女子中学生ノリ@ワインとビール

さて金曜日。

今日はI姉を捕まえて、飲みに行った。ワイン屋とビール屋とはしごした。よく飲んだ。

なんと話してた内容は、3~4年に一回あるかどうかの恋愛話。二人できゃっきゃっ言ってた(笑) 女子中学生かっつーレベルです。あとやっぱり神様問題。これはチョーやりあう。けんかしてるのかというぐらいやりあう。

あと私の友達50人会えるかな計画が頭打ちになってきたので(知り合いが少なくなってきたよー)、12月ぐらいになっても足りなかったら、I姉の知り合い会合に混ぜてもらうことにした。これで一気に稼げる予感。

あー、面白かった。

『シュレディンガーの哲学する猫 / 竹内 薫』

シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫) シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)
竹内 薫
中央公論新社 2008-11
内容(「BOOK」データベースより)
ある日作家のもとに現れた、哲学者の言葉を語る不思議な猫。「語の意味とは何か?」「”私”は誰?」―哲学の諸問題を、猫と作家が案内する。サルトル、ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、小林秀雄…古今東西の哲学者、思想家たちの核心を紹介。時空を旅する猫とでかける、「究極の知」への冒険ファンタジー。
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哲科時代友人Mから、「にゃんこに癒されたい~」というメッセージと共に紹介された本。私は読んだことなかったので読んでみました。まぁMとはその後、猫派か犬派かの話しかしなかったんだけど(笑)。

かわいい本で、入門書的なものでした。

いろんな哲学者のエッセンスを紹介してましたが、私が気になったのはちょこちょこっと書かれた彼らのプライベート。ハイデガーが三角関係にあったとはなあ。サルトルは有名だけど。ウィトゲンシュタインの姉が画家クリムトのモデルになってたのはどっかで聞いたことあった。

やっぱり近代になると、単語が思想を表すので原文で読めるともっとわかりやすいのかもしれない(その言語の能力があっての話だけど)。

ウィトゲンシュタインはやっぱりもう少し知りたい。ソシュールは難解だと有名だが、このあたりもチャレンジしてみたい。しかし、原書はやっぱり朝から通勤電車で読むのには尻込みしてしまうよ。

2009年上半期ベスト5

うーむ、働いたら読むペース落ちるかと思ったんだけど、けっこう良いペースで進んでますな。

というわけで、50冊到達記念として今年もにょんた的上半期ベスト5を選んでみた。

  1. 『日本人の英語 / Mark Petersen』
  2. 『夜と霧 新版 / ヴィクトール・E・フランクル』
  3. 『走ることについて語るときに僕の語ること / 村上 春樹』
  4. 『100年の難問はなぜ解けたのか / 春日 真人』
  5. 『自分探しが止まらない / 速水 健朗』

 1位と2位は迷うところなんだけど、実用的という点を取って英語本を。これを知る・知らないでは随分と英語との関わりが違うと思った。続編もあるようだから読んでみようかな。

2位はやっぱりこれまた名作を。薄い本だけど「人とは何か。人はなぜ生きるのか」という問いに対する(著者の)答えが凝縮されているように思う。

3位の村上さんはやっぱり文章がよかったので。とにかくランナーとしての村上さんの姿勢、「少なくとも最後まで歩かなかった」という言葉が頭から離れない。

4位は数学本。とにかくポアンカレ問題は、それに巻き込まれた数学者の人生含めて目が離せない。理論はまだ全然理解できないんだけど、この本は入門編として非常に良いと思った。

5位は布団をかぶって転げまわったから(笑) ハズカシーなあ、もう。

世の中に書籍はたくさん出版されていて、私が人生で読める冊数は決まっていて、「いっぱい読みたい本あるんだけどなあ……!」と焦ったりするけど、なにかを知るということはとても楽しいことだと、つくづく思っています。

これからも面白い本に巡りあえますように!

『クリプトノミコン〈1〉 / Neal Stephenson 』

クリプトノミコン〈1〉チューリング (ハヤカワ文庫SF) クリプトノミコン〈1〉チューリング (ハヤカワ文庫SF)
Neal Stephenson 中原 尚哉
早川書房 2002-04
内容(「BOOK」データベースより)
第二次大戦前夜、プリンストン大学に学ぶ青年ローレンスは、数学への興味を同じくする英国人留学生チューリングと出会う。やがて彼らは、戦争の帰趨を左右する暗号戦の最前線で戦うことに…それから半世紀、ローレンスの孫ランディもネット技術者として暗号に関わっていた。彼は大戦との因縁深いある策謀に巻きこまれていくが!?暗号をめぐり、二つの時代―第二次大戦中と現代で展開される情報戦を描く冒険SF大作。ローカス賞受賞。
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こないだ会った vamoくんから譲り受けた本。手持ちの本が無くなったら読もうと思っていたので、遅くなりました。

続き物なのに一巻だけ?!と言ったら、「全部持ってきたら重いって怒るじゃないですか。面白いと思うんだったら続きもってきます」とのことだった。やっぱり君、わかってるな!

