。

とりあえず累積でグラフをつけはじめましたが、ただいまプレミア登録代と出品料で -312.5円です。明日封筒とか買ってくるつもりなので更にマイナスはかさむ予定です。果たしてこの手間と稼ぎは結びつくのか?!本はどう処分するのがいいんだ?!せどりにまでなれるのか!?(なれない) 待て次号!

ジンバブエのインフレの理由

アルファルファモザイクの猫でもわかる「ジンバブエ」の記事より。

前にジンバブエ同僚からインフレの話はよく聞いてたんだけど(何かを買おうとして店に行く。値段確認。銀行行ってお金おろす。店に戻る。もう値段が違うんだよ!ってジョーク)、なぜインフレがここまでひどくなったか知らなかったのです。白人の農場経営者を追い出したという話は聞いてたんだけど(でもこれは欧米知人から。ジンバブエ同僚は政治が悪いという言い方で白人が撤退したからという言い方はしなかった)。

元が2chスレッドなのでどこまで正しいのかはわからないけど、そうなのかと思ったのでメモっておく。なんなんでしょう、この悪循環は……。当たり前だが政治って大事だね。

ジンバブエの簡単な解説

今までずっと少数派の白人が政治の実権を握っていたが、民主的な選挙で、黒人政治家が増える

とうとう初の黒人大統領が誕生

何を思ったか「植民地時代に強奪された白人の土地資産を黒人へと無償かつ強制的に権限を委譲しなさい」法案を提出

大半の白人が安値で土地資産を売り払って外国へ。

今度は外資系企業に対して「保有株式の過半数を譲渡するように、逆らったら逮捕」法案を提出

外資系企業が国外逃亡する

別に国連もアメリカも、どこの国も経済制裁してないのに、経済制裁と同じ状態に陥る

何もかもの物資が国内で不足するので、
「市場に出回っている物資が不足するなら、物資を持つ物は絶対に市場に売らないといけない」法案を提出

物資の強制売却で、さらに物資不足が深刻化。当然需要と供給バランスが崩れて高値になる。

物資が高値に成り過ぎて買えない人が続出

「物資を絶対に安値で売らないといけない」法案を提出

調達コストよりも遥かに安値で売らないといけなくなったので、当然のごとく利益が出ないから国内企業が次々と倒産する

安定していた経済が、脅威の失業率 & ハイパーインフレ になるのを一年も経たずして達成。おめでとう。

失業者があらゆる物資を強奪し、社会不安が増大、交通機関や警察機関も機能しなくなる。政治も収拾がつかず無茶苦茶に。

数学の神秘

私はバリバリの文系でしたが一部の数学には興味があるのです。

先日、OVDayに行ったときに久々に数学教師に逢いました。彼女は大学院で数学を勉強してるエライ人です。そんな彼女とつらつら話しているときに面白い話を聞きました。

“√2 って無理数だよね。これを平面に取れる(描ける)と思う?”

それが彼女の質問でした。さて記憶を呼び起こしてみましょう。無理数とは分子・分母ともに整数である分数として表すことのできない実数を指す数だそうです。√2は1.4142135623730951が近似値らしいです。んんん、こんなに小数点以下が細かいと正確な長さを取るのは難しそうですよねえ。

しかし彼女の答えは違いました。”ピタゴラスの定理を使うと取れるんだよ”

つまりこういうことです。ピタゴラスの定理(三平方の定理)は「直角三角形の斜辺上に立つ正方形の面積は、他の2辺上に立つ正方形の面積の和に等しい」というやつです。 つまり、直角三角形の側辺をx、底辺をy、斜辺をzとすると、「x2+y2=z2」と表せるわけです。もし x=1, y=1 の直角三角形を作るとすると 斜辺のzは√2 になるのです。きっちり1センチが取れたとして、それで直角三角形を作ってその斜辺を図るとそれが√2。うおおおおお!すごい!そういうことができるのか!

そのほかにも非ユークリッドのこととか、虚数のこととか子供みたいに尋ねました。数の持つ面白さを子供たちに教えたいというのが彼女の夢ですから(彼女は数学の教育者関係です)、こんな先生が教えてくれたら私ももうちょっと数学好きになったかもなあと正直思いました。

えっと、これはとにかく数学に驚いたという話ですよ!

メトロポリタンミュージアム

NHKのみんなのうたが好きでした。

赤鬼と青鬼のタンゴとか北風小僧の寒太郎とか恋するニワトリとかコンピューターおばあちゃんとか。今日たまたま動画で大貫妙子をみて、そういえば名曲があったなと。このメトロポリタンミュージアム、名曲なんだけど子供心に怖かったんですよ。

いやー、なつかしい。

『だれも教えなかった料理のコツ / 有元 葉子』

だれも教えなかった料理のコツ
だれも教えなかった料理のコツ 有元 葉子
筑摩書房 2007-01
売り上げランキング : 10168

おすすめ平均 star
starレシピ本としてではなく
star真面目な本
star料理を基礎から学びたい人にピッタリ

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本を読むにしても合う・合わないとか、読む時期とかあると思うんですよ。今回の本はあまりピンとこなくて、途中で読むのやめちゃった。

どうも内容が私の現状とはあってないような気がしてねえ。塩に3種類はそろえられないよ。あと載ってるメニューも普通で良いんだろうけどにんじんの丸焼きとかね、どうもピンとこなかったのね。

