『やさぐれぱんだ1 / 山賊』

やさぐれぱんだ〈1〉 (小学館文庫) やさぐれぱんだ〈1〉 (小学館文庫)
小学館 2007-09-06
内容(「BOOK」データベースより)

この笑い、シロか?クロか?人気サイト「山賊UNDERGROUND」から生まれた二一世紀型不条理コント漫画で、実写化も実現した注目の話題作。「笹なんて食ってられない」という類を見ないぱんだがボケたり、つっこんだり…。ひねくれていて、ぶっきらぼう、そしてやる気のない脱力系ぱんだと少年の掛け合いに思わず失笑。一度読んだら「癒される」「悩んでいたことがどうでもよく思えてくる」と、今までにない新しいタイプの笑いにハマる人が続出。本書のために書き下ろしたネタも収録。
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電車の暇つぶしにマンガが読みたかったので、平積みになっていたこれを購入。

もともとWebマンガだったようで、映像にもなっていたので驚いた。堺正人(←こないだ知った俳優)が山賊(作者)の役だった。動画みたけどシュールですねえ……。

2回読むことはないと思いますが、手持ちが無ければ暇つぶしに続きを買ってもよいかも。

博物館でお花見を@東京国立博物館

20100404_1.jpgなんか春だし美術館とか行きたいねー、ということで、いつもの人と行ってきました。

正直どこでもよかったんだけど、やはり上野だろうかと上野を探していたところ、東京国立博物館で「博物館でお花見を」というイベントがやっていたのでそれにしました。要は展覧作品のなかで、桜をモチーフにしたものを教えてくれるというもの。

ついでに普段は公開されていない中庭も歩けてなかなか良かった。上野公園のあの人ごみにくらべたら、人が全然少なかったし!

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『音楽堂 / 矢野 顕子』

音楽堂 音楽堂
吉野金次 矢野顕子
ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2010-02-10

おすすめ平均 star
star矢野節をいい音で
starきよしちゃん
starびっくりする音楽

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この日は前チームから引越しでバタバタした日でした。私は何回机を移動したのかしら。そして会社の地下では大送別会があったんだけど、とある方が「あぁ、合同慰霊祭ね」と言ってたのに笑った。まぁ定年の方もいらしたからねえ(笑)

さて、矢野さんの弾き語り版新譜。

うーん、いいっちゃいいんですが自分の期待が大きすぎたかもしれない。糸井重里さんのところにある 音楽堂のトレーラーの出来があまりに良かったので(昔の矢野さんのビデオ、「ピアノが愛した女」みたいですね)、期待が高すぎたのかも。

ポンキッキーズで和田アキ子が歌ってた「さあ冒険だ」という曲が元気が出ていいかなあ。あと山口百恵の「いい日旅立ち」をあんなアレンジにするとは驚きだった。明るい!(笑)

『はじめてのラテン語 / 大西 英文』

はじめてのラテン語 (講談社現代新書) はじめてのラテン語 (講談社現代新書)
講談社 1997-04-18
内容説明

ラテン語を知れば欧米語がもっとよく分かる英語やロマンス諸語の中にこんなにも生きているラテン語源の言葉たち。西欧世界の深い理解に欠かせないラテン語のABCから文法まで、易しく明快な入門・決定版
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今週はなんだか飲みが多いです。この日も一件ごち飲みに行ってきました。

さて、ポル語をひとつ知ってると、ラテン語系の言葉は似てるのでなんとなくわかることもあるんですが、その元のラテン語ってどういうのだろう?と思って読んでみました。

うーん!変化形ありすぎ!難しすぎる!!

私としては、英語の語源になっているような単語なんかが読めればいいというレベルだったんだけど、普通に文法書だったので読み終えられなかったよ。

でもラテン語やる人には評判いいみたい。いまどきの日本でラテン語やる人口がどれくらいあるのかは知らないけど……。

『スポーツ / 東京事変』

スポーツ スポーツ
東京事変
EMIミュージックジャパン 2010-02-24

おすすめ平均 star
star裏切られます 今までの事変と思って買うと
star感動すら覚えた
starマイケルをわかっていない。

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タワレコに行ったときかかっていた、能動的三分なんちゃら(後で単に 三分だと知った)が素敵だったので購入。

東京事変のカラーがいまいちわかっていないのだけど、このアルバムは色々なカラーが詰まっておもしろいと思った。電波通信という曲の亀田さんのベースが格好いい。

ちなみに前述の能動的三分間、本当に三分ぴったりで終わる曲だったのがさらに良し。カップラーメンでも食べるときににかけるか。

余談。今日の会社会議は関係なのに火事を見にいって、ラーメン食べて帰った。会社生活もおもしろいなあ。

『はじめての<超ひも理論> / 川合 光』

はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書) はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)
講談社 2005-12-17
内容説明

宇宙はなぜ生まれ、どう膨張してきたのか 物質の窮極の構成要素とは何か。「4つの力」の統一、時間の起源、宇宙誕生の謎を解く「超ひも理論」の全貌を第一人者がわかりやすく解説する、待望の入門書。
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今年は本を読めてないなあ。時間はあるんだけど、どうも気分が乗らずに電車でもぼーっとケータイ弄ってるだけだ。

さて、この本は実はフィリピン旅行に持っていったやつ。本当は小説がいいかなあと思って、色々と探してみたんだけど、どうも面白いのが見つからなかったので、これをチョイス。

入門編なのにやっぱり難しかった!でも最近の宇宙理論は「ひも理論」ということで、詳しく知りたかったので良かった。子供のころから思っていた「宇宙の最初ってどうなってたんだろう・最後はどうなるんだろう」という疑問に答えてくれる(かも)のは、この理論なのかもなあ。しかし、統一場理論を作ろうとしている人々は熱いな。この理論が完成されたら、世界が数値化されるのかしら。かっこいい!

