東海道五十三次9(小田原宿)

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天気が悪かったので、全然運動してなかった。働き出してからも運動は続けられるのであろうか。企画倒れにならないことを祈りたい。

さて、小田原宿です。お城ですな。江戸を出て最初の城下町だそうですよ。

江戸時代の名物には外郎(ういろう)や小田原提灯、かまぼこ、塩辛などがあったそうです。今もそれらは名物ですね。しかし、ういろうって名古屋名物で有名な、あのお菓子かと思ったら最初は薬だったらしいよ。その薬屋の主人が接客用に作ったお菓子が薬と一緒に売られるようになって、同じようにういろうって呼ばれるようになったんだって。あと外郎売の口上っていうのがあったんだけど、これは懐かしい!!芝居のサークルで発声練習で使ってたテキストではないか。あれは小田原発祥でこんな背景があったのか。

小田原提灯もどこかで聞いたことあるなあ……と思ったら、童謡の「おさるのかごや」だった。♪おだわらちょーちんぶらさげてー あった!あった!そんな歌詞。なんでも小田原提灯は旅人が携帯するのに優れてたため、大人気商品になったんだって。

いやあ、小田原宿は調べるのがかなり面白かった。大きな宿だったんだねえ。流行発信地ではないか。

次はいよいよ箱根宿です。箱根の関を越えるのね。

睡眠に対する考察

皆さんは一日にどれくらい眠るんでしょうか。

私は眠るの大好きなんですけど、いかんせん1日は24時間。10時間も眠ってたら他のことやる時間が無くなってしまうじゃないですか。なので、ショートスリーパーなるものに憧れてまして、ここ数週間いろいろと試してみているんですが、どうも上手くいきません。

目覚めに関しては、1.5の倍数(レム睡眠の波の関係で)がいいという話がありますね。これは私には本当でした。4.5、6、7.5時間当たりだったら、目がぱっちり開くのは確か。しかし、6時間以下の睡眠のときは、15時過ぎたあたりに強烈な睡魔に襲われて大抵意識を失います。あと、起きたあとになんか胸がもやもやして気持ち悪いのです。一日くらいなら6時間以下の睡眠でも耐えられるんですが、次の睡眠時に不足分を取り戻すかの勢いで寝てしまいます。

なので、結果からすると私は7時間以上寝ないとどうも一日持たないような感じなのです。

しかし、働くにあたって早起きしたいのですよね。朝の時間に少し勉強とかネットチェックとかしたいじゃないですか。6時に起きようと思うと22時半ぐらいに寝る必要があるってことでしょう?でもこれがまた眠れないんだ。0時廻らないと、どうも精神が落ち着かないのだよね。寝る前にPC見てるのがいけないのかもしれないんだけどね(PCは目に刺激を与えて覚醒させちゃうので良くないとかなんとか)。

睡眠は習慣でどうにでもなるよという方もおられますが、6時間睡眠を習慣づけようとしても難しいよー!!とりあえず、私にとっての一番現実的な方法は起きることを考えるより、睡眠導入法を考えるべきか。

あ、自分の適正睡眠時間を知らない人は、睡眠時間とその日の身体の状態をメモっておくと、なかなか面白いですよ。人生の3分の1は眠ってるんだから、睡眠と上手いこと付き合っていきたいですよね。

『ジャッカルの日 / フレデリック・フォーサイス』

ジャッカルの日 (角川文庫) ジャッカルの日 (角川文庫)
フレデリック・フォーサイス / 篠原 慎(訳)
角川書店 1973年
出版社/著者からの内容紹介
暗号名ジャッカル‐ブロンド、長身、ひきしまった体躯のイギリス人。プロの暗殺屋であること以外、本名も年齢も不明。警戒網を破りパリへ…標的はドゴール。計画実行日”ジャッカルの日”は刻々と迫る!
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画像は2000年版ですが1973年に出た小説です。ゴルゴ13を地でいく内容です。このタイプの小説はスリラーと呼ばれるジャンルらしいんだけど、こういうの好きなんです。

で、この「ジャッカルの日」は古典的な作品だということで読んだんだけど、なるほどこの書き込み具合は高村薫を彷彿とさせる(彼女が影響受けてるのか)細かい描写でした。ただ登場人物が多いうえに外人名なので、どうもうまく把握できずに読み終わってしまった感もあります。

ちょっと内容が古いのと読みにくいのをのぞけば、そこそこ楽しめる内容でした。フォーサイスは実際フランスで特派員をやっていたので、このドゴール暗殺未遂はどこまでフィクションが混ざっているのか気になるところです。

フォーサイスは筆を折ったと思っていたんですが、復活なさってたんですね。「神の拳」は読んだことがあるんだけど、他の作品も読んでおくべき?

