お友達がやってきた その1

というわけで、MZ時代の友人のRenate(オーストリア人)がうちに立ち寄っております。

どうも日本には6週間ぐらい居るらしい。トータル1年ぐらいの旅行のようで、すでに世界旅行の様相を呈してきております。
うちにはどれくらいいるのかどうかわかりませんが、とりあえずしばらく居るようです。

しかし話を聞いていると、どんどんスピリチュアルになってきていて驚いた。ネパール3週間トレッキング、バリで瞑想修行、タイでタイマッサージの資格の取得、そして日本のあとにカトマンズで10日間の修行(しゃべらないでずっと瞑想するとかなんとか)。

当然日本の行く場所は熊野や永平寺だ。いいなー、私も行きたいなー!

そんな彼女がうちで驚いていたのは、扇風機にもリモコンがあることでした(笑)。

いぇーい、技術立国ニッポンだぜ!

Rock in Japan Fes 2008

20080802.jpgというわけで、毎夏恒例の夏フェス参加してみたよ。いつもの友と。

写真は 下左横のつなビィに色々あるので、興味ある人は見てみるとよろし。食べ物ばかりだけど。

そう、今年のベストアクトは食べ物だった!以下、適当コメント。

  • 最初のアクトがパフュームで、超観たい!と張り切ったのにバスがぎりぎりに到着し、すでに入場規制が敷かれていた。LakeステージじゃなくてGrassでやればいいのに!!すっごい小さなすき間から映像を観れたけど超かわいい(ような気がした)。
  • しょうがないので、テントスペースでおうちを設営。まじで20秒でできた(みんちゃんが勘で建てたらできた)。
  • とりあえずご飯。ケバブ。
  • DJブースでも行くかと Polysicsの人のDJ。オーケンをここで予習。
  • ハングリーフィールド偵察。背後で歌ってるチャットモンチー。女の子バンドなんだ?
  • お昼ごはん。タイのグリーンカレーは何故こんなにも美味いのか。
  • 昼寝しようと思ったのに、もうacidmanの出番。acidmanのライブはボーカルの音量がぶれるのが気になった。CDのほうがいいなあ。
  • そのままマキシマムザホルモン。あのアゲアゲ&ナヲ姉のトークの上手さはすごい。
  • ホルモンを最後まで聴くことなく、豚ハムを買いにでかける。この豚ハム。後ろの男の子が「俺は豚ハムを買いに明日も来る!」と言い切ったから食べたけど、うん、普通。
  • 来ました、筋肉少女帯!オーケン生で観るの初めてだ。そしてMCが異常に上手いぞ。踊るダメ人間のXジャンプをマスター。オーバー40のヘヴィメタバンドというのをアピっていた。9月に武道館をやるらしいんだが、人は集まるのか心配。
  • 最後のバンドは両方とも知らないので、そのまま最後の締めとしてタイラーメンを食べる。うん、美味い。

という感じでした。これはフェスに参加したといっていいのかどうか。しかし、あまりにもダラダラしたからか、身体は非常に元気です。いつもだったら次の日死んでるのに……。

でも夏の野外フェスの雰囲気を楽しんだから、これでいいのだ!

『今夜、すべてのバーで / 中島らも』

今夜、すべてのバーで (講談社文庫) 今夜、すべてのバーで (講談社文庫)
中島 らも
講談社 1994-03
出版社/著者からの内容紹介
第13回吉川英治文学新人賞受賞/必読のアル中小説/1ページごとに笑い泣く、前代未聞の面白さ!卓抜無類のユーモアとペーソス満載の最新長編。
完全無欠のアル中患者として緊急入院するハメになった主人公の小島容。全身ボロボロの禁断症状の彼方にほの見える“健全な生活”。親友の妹さやかの往復パンチ的叱咤激励の闘病生活に次々に起こる珍妙な人間たちの珍事件……。面白くて、止まらない、そしてちょっとほろ苦い、話題沸騰、文壇騒然の長編小説。
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お酒が強いわけでもないですが、好きなのです。

ビールを1~2缶程度なんだけど、全く飲まないという日が数えるほどしかありません。これもアルコール依存症と呼ぶのかしら?と首をかしげたこともありましたが、これを読むと全然違うなとも思います(笑) そんなお酒飲みの人のための小説。

これは”面白い”というのとは、ちょっと違う不思議な感覚の読み物だった。中島らもの実体験が元になってるんだけど、完全なノンフィクションというわけではない。ただ出てくる登場人物がそれぞれ非常に個性的なキャラだ。また病理学的な観点からアルコール中毒の怖さを淡々と描いている。でもお酒を飲むことの楽しさも描いている。相反するんだけどどっちもよくわかるんだなあ、ふしぎ。

中島らもはちゃんと読んだことがないので、わかぎえふとの関係は実際どうだったのかなあ(彼女を想像させる人も出てくるので)とか思ったりしました。でも非常に破天荒な人だったというのは伝わってきたよ。昭和という感じだなあ。平成の世でこういったタイプの人は出てこないだろうなあ。

ただただ早い死が残念です。生きていたらどんな晩年を送ったのかしら。

ムサカ

20080730.jpg ふははは!人がゴミのようだ!