結論から言うと扱ってる題材(暗号とか通信とか)はかなり好きだ。私が今やってる仕事関係も出て来たし、悪くないんだけどなんかこう微妙。どうして外国ものって軍人が出てくると shit! fuck! penis! しかないんだろーか。君たち……。

この続きはもっと面白くなるんでしょうか。話のなかで時代が入れ替わるから、頭を切り替えるのに苦労した。というか今でもたぶん少し混乱してる。どっかでつながるんだろうけどなあ。

続きかあ、うーんうーん。vamoくん、もし次会うことがあって、にょんたブログを見てるようだったら2巻だけもってきてちょうだい。全巻はまだ踏み切れない。

『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 / デビッド・アレン』

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
デビッド・アレン(著) / 田口 元(監訳)
二見書房 2008-12-24
内容(「BOOK」データベースより)
あらゆるものを「整理」、リラックスして仕事がこなせる、最速最強の「仕組み」を作る方法―それがGTD!世界で常識のメソッドをわかりやすく解説。
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何回かにょんたブログでも言及しているGTDの本。ネットでやり方は知っていたのだが、本家もちゃんと読んでおくかということで読了。

私がこういう種類(ビジネス本?ライフハック?)の本を読むのは、100冊のうち98冊ぐらいはダメ本なんだけど、2冊ぐらいアタリがある。それを知ることによって、新しい電化製品を手にいれたときのように生活が変わることがあるから。こういうのって人それぞれに合う・合わない方法があるよね。

この方法が自分に合っていたのは、「なんかやらなきゃいけなかったんだけどなあ…」ともやもやした焦燥感が消えるということと、目の前のことだけを片付けるという短期的見方だけじゃなく、長期的に俯瞰した見方を取り入れられること。「いつかやりたい」というカテゴリーをメモっておくのは、どこか人生が楽しくなる。

問題はツールに何を使うかということなんだけど、私も今はそれを模索中。会社と家で両方出来るのがいいんだけど、会社でツールを開いているとプライベートとごっちゃになってね。なんかいい方法はないかなあ。とりあえず家では相変わらずcheck*padを使っている。リストを終了にしてガンガン消していくのが気持ちいい。たまにレビューして内容を確かめることも大切なので、今回の読了を記念してまたリストを大幅に見直してみようかと思います。

私には合っていたやり方。おすすめ。

なんか負けた気分@ハシヤ

さて金曜。

今日は携帯を家に忘れたので、何もせずに帰宅するかと思っていたら、みんちゃんからEメールをゲットしたので、先週に引き続き、またもや新宿で合流。久々に携帯を持たないで待ち合わせをしましたが、ドキドキしますね。公衆電話探したけど、全然見つからないんだもの。昔はどうやって待ち合わせしてたんだっけなー。

つらつらとハンズ行ってHMV行って、我々が大好きなハシヤでスパゲッティ食べて帰った。

しかし、私は小銭があるはずなのにどうしても欲しいものとめぐり合えず何も買えなかった。なにか買い物したかったのにぃ!

なんかものすごく負けた気分……。

 

『オオカミ少女はいなかった / 鈴木 光太郎』

オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険 オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険
鈴木 光太郎
新曜社 2008-10-03
内容紹介
否定されているのに事実として何度もよみがえり、テキストにさえ載る心理学の数々の迷信や誤信。それらがいかに生み出され、流布されていくのか「人間の営み」としての心理学のドラマを読み解く!
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ビジネスアワーを北島マヤ@ガラスの仮面ばりに演じますわ!と言ってた私ですが、北島マヤというと狼少女ジェーンという芝居の役をこなすために、芝居以外でも狼少女になりきっていたことが思い出されるわけです。単にその題名つながりで選んだだけだったんですが(どんな理由だ!)、まあまあ面白かった。

オオカミ少女の話とは、昔インドで見つかったオオカミに育てられた(と言われてる)アマラとカマラの話。この話がまとこしやかに真実として伝えられているのはおかしい、と。反証は色々と出ているんだけど、「人間はオオカミの乳を消化できない」と読んだあたりで、無理じゃん…と思った。

