矢野顕子×上原ひろみ 2011

20111211.jpg今年はふたりでさとがえる、というのが副題だったかな?友人とは毎年恒例のイベントで、ここで今年の反省会をしております。反省と豊富はまた別の日記で。

マメヒコの豆ケーキは今年で終わってしまうらしい。私はみかんとにんじんのスコーン(だったかな?)にしました。

コンサートのほうはやっぱり上原ひろみすごいなあというところ。ソロの曲とか左手がすごい難しそうなのにメロディアスだ。アッコちゃんは相変わらずの安定感。

ただ会場のせいか、前のようなぐわーっという圧倒感は感じなかったかな。やっぱり機会があれば狭い会場で聴いてみたい。

#今年の反省を通常通り、○△×で決めていたんだが、そうではなくて毎月で振り返りを行わなければ意味がない、ということで他の機会にまたやり直すことになった。あと2時間だと時間が足りない。来年は3時間枠を取ろう!(自分向けメモ)

ロシア・ピアニズムの継承者たち@すみだトリフォニー

20111208.jpg友人に誘われて、久々にピアノ。

ロシアの人ということでしたが、全曲シューベルトという構成で、よく寝たわ~(笑)

ピアノの音が、とても柔らかく聞こえたんだけど、気のせいかどうか。

アンコールでモーツァルトのK.545を弾いてくれたのだけど、私の知ってる曲と違った!いや、この曲って、ピアノをやっていた人なら弾くと思うんだけど、私も弾けたと思うんだけど、こんな風にならなーい!

ピアノ弾きたいなー、と思ったりした瞬間でした。もう指が動かないだろうなあ。

草間彌生展@ワタリウム

水玉女王の草間ちゃんの展覧会があったので会社帰りに行ってみました。

でもこの展覧会はイマイチだったのよねえ。やっぱり六本木のやつが一番衝撃が強かったです。でも映像でしゃべっている草間さんは相変わらずこちらが不安になってしまうような、なんていうんでしょう。凝視してしまう感じで、存在感のある人だなあと思った。

その後は、友人とてくてくと秋の夜を歩いて、スパゴーに行った気がする。

GET LOUD @武蔵野館

20110922.jpgレディースデーを活用。音楽ドキュメンタリーを観た。

内容は、U2のジ・エッジ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトという3人がそれぞれギターについて話してセッションをするのです。本当はセッションがメインだったろうに、セッション時間が非常に短くて「…気が合わなかったのかな」と心配した。

しかし、この二人を相手にするとU2のエッジの影が薄くなるなー。ジミーペイジはさすがの貫禄という感じ。なんか人当たりも良さそうにニコニコしてて、若いときを乗り越えての今だろうな、と。ジャック・ホワイトはいいねー。まだギラギラしているというか、いろいろ鬱屈したものをぶつけているというか。ロックな感じ。

3人のセッションで、エッジがコードを間違えて「あ、オレずっとこれで弾いてた」というのを、他の二人が「マジで?!」と驚いていたところが一番笑った。

『まほろ駅前多田便利軒 / 三浦 しをん』

まほろ駅前多田便利軒 まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん
文藝春秋 2006-03
出版社 / 著者からの内容紹介

東京のはずれに位置する’まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
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三浦しをん祭りの一環で、そういえば小説書いていたな。直木賞取ったんだっけ、ということで読了。

へー、こういう小説書く方なのか。なかなかおもしろいコンビであった。男性二人が主人公なので、深読みすればBLな雰囲気はあるけども、それ以上に人間描写がうまいな。脇役登場人物も含めて、なんかキャラがたっている。

なんかの映画をみたときにこの映画の予告編を見たんだけど、多田が瑛太で行天が松田龍平ということで、個人的にはこれは逆でも良かったんじゃないかと!