就活まとめ

打合せに行ってきました。

CISCOの資格を取ってたので、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、次の仕事はネットワークエンジニアになるよ。なんとこの歳になって新しい職種だよ!(IT業界を知らない方へ。プログラマ系とネットワーク系は全然違うのさ) 4月から新卒に混ざって本当の新人になるよ!給料も新卒並だよ(笑)!そして職場は結構ハードそうなのです。ネットワークは24時間365日稼動しているから、シフト勤務+夜勤ありなところがなあ。大丈夫かなあ。

でも、ネットワークはこんぷ業界に入ったころからやってみたい仕事だったので、一回経験してみたかったのね。なので潜り込んでみます。駄目だったらまたニートになるわ。新宿勤務なので、近くで飲んでる人は4月以降にメールしてね。

さて、以下たいした期間でもなかったけど、就職活動の感想をまとめておくよ。

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ドラゴン桜 1~21巻(完) / 三田 紀房

ドラゴン桜 (1) (モーニングKC (909))
ドラゴン桜 (1) (モーニングKC (909)) 三田 紀房
講談社 2003-10-23
売り上げランキング :
おすすめ平均 star
star娯楽作品として十分に面白いというだけで特筆に価する
star評価できる点もある、でもどちらかというと害が多いでしょう。
star考え方が面白い

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東大受験マニュアル本。マンガを読んだだけなのに、自分が東京大学に入れる気がする。ふっしぎ~★

私が人生で後悔していることの一つは受験勉強をきちんとしなかったこと。あのころ、最後まで経験しておけば良かったかなあと今となっては思う。おいらの場合、一般推薦というやつで受験しちゃってね。英語(国語もあったかなあ?)・小論文・面接という簡単科目で終了しちゃったのよ。今となってはどこが第一志望だったかも思い出せないのだが、もうちょっと自分を追い込んでも良かったのかもしれん。──なんて、こういうこと言うと、受験経験者には「あんなの経験しなくていいよ……(泣)」と言われるんだけど。

ま、とにかく大学のネームバリューがどうこうというわけではなく、「勉強を一生懸命やる」ということが一生のうちの一回ぐらいあっても良かったんじゃないかなということ。別に今でも出来るのかもしれないけど、暗記力とか集中力とかの面では10代のころには敵わないし、第一、若い頃に経験するプレッシャーや達成感は今と比べると価値が違うさね。

それでマンガの話。絵はねー、ひどいんだけどねー。それが気にならなくなれば、大沢くん(理科III類に行く子)が格好よく見えてくるよ。そしてなにより受験テクニックが面白い。歴史にメモリーツリー(マインドマップですな)を用いたり、数学は基本問題を反復させたり、効率よく暗記するコツや模試の前の過ごし方まで、実際使えるテクニックが多々あると思う。偏差値40から東大を目指すというこのサクセスストーリー。やっぱり努力する人は報われるというベタストーリーは好きです。

このマニュアル通りにやって東大入学は可能なのか?私に金と暇があれば一年間かけて試してみたいと心から思います。

『自分探しが止まらない / 速水 健朗』

自分探しが止まらない (ソフトバンク新書) 自分探しが止まらない (ソフトバンク新書)
速水 健朗
ソフトバンククリエイティブ 2008-02-16
内容(「BOOK」データベースより)
気がつけば、世の中には「自分探し」と密接に関わる現象が満ちあふれている。海外放浪やバックパッカーなどの”外こもり”、自己啓発ムーブメントやフリーター増加、路上詩人やホワイトバンドなどなど…。若者を中心として、「自分探し」が止まらなくなっている日本の姿を赤裸々に暴き出す一冊。夢を追っているうちに「自分探し」の落とし穴へ転落しないための社会の歩き方。
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久々にハズカシー!と布団のなかをごろごろ転げまわりたい気分になった。