あとはサブリミナル効果とか、双子の実験(知能は遺伝によるか環境によるか)、母親が赤ちゃんを左胸で抱くのは心音が安心させるからだとか、プラナリアの実験(反射学習をさせたプラナリアを切断して再生したものが記憶を持ち続ける。共食いさせても(!)記憶が移る。記憶物質の話)など、なかなかに興味深い実験に対して、「ここがおかしい」と実験のバックボーンに対して色々と指摘していた。

読んでて思ったんだけど、扱われてる実験の批判を知らなかったら「そうらしいよ?!」と嬉々として人に言いたくなるようなものばかりだった。無知って怖いなあ。「そうだったら面白い/わかりやすい」ということがあるのかもしれない。心音の件なんて、真実だと思ってたもんね。今後はおもしろそうな話を聞いても、どんな実験で・どんなデータが取れたかということを気にしたい。

『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい / マルコム・グラッドウェル』

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳) 第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
M.グラッドウェル(著) 沢田 博 阿部 尚美(訳)
光文社 2006-02-23
出版社/著者からの内容紹介
 理由はわからないけど「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたことはないだろうか?しかも一瞬で。人間には、理屈を超えてわかったり、感じたりする瞬間・能力がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。本書ではそれを「第1感」(原題はblink=ひらめき)と命名した(略) データを集め、熟考を重ねた判断がまちがいで、最初の瞬間的判断が正しいことはあるのだ。登場するエピソード、心理学実験を読むだけでも面白い不思議な本である。
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なんで読もうと思ったんだっけなー。ネットの書評だったかなー。それとも人の第一印象の理由を知りたかったからだっけなー。忘れた。

第一印象が大事とはよく言われることだけど、先日の入社研修で6秒の挨拶でその人の印象をはかるということをやらされたのね。確かにわずか6秒の間でも、その人への最初の好感度は決まってしまう。あの感覚はいったいなんなんだろう。やはり目に見えない波長でも出ているのだろうか。

本書はそういった直感の例を色々と提示している。第六感ではなくあえての第一感。色々な例を引き合いに出していて面白かった。ex. 古美術が科学的には「古いものだ」と判断しているのに、美術評論家たちは直感で「これは変だ」と思ったとか。結果は贋作だった。

そして話は発展して、無意識に刷り込まれているものについて言及していく。例えば人種差別的なもの。

ヨーロッパ系アメリカ人または悪 | アフリカ系アメリカ人または善 というカテゴリーに以下の言葉(写真)を瞬時に分けるテスト。

傷つける、凶悪、輝かしい、(黒人の写真)、(白人の写真)、素晴らしい

単語が増えるたびに一瞬判断に迷う。「アフリカ系アメリカ人または善」 と 「素晴らしい」が瞬時に結びつかない。しかしカテゴリーを変えるとその反応が変わる。

ヨーロッパ系アメリカ人または善 | アフリカ系アメリカ人または悪

凶悪という単語がすんなり アフリカ系アメリカ人 にカテゴライズされてしまう。私も自分でやってみたけど、表面的な意識と少しばかりのひっかかり(無意識的)があるような気がした。興味ある人はhttps://implicit.harvard.edu/implicit/ で試せるのでやってみるとよいかも。

無意識に影響を与えているものもあるんだな、とこれまた無意識に刷り込んでおくとよいのかもと思った。

梅仕込み参戦

20090607.jpgお友達の皆様も続々と作成しておられますが、私もそろそろ梅の仕込みに参戦です。

梅酒・梅干・梅ジュースの三点は造る予定なのだが、去年は梅ジュースがとても美味しかったので今年は倍量作ろうと目論んでいる。

見切り品1kg540円の梅に、お酢を1.5リットル、蜂蜜+氷砂糖をおよそ800gぐらい足したのが写真。今回はチョー適当に混ぜてるんですけど、なんか浸かっていないところが茶色く変色した。大丈夫か?これ。

あと去年は冷凍庫で凍らしてみたんだが、そうすると味が落ちるという噂を検証すべく、今回はそのまま使用。この割合だと梅が足りないから後でもう1kgぐらい足すやもしれん。前回は1 : 0.5  の割合でやったんだけど、今回はお酢を増やしてみたのよ。

梅ジュース、夏で疲れたときに冷たい水や炭酸水で割って飲むとすごい美味しかったよ!肉体疲労に効く気がした。簡単なのでオススメ。