『ヒュウガ・ウィルス―五分後の世界〈2〉 / 村上 龍』

ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界〈2〉 ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界〈2〉
村上 龍
幻冬舎 1996-04
内容(「MARC」データベースより)
点状出血、内臓溶解、骨格筋の爆発的なケイレン。信じ難い致死率の出現ウイルスは何を象徴しているのか。ずれた時空の日本を襲う生存への最大の試練。世界人類が迎えた「最期の審判」を刻む衝撃。「5分後の世界」続編。
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前回が面白かったので、続編も読みました。

しかし前回の登場人物ではなく、世界が同じだけの違う話。こちらのほうが肉体的にぐしゃぐしゃになる描写が多くて、少しグロかったかな。相変わらず、UG兵士のストイックぶりに目がハートでした。あの沈着冷静ぶり、格好よすぎる。

そして内容についてですが、私はオチにもう数ページ費やしてくれても良かったんじゃないかと感じた。言いたいことはわかるけど、正直ポカーンだったよ。あとウィルス描写は流して読んでいたので、その方面に詳しい人だったら登場人物の行動などにリンクする部分があったのかもしれませんね。

まぁこのシリーズは前作だけで良かったんじゃないかとも感じましたよ。

『ビッグバン宇宙論(下) / サイモン・シン』

ビッグバン宇宙論 (下) ビッグバン宇宙論 (下)
サイモン・シン 青木 薫
新潮社 2006-06-22
内容(「MARC」データベースより)
悠久の過去に生まれた宇宙誕生の証拠を探せ-。古代から20世紀に至る天才たちの知的格闘の歴史、壮大なるドラマを描く科学ノンフィクション。下巻では、ビッグバン宇宙vs定常宇宙の論争、パラダイム・シフトについて収録。
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やっと読了。いやぁ宇宙の壮大さを感じられた良本でした。

上巻は宇宙は膨張しているという事実発見で終ったんだけど、今度はその観測結果を元に、ビッグバンと定常宇宙の論争について。結果はビッグバンが(今のところ)正しいとされているけれども、それを証明するために銀河の年齢を計算したり、重い元素がどう出来たか考えたり、ビッグバンの最初の頃に起こった”こだま”を捕まえたり、密度のゆらぎを観測したりと、どのようにビッグバン説を後押ししたかという内容。

すごいなあと思うのは、理論を考えてもデータがなければ科学にはならず、観測だけで理論がなくても駄目でその両方があってようやく事実として認識されるということ。ビッグバンが否定されていたころに宇宙創造時の光のこだま(宇宙マイクロ波背景放射)があると予言してて(でも、そのころは測定能力が低く検出されなかった)、それで実際それがあったこと。このCMB放射は最初雑音だと思われてたのだが、それを機器の不具合や周りからの音だと切り捨てずに、発生源を丹念に調べ続けた学者根性が偉い。

ジョディ・フォスター主演の「Contact」という映画を先日テレビで観たんだけど、科学者の彼女はでっかいアンテナの横でヘッドフォンをして宇宙からの音を聴いてたのね。どうしてその雑音みたいな音を拾うんだろうと疑問に思っていたんだけど、宇宙が音をだしているとは!!(彼女は宇宙人を探したくて科学者になってたんだが) 銀河からのメッセージ、なんかロマンだ。

宇宙について考えると地球上のこと、ましてや自分の身の回りのことなんてずいぶん小さなことだと思える、そんな宇宙のでかさが大好きです。

科学で耳にするもっとも胸躍る言葉、新発見の先触れとなるその言葉は、「ヘウレーカ!(私は発見した!)」ではなく「へんだぞ……」だ。

   アイザック・アシモフ

ジャイヒンド@秋葉原

20080524_1.jpgさて食べ物好きの私ら、今回の夕食はカレーです。

3日も前から二人してインターネットで調べてて、なんかわからんけどカレーがいいねと上野近くで探していた。最初は他のお店に行くつもりだったんだけど、現地で「あのブログに載ってたアキバの…」「私も気になった!」という経緯で急遽変更。電車に乗ってアキバまで行くことにしたのだった。

というわけで、秋葉原のジャイヒンドというカレー屋に行ってきました。20席ぐらいの小さなお店なんだけど、ここがアタリの美味しいお店でした!まずビールのおつまみにパパド(すりつぶした豆が入ってるスパイシーせんべいみたいなの)と、スパイシーマトンなんちゃら(炒め物)を頼む。うむ、いいね。

そしてカレーはチキンバターマサラとほうれんそうとマトンのカレー。あとガーリックナンとプレーンナン。うーまーかーったー!!うまいうまいと言いながら二人で完食した。

アキバあたりに行ったかたは寄ってみられたらいかがでしょうか。おすすめ。

国宝薬師寺展

20080524.jpg平城遷都1300年記念国宝薬師寺展に、いつもどおりのみんちゃん(友人)と行ってきました。

なんと薬師寺の日光・月光菩薩が上野に来て、普段は背負ってる光背を外して360度鑑賞できるというスペシャル企画なのだ。これは仏像好きにはたまらんと思う。

混んでるのが嫌いなので、空いてるといわれた15時半ぐらいに会場に行ったんだけど入場まで40分待ちだった。ここはディズニーランドか。ファストパスを発行するべきだ。

さて展覧のほうだが、目玉の仏像二体は良いお顔をされておられましたわー。日光のほうが好きな感じだった。顔と腰と足でS字のような形を取るのが三曲法というんだって。これで優美さをだすんですね。日光と月光、微妙に小物の模様とか違っていてステキであった。ちらほらと両手をあわせて拝んでらっしゃる方もあって、やはり彫刻だけではない、仏としての力強さも感じたよ。

他の展覧物も時間と空いてたら結構内容がある良いものだと思うのだけど、いかんせん混んでたので私はかなりスルーした。八幡三神坐像という国宝の像があったんだけど、興味も惹かれないので、ふーんと過ごしたら後で国宝と知って愕然。あんなちんちくりんの像が!!