私は”自分探し病”じゃないかしらとは薄々感づいてはいたんだけど、まさかここまでピッタリに当てはまるとは思わなかった。インド旅行、サイババ(自分ブームがあった)、ニューエイジ(ヨガとかアロマテラピーとか)、海外ボランティア、ライフハック(一種の自己啓発)など挙げられてる例が、いちいち当たっている。やばいよ、一通り経験しちゃったよ。そしてこれらを経た若者は就職に関して「自分らしさ」「やりたい仕事を見つける」「好きなことを見つける」というキーワードへ向かうわけだ。

(∩ ゚д゚)アーアー聞こえなーい。何、このテンプレ通りの私の思考経路。

興味深かったのが自己啓発について。上記にも書いたが、私がお勧め!と言ってたGTD(getting things done)という手法はなんと元を辿るとニューソートと呼ばれる自己啓発の類に近いらしい。ビジネス手法だと思っていたのだが、ポジティブシンキングや成功哲学も一種の自己啓発なわけだ。あとは「貧しい人たちのために」「夢を実現しよう」といったスローガンを元にした企業ビジネスがあるということ。例としてあがっていたのは、ホワイトバンド(イカリングのあれ)や高橋歩や軌保博光の運動、新風舎の共同出版など。確かにああいった運動の裏には、そのお金がどこに流れるのかという疑問がある。よく聞くロハスなんて言葉も商標登録されてるってどういうことだ。作られたブームのようで胡散臭い。

惜しむらくは著者も後書きで述べているけど結論がないこと。自分探しをしている若者の分析で終わっており、彼ら(私を含め)が進むその先への視点がなかったことが残念だった。分析としては非常にうなづける例が多くて、自分への「気づき」(これも自己啓発のキーワードね・笑)がありました。

私自身、自分探し病から抜け出せないでいるのでこれらへの結論は出てないんだけど、一つ思っているのは「自分で考えなければならない」ということ。そのための手段(ツール)として色々なことを試すのは良いんじゃないのかと考えている。経験でしか見えてこないこともあるのは確かだし。ただ「本当の自分」「天職」「生きるのが楽しい」なんて(私にとっては)”無い”だろうと思っているので、見えないものを追い求めてもしょうがないと最近は割り切っているけど。

なんて、こんなことを言っている次の日にポジティブシンキングに目覚めるかもしれないので、未来は不明なんですけどね。

就活終了

あーあ。内々定出ちゃった。

詳しい内容は来週打ち合わせるらしいので、またその後にでも発表。知ってる数人の方は話していたところだと思っていてください。

困ったなー。働かなきゃいけないのわかっていても困ったなー。ニート生活大好きなのになー!

そういうわけで4月から働くことは決定。ちなみに正社員じゃなくて契約社員。3/3/6ヶ月ごとの契約更新というちょっと厳しい契約。年収は前職より100万円ぐらい下がるよー。でもやってみたかった仕事だよー。

詳しくは待て次号。

追伸:でもやっぱり底辺の IT土方だよ。

『僕が批評家になったわけ / 加藤 典洋』

僕が批評家になったわけ (ことばのために) 僕が批評家になったわけ (ことばのために)
加藤 典洋
岩波書店 2005-05-21
出版社 / 著者からの内容紹介
批評に背を向けても、私たちは生きられる。だが、もし批評がこの世になかったら、私たちの思考はいまよりもっと貧しいものになっていたのではないだろうか。批評とは何か。批評のことばはどこに生き、この世界とどのように切り結んでいるのか。批評という営みが私たちの生にもつ意味と可能性を、思考の原風景から明らかにする。
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タイトルに惹かれて読んだ。が、難しかった。

私が知りたかったことは “批評とは何か”ということだったんだけど、どうも自分の求めていた答えは得られなかった。もちろん「批評」について書いてはあったんだけど、それは批評の成り立ちであったり、タイプであったり、効能であった。私が知りたい”批評とは何か”は、単純に批評と感想の違いを知りたかったのだ。

例えば、私はこうやってブログに本の感想を書いたりしてるけど、これは批評ではない。あくまでも感想だ。では批評は感想と何が違うのか?批評家は何をもって素人の感想文とは違うと言えるのか?