違う時期に読んだら、もうちょっとすんなり入ってくるのかもしれない。食べ物関係は好みがあるから難しいですね。

『プラネタリウムを作りました。 / 大平 貴之』

プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星 プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星
大平 貴之
エクスナレッジ 2003-06
内容(「BOOK」データベースより)
幼いころに星空や宇宙に興味を抱いてプラネタリウム作りを始め、次第に興味を深めながら、時に問題にぶつかりつつも、より美しい星空を求めてプラネタリウム作りに取り組んできた記憶であり、またその心を書き記したものである。
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これは面白い本!小学二年のときに夜光塗料の星で作ったプラネタリウムから、アマチュアでは不可能だと言われたレンズ式プラネタリウムを個人で作成した著者のプラネタリウム作成の歴史である。これは理系を目指す子供にぜひ読ませるが良いよ。

大平さんはひとつ壁にぶつかるたびに色んなことを調べ探求しクリアし、また壁にぶつかって……とモノづくりの見本みたいな人だ。天才ではないんだろう、でもその根気と執念が並外れている。だからこそ、これだけのものを作り出せたんだろう。彼が作り出したプラネタリウムがどれだけすごいかというと、普通のプラネタリウムが数千個からせいぜい一万個程度のところ百万個以上の星を映し出しすメガスターを個人で作り出したということなのだ。個人だからこそ企業で使えるような人手や予算や技術がない。それを知人の助けや代用品(自作したり)、自分で技術を習得などして補い、実に半生をかけてプラネタリウムを作り続けてる。すごいよ、ほんとすごい。

さて、そんな技術者視点とは関係なく私が感じた印象的な場面。彼が上映会をしたときのこと。場所は青山のギャラリー、時は折しもミレニアムクリスマス、そして場内はカップルばかりで彼の作ったプラネタリウムの描く星空に浸っているという情景だ。

そのとき僕はある種の感動と、ひときわの不思議さを覚えたのだ。なぜなら、ここで星空を見せているプラネタリウムのメガスターは、この美の極致とも言うべき空間とはまさに対極の、あまりに雑然とした作業部屋から生まれ出たものだからだ。
作業部屋に入れば、工具や機材、薬品瓶が雑然と並び、机の上にはネジや電子基盤類、床には金属の削りカスや配線の切れ端が散乱している。そして、フォトレジストを感光させないための黄色い照明。およそ、星空の工房などというイメージとは縁遠い七畳間。そんな場所から生まれでた星空が、天と地の差ともいうべき、スパイラルのミレニアムクリスマスを彩っている。そのことの不思議さに奇妙にこみ上げるものを感じたのだ。

美しい星空が狭い七畳から苦労の末に出来上がったというのは、プラネタリウム=ロマンチック=カップル=けっ という方程式じゃない新鮮な視点を与えてくれました。

『涼宮ハルヒの憂鬱 / 谷川 流』

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
谷川 流 いとう のいぢ
角川書店 2003-06
内容(「BOOK」データベースより)
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた―。第8回スニーカー大賞大賞受賞作。
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日本に戻ってきたら、書店にこの涼宮ハルヒ関係が平積み。ニコニコ動画内でもハルヒネタが山積み。アニメ界はすごいことが起きたんだなあと思っていたら原作はライトノベルだったらしい。実はラノベってあまり読んだことなかったのだが(ヲタなのに!)、図書館にもあったので読んでみた。

へー、状況設定とキャラクターの作り方はうまい。少し冷めた目線で世の「萌えブーム」を捉えて混ぜてるあたりが受けたのか?しかし私がハルヒのキャラクターを可愛いと思えなかったのは女性視線だからか?ツンデレはわからん。

キョンくん(主人公の男の子だ)の一般人ぶりは可愛らしい。長門有希の人気は小説からはわからなかった。なぜネットではあそこまで人気があるのだ?!しゃべってる回数が少ないではないですか。

とりあえずいろんなネタの原点がわかったので個人的にはすっきりした。

『夏への扉 / ロバート・A・ハインライン』

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
ロバート・A・ハインライン
早川書房 1979-05
<本裏よりあらすじ>
1970年12月3日、かくいうぼくも夏への扉を探していた。あなたならどんな気持ちになるだろう?もし、最愛の恋人には裏切られ、仕事は取り上げられ声明から二番目の発明さえも騙し取られてしまっていたら……。ぼくの心は12月の空同様に凍てついていたのだ!そんな時ぼくの心をとらえたのは、夜空にひときわ輝く<冷凍睡眠保険>のネオンサインだった!

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──小中学生のころはハヤカワ文庫に夢中でした。

SFなんて読むの久しぶりだなあと思いつつ、古典SFの代表作と言われてるらしいので読んでみた。1979年に書かれたこの小説、未来の世界として2000年の様子が書いてある。現実は小説内のような世界じゃなかったけども、「典型的な」未来の世界の描かれ方が懐かしい。主人公がワガママで抜けてるあたり技術者っぽい性格だと思った。あとSFは造語も面白さの一端なのでたぶん原本で読んだほうが良いのかも。日本語訳はちょっと違和感だ。メイドロボットの Hired girl を 文化女中器って……。

ストーリーは古典的タイムトラベルも混ぜられ平凡ではある。けど主人公と猫のピートのちょっとした描写が良かった。特にタイトルになっている夏への扉のくだり。以下、引用。

彼(ピート)は、その人間用のドアの少なくともどれか一つが、夏に通じているという固い信念を持っていたのである。これは、彼がこの欲求を起こす都度、ぼくが十一箇所のドアを一つずつ彼について回って、彼が納得するまでドアをあけておき、さらに次のドアを試みるという巡礼の旅を続けなければならぬことを意味する。(略)だが彼は、どんなにこれを繰り返そうと、夏への扉を探すのを、決して諦めようとはしなかった。

そして大団円後のラスト。

ただし、ピートは、どの猫でもそうなように、どうしても戸外へ出たがって仕方がない。彼はいつまでたっても、ドアというドアを試せば、必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、棄てようとはしないのだ。
そしてもちろん、ぼくはピートの肩を持つ。

 私もピートの肩を持つ。