ミニシアター系映画。
これはフランスの幼稚園で哲学を教える、というドキュメンタリーだったんだけど、これがなかなか面白かった。
さすが仏というべきか。6歳児が愛について語ってました。「きみと僕はもう別れたんだから、そういう関係じゃないんだよ」みたいな(笑)。
しかし哲学の根本的なことを思い出した。世界をなぜなに?で始まって、「自分で考える」ことが基本なんだよなあ。昔のエライ人の難しいことをなぞるわけじゃなくてさ。*もちろん大抵のことは昔の人が考えており、それを普遍化したのが哲学”学”だと思ってるけど。
子供たちの可愛さもさることながら、自分の頭で世界に「なぜ?」「なんで?」を問いかけるということを思い出した良いドキュメンタリーでした。
幼稚園からこのように考える子供たちのその後が知りたいな。