常設展なども流してちらちらと観たけど、時間が無くてちゃんと観られなかった。広すぎたよ!!上野!!しかしさすがは国立博物館。国立に収まっているものって、小物の道具でも普通のとは違う気がした。なんといっても高そうだ。

またゆっくりと上野リベンジしたいなあと思った雨の帰り道でした。

バカ日本地図

常日頃から私の地理感の無さを周りにバカにされているのだが、自分でもその自覚はある。

出身地が東京なんで関東近辺しかよくわからない。しかし栃木と群馬と茨城などのあたりを地図にしろといわれたらちょっと迷う。日本史をやったはずなんだが壇ノ浦は北にあるのかと思ってた(たぶん奥州平泉と逃げた人たちを混同してる)。

そんな私が違和感なく「だーよーねー!!」と観た動画。バカが思い描く日本地図をご覧ください。

正直言って、私には違和感の少ない日本地図だった(笑)

MZ飲み@新宿

毎回恒例、酔った勢いでブログ。自分でも感心するんだけど、一回PCつなげないと気が済まない私はやっぱりこんぷ職が向いてるのではないだろうか(自問自答)

えっと、今日はMZの元職員さんたちと飲んだ。向こうでもお世話になったのに、こっちでもおごってもらってしまった…。いかん。人に返せる人にならねば。

近日の国際現場(ってゆーの?)の話を聞いて色々新しいことを知りました。アフリカフェスタがあったとかそういうことも知らなかったよ!知ってたら行ったのに!(タイフェスティバルが終ってたことも知らなかった!)

とりあえず久々の海外への刺激でした。みんな色々やってすごいなあと思うけど、まあ私は私のできる範囲でやってくよ。

チリビーンズ

20080518.jpg作りおきしておくと便利だなあと思う一品。

チリビーンズ(チリコンカン)でした。たぶん誰が作っても失敗しない気がするよ。冷めても美味しいし。

ちなみにおいらは、にんにく、たまねぎ、ひき肉、ウィンナー、トマト缶、ミックス豆、チリペッパー、タバスコ、ケチャップ、ソースで作るよ。レシピにはクミンシードとよくあるんだけど、いれると味違うのかしら?

正直、クミンシードを買ってみてもそのほかの使い方がわからん。

 

『INDEPENDIENTE / Dragon Ash』

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Dragon Ash 大蔵 SHINJI TAKEDA

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ドラゴンアッシュって幅の広い音楽をやるグループだなあとつくづく思った。ロックから始まってヒップホップときて、たまにポップなのもやりつつ、このアルバムはラテンですかと。

ふと思ったんだが、曲をラテンに感じるのって実際はどの部分なのかなあ。リズム?ギター?楽器?よく考えるとわかんない。自分でラテンのリズムをとってみろと言われると打てないし。

アルバムに対する個人的感想は可もなく不可もなくでした。よくラテンでここまで作ったなと感心はするけどツボというほどではないんだな。しかし一曲選ぶなら Libertad de fiesta でした。

ギーク女

ゲンダイニュースの結婚してはいけない10のオンナという記事を見たのですが、

【ギーク女】

ギークとは、ネットやPCオタクのこと。いまや、ブログやプロフ(プロフィルサイト)の流行で、女のギークも増殖中。日がな一日、ネット三昧の妻。家の中がどんよりする。

……って、自分が思いあたる節もなくなくない(プロフサイトは知らない)。ずーん↓。

しかし “ギーク(geek)”って単語、アルファブロガーなどと呼ばれる方々のなかで結構見ることがあるんだけど、いまいち意味がつかめてなかった。はてなによると、

英語で変人を意味し、転じてオタクを意味するようになった語。とくにコンピュータオタクを指すことが多い。

日本語の「オタク」と同じく昔はネガティブなイメージを持つ語だったが、最近は褒め言葉として使うこともある。ネガティブなコンピュータオタクを指す語は現在ではnerd。

だって。へー、変人→オタクという流れだとアキバ系をすぐ思い出したんだけど、「褒め言葉」として使うこともあるって??

オタクと褒め言葉…、すぐにシチュエーションが思いつきませんでした。

I love VMware

20080517.jpg もうステキすぐる!このステッカー!

先日のこんぷ飲みの際にNくんが会社から持ってきてくれたのだ。「にょんたさん(仮名)を思い出したんでー」ということで。

ちなみに VMWareというのは仮想OSを走らせることのできるソフトウエアで、昔開発をしてたころにすごいお世話になったかなりお薦めなツールなのだった。おいらがNTC時代に言ってたから連想してくれたらしい。

あまりに嬉しかったので、早速スーツケースに貼ってみた。

これであれだ、空港で「Hey, lady. Is it VMware? Do you know its software?」なんつって話が盛り上がって玉の輿だ。やった!