Tokyo M.A.P.S@六本木ヒルズ

20110503_1.jpg去年も行ったんですが、今年も誘われたので行ってみました。Tokyo MAPS。 今年はプロデューサーが高橋幸宏さんだったのよね。

こちらのお友達に会うのは実に去年のGW以来。「え、そんな前だっけ?」と思ったが、ここんとこお誘い断ったりしてたからか。お久しぶりです。

坂本美雨さんあたりから行ったんだけど、面子が先日の「道との遭遇」と似てた感じでした。ユザーンも飛び入りしたし。んで、安藤裕子をはじめて聴きましたが、なかなかパワフルな感じでした。カバー曲(そんときはくるり)をああ歌うとは。TYTYTは私は結構好き。懐かしの高野さんのアルバム曲を聴いたわ。

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『よくわかる電気のしくみ / 電気技術研究会』

よくわかる電気のしくみ (図解雑学) よくわかる電気のしくみ (図解雑学)
電気技術研究会
ナツメ社 2007-09-25
内容(「BOOK」データベースより)

目に見えない電気の不思議に挑戦した人たちがどうやって謎を解いていったのか、その進歩・発展の産物である電気製品や電気技術の仕組みがどのようなものなのかについて、豊富なイラストでわかりやすく解説。
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今回の震災の電力不足を受け、「なんで夜中に電気を貯めておけないんだろう?」と本気で思ったクチです。なんどかこの世界にはトライした記憶があるんだけど、いつも磁力あたりで見失っています。

とりあえず今回は電気のしくみを理解しようと読んだ。いやいや、けっこうわかりやすい本でした。超入門編として読むと、他の本がわかりやすくなるのかもしれない。

そーかそーか。電気というのは電子の移動なのですね。そしてプラスの電気というのがあるわけではなく、電子の足りない状態をプラス、余っている状態をマイナスと呼び、電子がその差異を埋めようと電子が移動することが電流となるのかあ。だから実際は、電流はマイナスからプラスに流れてるらしいよ。知らなかった!+から-だと習ったよ。

(私のなかの)結論としては、電気は電気エネルギーのまま貯めておくことはできないので(移動してるから?)、他のエネルギーに変換する必要がある(位置エネルギーとか科学エネルギーとか)。乾電池のように少し貯めておくことはできるけど、たくさんの電気を貯めるには設備コストや変換損失、技術の面でまだ出来ないということかな。

なんとな~くわかった気になった。が、人に説明できるほどにはわかってない。しかし、電気の世界、ひいては量子力学の世界は面白いなあ。ピカーン!と理解する瞬間はくるのかなあ。

 

『セドナへのスピリチュアルな旅 / 銀色夏生』

セドナへのスピリチュアルな旅 (角川文庫) セドナへのスピリチュアルな旅 (角川文庫)
銀色 夏生
角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-08-25
内容紹介

ネイティブ・アメリカンの聖地として名高いアメリカ、アリゾナ州のセドナ。ヴォルテックスと呼ばれるパワースポットへのトレッキング、サイキックリーダーとのセッションなど色々体験してみました。
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薄くて軽い内容の本。

最近、身近でよく聞く単語だったので入門編として読んだ。でもブームはずいぶん前なのね?ロンブーの人とアムロちゃんが行ったとこだとか。相川七瀬もハマってるのか。

とりあえずセドナがパワースポットだということはわかったけど、写真からはあまり行ってみたいとは思わなかったなあ。サイキックリーダーのセッションというのは興味あるけど(占いみたいなものですかね?)。

銀色さんは中高生向きだと思うんだけど、スピリチュアルなものを「うーん、わからない」と言ういさぎよさが良かった。彼女自身の精神世界への考え方も割と同意するし。私自身はこういう世界は好きだけど、信じてはいないのよね。あったらいいなと思うけど。いまのところは。

『結局、女はキレイが勝ち / 勝間 和代』

結局、女はキレイが勝ち 結局、女はキレイが勝ち
勝間 和代
マガジンハウス 2009-12-17
内容紹介

(略) 勝間氏のキャリアを通して得られた結論だ。生まれもっての顔立ちなど、関係ない。女にはいろいろと演出の方法がある。ファッション、髪型、立ち位置、しゃべり方などなど。社会を渡っていく際に、戦略として『女子』であることは心地いい上に、リターンが大きいと、勝間氏は試行錯誤を重ねた20代、30代を振り返り、いままさにその世代の女子の背中を「ラクにいこうよ!」と押してくれている。目次より セミロングは七難隠す/キレイにはやっぱりHも大事/不倫の費用対効果は最低最悪/専業主婦を目指さない/貯金できない女子は財布に上限3000円/長時間労働は女性を急速にオヤジ化させてしまう 全63項目
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基本的に彼女は好きじゃないんだけど、好きじゃないという理由をつけるには相手を知るべきかと思ってます。これはタイトルが挑戦的なので、興味を持ったのです。

