『臨機応答・変問自在 / 森 博嗣』

臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書) 臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)
森 博嗣
集英社 2001-04
内容(「BOOK」データベースより)
ミステリィ作家であり、某国立大学工学部助教授である著者は、学生に質問をされることで出席をとり、その質問に自身が答えたプリントを配布するという授業を、何年間も続けている。理解度を評価するとともに、自主性や創造性などを高めるためである。授業内容に関連するもの以外に、たわいないものから、科学、雑学、人生相談など、学生の質問内容はヴァラエティ豊かだ。本書は、数万にのぼるそのQ&Aから、ユニークなもの・印象深いものを独断的に選び、その面白さの一端を紹介していく。
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森博嗣の著作は犀川助教授のシリーズを少しだけ読んでいた記憶があるが、ヒロインの萌絵ちゃんが好きではなかったので追ってない。

しかし何故また森博嗣を選んだのかというと、著者のブログが結構面白かったから。森さんが工学部助教授だとは知っていたのだけど材料系だとは知らず、どこかの書評で抜き出された一問一答がけっこう面白かったので。

森さんは、授業の成績評価を生徒に質問をさせることで行っているらしく、それをまとめた本がこれ。大学生としては稚拙だなあと思う内容から、工学の専門的な質問まで多岐に渡っている。しかも、授業用にまとめる必要があるので(毎回ワープロで打ってるそうだ)質問も答えも短くて読みやすい。しかしなにより森さんは随分と「自分」のある人なんだなあと、意外性があった(もっと真面目?素朴?なイメージだったので)。

関係ないですが、材料学のあたりのコンクリートに関する質問が新しかった。コンクリートは20世紀を代表する材料だそうです。へええ。

今週の運動予定

先週はお恥ずかしいことに、メンタル・フィジカル共に乗らなくて3回ぐらいしかやらなかった(内1回ががんばって走った日)。4kmって 2kmの2倍じゃないですか、どうもねー、長いんですよねー。

Sun: walk 15 min, run 1 min, walk 2 min(2km)
Mon: [walk 5 min, run 5 min] repeat 3x, walk 5 min(4km)
Tue: walk 15 min, run 2 min, walk 4 min(2km)
Wed: [walk 5 min, run 5 min] repeat 3x walk 5 min(4km)
Thu: walk 15 min, run 2 min, walk 4 min(2km)
Fri: [walk 5 min, run 5 min] repeat 3x walk 5 min(4km)
Sat: free

でもまだ続ける。5分も続けて走れるかなあ……。

結婚祝買物

特にイベントでもないけどメモ。

お友達みんちゃんがご結婚したのは結構前だったのですが、ずるずると流れてようやく一緒に贈り物を買いに行きました。おいらが貧乏なんで、「予算は1万円以内です」と宣言して選んでもらいました。まぁ本当は ipod touch が欲しかったようですが、ごめん。それは無理だ。

ハシヤ – ヨドバシ – モザイク通り – ルミネ地下のスムージー屋 – FrancFranc – 東急ハンズ – (紀伊国屋は今回パス) – スタバじゃなくて宮崎館 – TowerRecord という定番を通りました。お金あったら楽しいのになあということで、私は働く弾みが5ミリぐらいついたかもしれません。

芸術か否か

本日、考えさせられたニュース。

「ピカッ」で現代美術館陳謝という記事なのだが、広島の上空に飛行機飛ばしてピカッという文字を書いたそうな。

これをやっているのは、芸術集団 Chim↑Pomという方々でいとうせいこうさんも押していた若い人たちです。ちなみにこの前にネズミを捕まえて剥製にしてピカチュウにした展覧会もやっているらしいので、ピカチュウつながりかどうかは知りませんが。

個人的にこの記事を見たとき(アート含め)、いやいやこれアートじゃないだろうと思うのと同時に言いようもない不快感を感じたのです。

原爆のピカを連想させつつピカチュウ的な笑いを狙ったのかもしれない。しかしそんなことよりもこの行為は不謹慎だろうと思う。しかしどうも不快感の理由はそれだけじゃない。現代アートというのは、観客の気持ちを良くも悪くも動かすという位置づけもアリだとは思うので、表現の方法は色々だろうけど……どうも納得いかない。これは一体なんなんだろうなあと考えまして。

芸術家と名乗られているのに違和感があるんじゃないだろうか

という結論に達しました。つまり芸術って何よ、という話なわけです。表現の自由があるのはわかるんだが、強制的に目に入ってしまうものに「芸術」ってアリなのかなあと。少なくとも個展だったり発表だったら観客が選ぶ自由があるけど、こういうゲリラ的なのって観客に自由が与えられてないよね。強制的に不快にさせられるものに「芸術」としての名を与えるのが嫌なのかなあと。