……というわけで、最初はムスカ大佐と間違えていたんだが、ギリシャ料理のムサカっちゅーのを作ったよ。

これは野菜風ラザニアとでもいうのだろうか。一番下の層がじゃがいも。次にミートソース。そしてなす。上がホワイトソースとチーズだ。ホワイトソースにヨーグルトを混ぜたので、さっぱりと出来た。これ美味いわ。

でも作るのは面倒だったー。ミートソースとホワイトソースさえ作りおきしておけば、もっと簡単にできるかな。さっぱりしてるけどコクのあるものを食べたいときにおすすめ。

3イベント

  1. 世界遺産検定セミナーに行った
  2. MZの所長や語学の先生や隊員さんとバルバッコアでお昼を食べた
  3. こんぷ組で亡くなられた方の一周忌でお墓参りに行った 

自分としては3つの出来事が同日でちょっと疲れてしまいました。

1の世界遺産検定セミナーは教科書代2500円+セミナー代500円=3000円のやつなんだけど、面白かったのよ。しかしこの内容を、3で会った西洋史専門のUちゃんに話したら、「にょんた、お前はこれのどこがいったい新しかったんだ?」と首をひねられた。ええ……!例えばサンクトペテルブルグ(英語でSaint-Petersburg)の意味は聖ペテロの町で、ペテロ(ラテン語)=ピーター(英)=ピョートル(ロシア語)で、ピョートル大帝の町だったりとか、ポルトガルシントラのペナ宮を作ったフェルナンド2世はルードヴィヒ2世のいとこで、ルードヴィヒのノイシュヴァンシュタイン城がうらやましくて作ったとか。そういう話が新しかったのですけども。すいません…地理も歴史も無知です!!しかし世界遺産本はぱらぱらと眺めているだけでも楽しいです。

2は本当に久々にお会いした方も多く、みんなお元気そうでなによりでしたねー。おいらが働いてないと言ったらものすごく驚かれたのですが。すいません。

3も久々な皆さんでしたが、こんぷ組のみんなは楽でいいわー。好きです。あともうあの事故から一年も経つのかと思うと、時の流れが速いと感じました。来年は胸を張ってN先生に会えるといいんですけども。

『困ります、ファインマンさん / Richard P. Feynman』

困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫) 困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)
Richard P. Feynman 大貫 昌子
岩波書店 2001-01
出版社/著者からの内容紹介
『ご冗談でしょう,ファインマンさん』につづく痛快エッセイ集.好奇心たっぷりのファインマンさんがひきおこす騒動の数々に加え,人格形成に少なからぬ影響を与えた父親と早逝した妻についての文章,そしてチャレンジャー号事故調査委員会のメンバーとしてとらわれぬ発想でいかに原因を究明していったか,その顛末が報告される.
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こないだのエッセイに続く2冊目。これまた非常に面白く読めました。

やはり彼の技術者としての矜持とパワーがすばらしい。物理学とかあまり関係ないので、「科学者とはどういう人か」や彼のウィットに満ちた行動を楽しむのが良いと思う。

ロケット打ち上げ失敗の原因を探る事故調査委員会に嫌々入ったファインマンさんだったけど、その調査方法が事務仕事であがってくる書類を待つのではなく、現場の技術者と語り合って原因を突き止めようと現場を駆けずり回ってるのが良かったなあ。「事件は現場で起こっているんだ!」じゃないけども。

マンハッタン計画にも関わったファイマンさんですが、日本が大好きだったようです。しかも旅館が気に入ってたそうな。さらに自分の名前を「不敗魔」と自己紹介したとか。

面白い人だったのに、もう亡くなられてて残念です。

コールドストーン@渋谷

http://www.coldstonecreamery.co.jp/学校の人に帰りにアイスクリーム食べに行かない?と誘われ、行ってみました。コールドストーン。噂には聞いてたのですよ、冷たい板の上でアイスクリームを混ぜるとかいうアレ。

しかしなんですか、このファンシーさは!名前がベリーベリーベリーグッド(veryではなくBerry)とか、ロマンシング・ザ・チーズケーキとかすごいわ。そしてサイズが Like it(スモール), Love it(レギュラー)とか言うの。なんだそら!!

そして何より鳥肌が立ったのが、板の上でベースのアイスとトッピングを混ぜるときに、店員さんが歌うのよ!「ハイホー♪ハイホー♪」みたいな歌を!!