巻末に「サイクリック宇宙」という著者が研究している理論があったんだけど、意外な理論だった。いまの私たちの宇宙は50回目の宇宙で、宇宙はビッグバンとビッグクランチ(収束)を繰り返して発達してきたという理論らしい。新しい!

どっちにしても、やはり量子力学をわからないことにはまったくよくわからんので、そっちを調べる必要性がありそうです。mzokさんのお見舞い行ったときに渡してきた。たまには宇宙論とかどーっすか?

『アルトコロニーの定理 / RADWIMPS』

アルトコロニーの定理 アルトコロニーの定理
RADWIMPS
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) 2009-03-11
おすすめ平均 star
starいいんですか?
star誰にでもわかる変化
star素晴らしい!!
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初ラッド。

色々と叩かれてるようですが、いやいや、いいんじゃないの?私、嫌いじゃないですよ?

自分がバンプ好きなレベルなので傾向が似てるからだろうけど、喜んで聴いてました。まあ「何かのアーティストに似てる」というのと「歌詞が甘すぎる」という感はありますが、思った以上に演奏が上手いんで驚いた。

みんちゃん(友達)が「鳥肌がたった(悪い意味で)」といった”謎謎”という曲、私は結構好きだけどねー(笑)!あと”おしゃかしゃま”とか”オーダーメイド”とか。

ああそうか。私にはラッドはロックではなくポップスという感じが好きなのかも。

パイプオルガンコンサート2

20100322.jpg去年も行ったんだけど、ちょっとした義理がある知人のパイプオルガンのコンサート。

今回はコラール(ルター派の賛美歌)だったので、ちょっと地味だった。しかし、ドイツ語の曲っていうのは破裂音(てゆーの?)が多いのね。あまり聴いたことなかったから新鮮であった。

やっぱりオルガンの木管楽器系の音色はいいと思いました。

しかし体調も良くなかったせいか眠かった……。

『パラサイト・シングルの時代 / 山田 昌弘』

パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書) パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)
筑摩書房 1999-10
内容(「BOOK」データベースより)

三〇歳を過ぎても親元に同居して、レジャー旅行にブランドものに、リッチな生活を謳歌する気ままな独身男女―パラサイト・シングル。今の日本には、こんな連中が一〇〇〇万人もいる!いったいなぜ、こうした人種があらわれ増殖したのか?そして、自立と苦労を厭い現状維持を望む彼らがになう日本社会の未来像とは?パラサイト・シングルの生態を分析することで、未婚化・少子化現象、さらには経済不況まで、今の日本が抱える数々の問題を、すっきり理解することができる。精緻な社会調査をもとに、いつのまにか一大勢力となっているパラサイト・シングルの実態を探り、変わりゆく現代日本人の生活とその未来を鋭く洞察する。
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もう10年も前に出た本ですが、「そういや私パラサイト・シングルだった」と思い出して読みました。

いやー、ぼろくそ言われてて笑った。「大人と子供のいいとこどりをしたい」「生活水準を落としたくないから結婚しない・したくない」「このままでは日本はダメになる」的な。

確かにそうだろうなあとは思うんですけどねえ。ちょっと論旨が短絡すぎないかしらねえ。

個人的には、寄生(パラサイト)という単語は親の体力を吸い取っているようでどうかなあと思うんですけど、東京に実家があるのに更に家を出ようとする場合、ここよりも都心じゃなければメリットがないんだよなあ。おっと、そのようにメリットを考えること自体がダメなのかしら。でも「家を出る」という行為の、何が実家暮らしより良しとされるのかしら。「自分のお金で暮らしていける」ということなのかなあ。それなら別に私もできるけど、そこに何の意味があるんだと思ってしまう。

ただ最後の砦だった実家暮らし友人が一人暮らし始めてしまったので、どうしようか考え中。

『太陽を曳く馬 / 高村 薫』

太陽を曳く馬〈上〉太陽を曳く馬〈下〉 太陽を曳く馬〈上〉〈下〉
新潮社 2009-07
内容(「BOOK」データベースより)

福澤彰之の息子・秋道は画家になり、赤い色面一つに行き着いて人を殺した。一方、一人の僧侶が謎の死を遂げ、合田雄一郎は21世紀の理由なき生死の淵に立つ。―人はなぜ描き、なぜ殺すのか。9.11の夜、合田雄一郎の彷徨が始まる。
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もう高村さんは合田刑事シリーズを書かないと思ってました。そしたら書いてらっしゃったのでわたくし歓喜。

しかしいろいろと重い本だった。宗教論、芸術論を軸に一つの時代を切り出したような。何度見ても高村さんの本に「吉田戦車」で「火星田マチ子」はその組み合わせが既にシュールだ。

合田刑事(ごうだ、だと最近知った)が歳取ったなあ。もう40歳代になってしまったのか。奥さんが9.11に巻き込まれて亡くなったというのには驚いた。離婚した奥さんだよね?

またイマドキの若い刑事の描写が上手くかけてると思った。そうそう、ケータイに忙しくちゃらんぽらんに見えるんだけど、ひょんなところで鋭いところがあるというのは同意。

難しい本だったのでうまく感想書けないんだけど、また数年後の改稿で読んでみたい。いや、むしろ今またマークスの山かレディージョーカーか照柿を読み返す時期なのかしら。