まほろ市って町田市がモデルらしい。いいよね、町田。色々あって。

『乙女なげやり / 三浦しをん』

乙女なげやり 乙女なげやり
三浦 しをん
太田出版 2004-06
内容(「BOOK」データベースより)

暴走する乙女の魂、だだ漏れる煩悩。さまよえる乙女の必読バイブル。三浦しをんの爆笑ミラクルエッセイ最新刊
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面白かったので、三浦しをん祭りを個人的に開催した。

この方はバクチクとヴィゴ(アラゴルンだ!)がお好きなのだな。Buck-Tickはようわからんが、アラゴルンは格好いいねー。

でも私はヴィゴと子作りする夢までは見れないと思いました……。

妄想力の翼は果てしないなあ。

『悶絶スパイラル / 三浦しをん』

悶絶スパイラル 悶絶スパイラル
三浦 しをん
太田出版 2007-12

内容(「BOOK」データベースより)

三浦しをん待望のミラクルエッセイ最新刊!!描きおろし・爆笑「なんでもベスト5」大ボリュームで収録。

実は三浦しをん、まともに読んだことなかったのです。なんというか同じ匂いがするので、同属嫌悪的な感じだったのだと思いますが(笑) 

本もいい加減読まないとなあと、でも重い本ばかりだと疲れるしなあ、とエッセイジャンルで選んだ一冊なんだけど、面白かった。 自分はやっぱり彼女と同じ種類の人間だと思いました。ダメ人間っぷりが、さ!

笑った笑った。自分も割と妄想するほうなので、彼女(と、彼女の友人たち)ぐらいに妄想訓練を昇華できれば、人生がもっと素晴らしくなるのに!なんて。もうちょっと修行してがんばるわ。

菊地成孔@赤坂サカス

20110918.jpg友達が菊地成孔さんのタダライブがあるから行かない?というので、行ってみた。ライブというか、トークショーというか、そういうのだったんだけど、ラジオの番組と連動してるらしく、いやー、笑った笑った。

菊池さんは音楽家であるけど、アナーキーで、ファッションにもポリシーがあるらしいので観てておもしろいなあ。

友達が紹介してくれた女の子がいらっしゃったんだが、なんと赤坂でシェアハウスに住んでるんだって。おー!流行のシェアハウスか!すごいなあ。

写真は赤坂の会場に居たカピバラくん。まるっこかった。

醒めながら見る夢@グローブ座

20110917.jpg友達がタダ券あるというので、グローブ座に演劇を観にいきました。

辻仁成の脚本・演出・音楽で、Chemistryの堂珍くんで、恋愛もの。まず自分ならチョイスしない演目。

内容は…なんていうの?辻仁成の恋愛ものは全くよくわからないので、なんていうか……うん。まぁ。ね。Chemistryファンならよろしいんじゃないかと。ちなみに私はあのオチ、読めてたわよっ。

写真は帰りに寄った新大久保の韓国料理屋。プラスチックの椅子とテーブルがチープでアジアっぽくっていいなー。

ちなみに友達はカタツムリパックを買っていた。カタツムリのパック……?!そういうのが流行っているのですか!女子のなかでは!!

小さな哲学者@武蔵野館

20110817.jpgミニシアター系映画。

これはフランスの幼稚園で哲学を教える、というドキュメンタリーだったんだけど、これがなかなか面白かった。

さすが仏というべきか。6歳児が愛について語ってました。「きみと僕はもう別れたんだから、そういう関係じゃないんだよ」みたいな(笑)。

しかし哲学の根本的なことを思い出した。世界をなぜなに?で始まって、「自分で考える」ことが基本なんだよなあ。昔のエライ人の難しいことをなぞるわけじゃなくてさ。*もちろん大抵のことは昔の人が考えており、それを普遍化したのが哲学”学”だと思ってるけど。

子供たちの可愛さもさることながら、自分の頭で世界に「なぜ?」「なんで?」を問いかけるということを思い出した良いドキュメンタリーでした。

幼稚園からこのように考える子供たちのその後が知りたいな。