いやー、駄作。もうちょっと彼女はまともな人かと思っていたんですが、売れるとこんな本まで出してしまうのでしょうか。勝間さんは美容関係者じゃないんだから、こういう容姿がどうこうというのは他の人に任せておけば良かったのに。

女性はやっぱり美人が得よ!美人だと仕事がスムーズに進むのよ!っていうのは、どーなのかなあと。実際そういうところもあるのかもしれませんが(どうなんでしょう?男性諸君)、何でも費用対効果で語るのには疲れるなあ。人には人のやり方があるのであって、彼女のやり方が一番なわけじゃないと思うんですが、彼女の言い方って「自分の方法が一番いいのにどうしてやらないの?!」という押しつけを感じるのよね。

しばらく勝間さんの本はいいや。

道との遭遇@上野水上音楽堂

20110417.jpg「道との遭遇」という東東京をフューチャーしたイベントに行きました。

 これはいろんなアーティストがセッションしていて、鈴木慶一さん合わせの13:30ぐらいに向かったのですが、音楽が…音楽が……「???」という具合でして。

凡人にはわからない世界だった……。

DE DE MOUSEという人の音楽を始めて聴いたんだけど、なかなか素敵でした。DE DE MOUSEさんに私はチケ代の内の1500円は払う!自分的トリの 勝手に観光協会(安斎 肇×みうらじゅん)はさすがの面白さ。笑ったー。坂本美雨ちゃんは綺麗な声でした。コトリンゴさんが「ラジオスターの悲劇」をカバーしていたので変なシンクロニシティを感じた(私の近日の流行だった)。タブラ奏者のユザーンさんはもっとタブラの演奏を聴いてみたかったな。

本当はいとうせいこうさんまで待ちたかったけど寒くなってきたし、「もういっか」と味噌ラーメンを探して食べて帰った。微妙な消化具合のイベントだったかな。

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岡本太郎展とランチと桜

20110408_1.jpg平日だったんだけど、有給余ってるし!とお休みとって、岡本太郎展に行ってきました。

元々いくつもりだったんだけど、GWまでで、たぶんすごい混むんじゃないかと予想されたので、平日行ったのは当たりだったかも。

展覧の内容は、見たことがあるものが多く、これだったら川崎市の岡本太郎美術館のほうがお勧めでした。絵も多くあったけど、私はやっぱり彼のオブジェが好きかな。子供みたいな人ですよねえ、発想力が。

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『人を動かす / デール・カーネギー』

人を動かす 新装版 人を動かす 新装版
デール カーネギー Dale Carnegie 山口 博
創元社 1999-10-31
出版社/著者からの内容紹介

人間関係の古典として、あらゆる自己啓発本の原点となったD・カーネギーの名著。(略)本書は、社会人として持つべき心構えを興味深い実例をもって説得力豊かに説き明かして類書の追随を許さない。深い人間洞察とヒュウマニズムを根底に据えた感動の書。聖書につぐ世界的ロングセラー。
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「もっと相手のことを考えたらどうですか」と言われたことがありまして、ずっと棘のように残っているのですよね、その言葉が。

たぶんそれはそうかもしれなくて、私は人の気持ちがわかってないんだろうなあ。相手を思いやるってどういうことなのかなあ、と名著と呼ばれるこの本をチョイス。

良い本でした。書かれていることはよくあることだと思うんだけど、有名人のエピソードなどを添えつつ具体例を出しているのが読み物としても面白い。

相変わらず、人間関係というのはよくわからなかったんだけど、反省することは多々あって「聞き手にまわる」「心からほめる」「誤りを指摘しない」というのが特に自分には出来てないと思った。たぶん私は、自分が自分が、的なところがあるんだよね。(自己顕示欲が強いのかな?) なので、人の話を聞くということは意識しようと。あと人を褒めるということについては、その人について認めていることがあるのにそれをあまり口にしなかったのでもっと言えば良かったなと。少なくとも私が人をプライベートの枠に入れるときは、その人が好きだからで、その人の良いところがあるからなんだよね。誤りを指摘しない、というのは言わずもがな。自分が正しいと思うときは、かなり相手を攻撃してしまうんだけど、そういうのをしても何も生み出さないしなあ。

たぶん人間関係のテクニックとしても使える内容なんだろうけど、そういううわべのことじゃなくて、本心で思ったときにはやったほうがいいんだろうなあと思う内容でした。

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攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY @新宿バルト9

