もういっちょ、本メモ。
わたしはこのちきりんさんのブログが好きで、いつも読んでるんだけど本を出版なさったというので購入。
ちきりんさんの何がいいって、女性でありながら理路整然と論を述べるところ。これは自分への戒めで言うんだけど、女性って感情論が多い気がするのね。データ(ソース)を持ってきて、それを分析して、そこから結論を導き出すということを、ちゃんとしてるなあという印象なのです。あとゆる~いところ。同じ女性でも勝間さんはダメだった。あそこまで合理的でかちっとしていると合わない。
私がぼんやり思っていたことの理論付けをしてくれるというか、「そうだよね!」と共感することがいくつかあった。「日本はアジアのイタリアを目指そう」とか「多数派が正しいわけではない」とか。もちろん全部に賛同するわけではないのですが。
あと「人生には、悲しいこともつらいこともあって当然です。だからこそ一方で、嬉しくて楽しいことも起こりえるのです。いいにしろ悪いにしろ感情を大きく揺さぶることが何もない人生なんてまったくつまらない」という引用箇所は、ちょっと響きました。
私の場合、というかみんなそうなのかな?感情が動くとすごい疲れるから、あまり感情的になりたくないなと思うときもありまして。特に人間関係って疲れるじゃないですか。でも悪いときもあるけど、良いときもあったりするんですよね。そういうのに関わりたくないなと思うときもあったりするんですが、そういう人生ってつまらないのかなって。感情の振り幅が人生の醍醐味ってやつなのかなって。なんかつらつらと考えたりもしました。
第二弾が出るという話は本当なのかしら。また読もう。