自分では知識量と斬新な視点が批評家たる所以なのかなあと思っていたんだが、最初のほうの著者の一文でガツンとやられた。曰く「批評とは、本を一冊も読んでなくても、百冊読んだ相手とサシの勝負ができる、そういうゲームだ」とある。これは著者が柄谷行人の批評をしようとして、その圧倒的知識量に及び腰になったときに思ったことだそうだ。え、批評って別に知識無くても良いの?……これで、ますますわからなくなった。

批評に知識量が関係すると思った理由は、批評は作品を分析することが必要かなあと思ったのだ。その分析には個人の思い入れじゃなくて、作品の位置づけをするために他との比較が必要なのではないかしらと考えたのだ。ググったら「個人の感情の問題だから感想に反論はないけど、批評には常に反論が可能」と書いてる人がいたんだけど、これにはなるほどと思った。感想は主観で批評が客観ってとこか。

評論という分野を知らないせいか、著者の言葉や引用箇所が入ってこなかった。小林秀雄ってよく国語のテストに出てきたなあ。一冊も本読んだことないけど。評論文ってなんだかとっても難しい。

結論: よくわからなかった

神の雫 1~18巻 / 亜樹 直(著)・オキモト シュウ

神の雫 (1) (モーニングKC (1422))
神の雫 (1) (モーニングKC (1422)) 亜樹 直
講談社 2005-03-23
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starワインの「味」を「絵」で表現するという画期的な表現方法
star面白い
star何故クイーンの演奏がLPレコードなんだ?

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一人連続更新企画も一ヶ月ぐらいでネタ切れでした。ニートの生活じゃ書くこともあまりないよ(笑)!!というわけで、今後は不定期掲載の予定(といっても隔日ぐらいだろうけど)。

さて、ネタもないのでマンガをメモしておく。面白かった。

今更の情報かもしれないが、このマンガのおかげで第○次ワインブームが来ているらしい。今だとドラマにもなっているのかな?

ワイン版美味しんぼという噂は伊達じゃない。どのあたりが面白さのポイントだったかというと、ワインの味の表現の仕方。ミスター味っ子風というかものすごい表現手法を使っているのだ。「それは一体どんな味なんだ!飲んでみたい」と思わせる。あとは、すごい高いワインだけじゃなくて1000円から3000円ぐらいの手ごろなワインも扱っているところ。これなら我々レベルにも買えるしねえ。

ワインは好きなんだけど、飲みすぎては気持ち悪くなるという失態を繰り返しているわたくし。そして何度もワインの知識を学ぼうと試みては、あの長い土地の名前や品種や作り手の名前の難しさに敗れている。しかしいつか攻略してみたいのよ、ワイン世界。

もちろん食べ物なんだから自分にとって「美味しいかどうか」という好みだけでいいと思うんだけど、情報があればそれプラスで楽しめるのではなかろうか。ワイン選びのときに値段以外の選ぶポイントを持ちたいもんです。

東海道五十三次8(大磯宿)

20090219.JPG前の宿から近いけど大磯宿を通過です。

大磯は島崎藤村が晩年を送った土地なんですね。単純に藤村→椰子の実→大磯に?と想像しちゃったけど、全然関係なかった。柳田國男が愛知県の伊良湖で椰子の実を見た話を、彼にしたのが元らしい。しかし島崎藤村のwiki読んだらディープな人で驚いたわ。姪との近親相姦や精神病気質があるとか。この時代の文豪って生き方がすでに物語だ。

あとは大磯ロングビーチ。行ったことはないけど、大磯とくればロングビーチが思い出される。しかし、ここが西武グループの堤義明氏の学生時代の論文を基に作られたとは。当時、海の近くにプールを作るという考えは画期的(というかバカにされた?)そうですが、成功したわけですね。学生時代のアイデアでなんてすごいね。

最近腰が痛い。腰というか背中というか。わき腹(いわゆるウェスト)の背中側は腰?背中?まぁそのへんなんだが、どうすればいいんだろうか。背筋運動でもすればいいのか。

次の宿はついに小田原です。