20110401.jpg震災後なので、映画観てる間に地震にあったらどうしようと思っていたのだけど、攻殻は好きなのでどうしても観たかったのです。全編新作かと思っていたんだけど、TVシリーズのリメイクでした。そして初3D体験。最初に3Dメガネの具合を確認するCMがあるんだけど、それ用に作ってあるので飛び出て見えて驚いた。

そして映画は面白かった! なんだろ、情報アクセスするGUIな画面なんか3Dに打ってつけですね。全編3Dを意識して作られたらどうなるんだろうか。

全自動老人介護システムの背後については、もうちょっとTV版ではそのあたりの怖さ(?)が出ていた気がする。しかしTV用に作られたにしては、やっぱりストーリーがしっかりしてるなあ。いろんな問題を考えるよ。

同じ監督の「東のエデン」を観るべきかどうか悩む。深夜アニメのときにチェックしておくべきだったかー。

『ゆるく考えよう / ちきりん』

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
ちきりん
イースト・プレス 2011-01-20
内容紹介

月間100万PVを誇るブログ「Chikirinの日記」の筆者による「毎日を楽しく生きるための極意」
「オヤジの書いた説教本を読むより、この本を読むほうが100倍役に立ちます」 堀江貴文
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もういっちょ、本メモ。

わたしはこのちきりんさんのブログが好きで、いつも読んでるんだけど本を出版なさったというので購入。

ちきりんさんの何がいいって、女性でありながら理路整然と論を述べるところ。これは自分への戒めで言うんだけど、女性って感情論が多い気がするのね。データ(ソース)を持ってきて、それを分析して、そこから結論を導き出すということを、ちゃんとしてるなあという印象なのです。あとゆる~いところ。同じ女性でも勝間さんはダメだった。あそこまで合理的でかちっとしていると合わない。

私がぼんやり思っていたことの理論付けをしてくれるというか、「そうだよね!」と共感することがいくつかあった。「日本はアジアのイタリアを目指そう」とか「多数派が正しいわけではない」とか。もちろん全部に賛同するわけではないのですが。

あと「人生には、悲しいこともつらいこともあって当然です。だからこそ一方で、嬉しくて楽しいことも起こりえるのです。いいにしろ悪いにしろ感情を大きく揺さぶることが何もない人生なんてまったくつまらない」という引用箇所は、ちょっと響きました。

私の場合、というかみんなそうなのかな?感情が動くとすごい疲れるから、あまり感情的になりたくないなと思うときもありまして。特に人間関係って疲れるじゃないですか。でも悪いときもあるけど、良いときもあったりするんですよね。そういうのに関わりたくないなと思うときもあったりするんですが、そういう人生ってつまらないのかなって。感情の振り幅が人生の醍醐味ってやつなのかなって。なんかつらつらと考えたりもしました。

第二弾が出るという話は本当なのかしら。また読もう。

『自己流園芸ベランダ派 / いとうせいこう』

自己流園芸ベランダ派 自己流園芸ベランダ派
いとう せいこう
毎日新聞社 2006-09
出版社/著者からの内容紹介

(略) 面積や日照時間が限られる都会の狭いベランダでは園芸書の知識は通用しない。著者は10年以上のベランダー経験をもとに自己流で植物の世話をし、試しては枯らし、枯らしては試すを繰り返す。しかし、その自由さこそがベランダーの醍醐味なのである。たとえ枯らしてしまってもいいのだと著者は言う。それも植物の生命のひとつのサイクルであり、そもそも植物の生命をコントロールしようとすること自体が無理なのだから……。(略)
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話題を少し変えて近日読んでた本など。

いとうせいこうさんの「ボタニカルライフ」は読んだ記憶があるんだけど、それの続編みたいな感じ。都会のマンションで植物を育てるのは、戸建の人とは違ってまさしくベランダー(ベランダで植物を育てる人)なのだよね。そしてベランダーは枯らすことを恐れてはならない、という彼の意見に、肩肘張らずに園芸界へ飛び込める気がした。

彼が植物を育てる記録に写真を撮るのではなくて、「書き残す」という姿勢をとっているのも興味深い。彼はそれが一番記憶に残るんだって。なぜその花の姿に感じ入ったか、根の張り方に驚愕したか、芽ひとつに狂喜したか。実際、彼の文章からは、植物への愛憎と格闘とユーモアが感じられて、読みながらくすりとする。

春だから何か鉢物を欲しいなあと私も思いました。えぇ、私も緑の指の持ち主ではないので、途中で飽きたり、枯らしたりするんですけどね。何か生命の勢いというのを感じたい気分なのです。

*そういや、いつもの友人と ボタニカ学習帳という記録をしてたこともありました。興味は前からあるんだよね。興味は。