ここはどんな デ ィ ズ ニ ー ラ ン ド だ。

私はミントミントチョコレートチョコレートチップを食べたんですが、正直甘かったです。チョコレートチップはいらなかった。味も普通だし。特筆するべきことはないな。

あ、今日山の手乗るときに、ちょうどドアが閉まって、おかあさんと幼い姉妹ふたりが取り残された場面に遭遇してしまいました。ドアが閉まった瞬間、姉妹号泣(姉妹が駅に取り残される)。我々が保護して、おかあさんが来るまで一緒に待ってたんだけど、5歳ぐらいじゃ心細いよなあと昔を懐かしく思いました。そういや、私も親とはぐれた場面を想像して泣きそうになった子供時代もあったわね。お子さん連れの場合は、子供を先に乗せないと駄目なのね~と知った日でした。

『宇宙への秘密の鍵 / ルーシー・ホーキング』

宇宙への秘密の鍵 宇宙への秘密の鍵
ルーシー・ホーキング
岩崎書店 2008-02
内容(「MARC」データベースより)
あのホーキング博士とその娘が、子どもたちのために書いた、スペース・アドベンチャー。ジョージの冒険をとおして理論物理学の考え方のいくつかを説明し、ブラックホールや太陽系、星の誕生など宇宙の神秘を伝える。
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これまた児童書。あらすじにあるように、ホーキング博士とその娘さんが子供向けにわかりやすく宇宙について語ってくれている。

普通に良かったです。小中学生の頃に読んだらどう思ったかなあ。夢を馳せたかなあ。子供も楽しめるけど、これは大人も楽しめる内容だと思いました。宇宙の天体の写真がカラーでかなり載ってるんだけど、これが素敵。なんだろ、宇宙独特のデザインってあるよねえ。気になる方はニコニコの”宇宙ヤバイ”タグでも見るといいよ(ちなみに私は【ニコニコ動画】【宇宙】ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた宇宙【ヤバイ】とか好きです)。

今回学んだこと。太陽系で一番でかい惑星は木星(すまん、知らんかった)。質量だと地球の317.8倍だそうだ。次にでかいのは土星で地球は5番目らしいよ。あとブラックホールは「ホーキング放射」という状態でしだいに蒸発していくということ。ブラックホールは吸い込んでそのまま出てこないのかと思っていたので、ブラックホールから抜け出せるという事実にびっくり。最新の理論ではブラックホールは消滅するのかー。ホワイトホールはないのかー。

しかし、イギリス児童書はみんなハリポタ系統なのかね。いじめっ子とか怪しい先生とか満載でした。スーパーコンピュータのコスモスはかわいかったよ。”続く”となっており、全3部作らしいので次を待ちたいと思います。

Getting Things Done

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/27/news003.htmlもともと整理整頓が苦手なのだ。そして歳のせいとは思いたくないが、最近は自分が何をしなきゃいけなかったのか忘れる。「なんかあったんだよなー、もやもやするなー」と思いつつ、記憶にないのでニコニコ動画観たりして時間を無為に過ごしたりする。

いかん!これじゃいかん!

昔、仕事していたとき行ってたんだけど、朝会社に行ってから今日やることのリストを書くと、結構能率よく仕事できたのよね。今は仕事ないけど、それでも日々気になることというのはあるわけで。欲望リストもMZ帰国後、すごい役立ったし(主に食べ物)。なので、メモする大事さは知ってるんだ。しかし、メモをつけようとするとなかなかできない。メモ術基本レッスンみたいなのも読んだけど、どうも紙というのはなかなか続けることができない。スケジュール表に付箋貼ってToDoつけてもステータス更新が不便だったり、思いついても取り出して書くのが面倒だったり、羅列しただけでずっとこなせなかったり。

というわけで、ライフハック関連記事を見てて知ったこのGTDという手法。要はToDoListをいかにして作るかということだと思われる。これが結構使えそうだったので、Check*PadというWebサイトを使いつつ管理を始めることにした。この Check*Padというサイトは携帯からでも更新できるのが便利だ。どこまでやれるかわからんけど、これで流行のlife hackできればいいんだけどねー。

『屍蝋の街 / 我孫子 武丸』

屍蝋の街

屍蝋の街
我孫子 武丸
双葉社 1999-08

内容(「BOOK」データベースより)
2025年、腐蝕の街・東京―。人々を震撼させた連続猟奇殺人鬼“ドク”が、再び彼を襲う。そして殺戮はネットワーク上の仮想都市“ピット”へ!待望の近未来クライム・ノベル第二弾。
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こないだ読んだ話の続き。

まぁ暇つぶしには良いんじゃないかというレベル。おっさんと少年とサイバースペースみたいな内容で、雰囲気を楽しめるね。ただ男娼経験のある少年を揶揄する意味でネコネコと連呼してるんだけど、なんか古臭い言い方だなあと。あともっとゲームの世界観を詳しく書いてくれたらそういうの好きな私は興奮したのですけども(たとえば押井守のアヴァロンとか大好きなのだ)。

殺人鬼ドクとのせめぎあいは今度どうなるのかしらと思いつつ、これは1999年の作品だから全然続編出てないのねー。やはり近未来系は好きだということを再認識したので、ラノベでもいいので探してみようかな。コンピュータのあたりを詳しく描いてあるのがあるといいんだけどなあ。