誰でも芸術=自己表現ってできるよね。でもそれに見合う責任を負わなきゃダメだよねと言うことのような気もするが……うーん、思いつきで書いたエントリなので上手くまとめられませんが、この記事に「何か」を動かされたことは確かです。

『ためらいの倫理学―戦争・性・物語 / 内田 樹』

ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫) ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)
内田 樹
角川書店 2003-08
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカという病、戦後責任、愛国心、有事法制をどう考えるか。性の問題、フェミニズムや「男らしさ」という呪縛をどのように克服するか。激動の時代、私たちは何に賭け金をおくことができるのだろうか―。ためらい、逡巡するという叡智―原理主義や二元論と決別する「正しい」日本のおじさんの道を提案する。内田樹の原点が大幅加筆でついに文庫化。
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この本は確かvamoくんにフェミニズム関連で勧めてもらったんだったかな。フェミニズムだけでなく多岐に渡った批評?エッセイ?本でしたが。

さて、この人初めて聞いた名前だったんですが、「専門家」でもなく「素人」でもない、そこをつなぐメタな批評は嫌いじゃない。むしろ好きだ。文章も割りと軽いタッチだし、セントバーナード犬として、現代思想の遭難者たちの間を駆けずり回り、鼻先を舐めてブランデーを与えて、「あとは自力でがんばってね、わんわん」という立ち位置も面白いと思う。

が、なんかしっくりこないのよね。この人の言ってること。

僕は「わからないけど」と議論から一歩引いているように見えても、でも一言言わないと気がすまないような感じ。すんなりと言葉が入ってこなかった。あとたまに論点もずれてるような気もした。あくまでも気がするだけで私がテキストをわかってないだけだと思うのだが。

しかし本当に電車に乗らないと本を読まないなぁ。まずい、電車に乗らないと(←そこからかい)。

君子の交わりは淡きこと水のごとし

近日、自分ブームで大人数飲み会は断っているのだが、そんじゃ差し飲みするかと言われ、知人(既婚)と飲んできた。

がんばって(自分比)家から出ただけあって、色々話せて面白かった。宇宙論から経済、LifeHack、コンピュータまで色々。目の前でリアル障害対応も見られたし(電話を聞いてる私のほうがドキドキしたぜ!)、これはこれでアリだな。

そんじゃまた数年後にでも差し飲みしようと別れたんだが、「君子の交わりは淡きこと水のごとし」と云われて良いこというなあと感心した。そーゆーぐらいの距離感がいいわ。

飲み会、もう4件ぐらい断り続けているんだけど、多くても4人までルールはこれからも適用しようと思う。いま大人数飲みに行くんだったら、こんぷ組ぐらいかなあ。仕事したらわからんけど。

ま、順調に友達は減っているよ。

FXなんて簡単だ

20081019.JPG

暇だから始めたFX。もうプラス28万7千円。これで今月は稼いだからもういいです。

豪ドルは外貨預金どうなのかなあと思ってやってみたら、すぐ下がったからロスカットしてマイナス。

あとは102円で買ったドルがどうにか戻ってくれれば……れば!!

続きを読む FXなんて簡単だ

今週の運動予定

先週は 火・水・土 とできなかった。3週目にしてダメな足音?でもまだがんばる。

Sun: walk 15 min, run 1 min, walk 2 min(2km)
Mon: [walk 3 min, run 2 min] repeat 5x, walk 5 min(4km)
Tue: walk 15 min, run 2 min, walk 4 min(2km)
Wed: [walk 3 min, run 2 min] repeat 5x walk 5 min(4km)
Thu: walk 15 min, run 1 min, walk 4 min(2km)
Fri: [walk 3 min, run 2 min] repeat 5x walk 5 min(4km)
Sat: free

いよいよ 4kmが出てきた。うーん、大丈夫かしら。

日本は食いしん坊なのだ

また中国産冷凍食品で揉めてますが、すぐ思い出すのがこの2chコピペ。

六カ国協議で日本がトイレに席を立ったあとの会話。
中国   「日本を本気で怒らせてみたいが、難しい。潜水艦で領海に入っても怒らない」
韓国   「独島を占拠しても怒らない」
ロシア  「北方領土を返さなくても怒らない」
北朝鮮  「なら、おれが核ミサイルをぶち込んでみようか」
米国   「よせ、それはもうおれがやってみた」
米露韓中北「一体どうすれば…(途方にくれる)」
中・韓  「俺らは日本人を怒らせようと犯罪者を大量に輸出してみたんだが、逆にビザ免除に動いてくれてるし‥」
北・露  「ふーむ…」
(ここでオーストラリアが登場)
豪州   「まいったまいった。捕鯨船ちょっと追い回したらジャップ大激怒」
米露韓中北「まじ?!その程度のことで?」
米国   「・・・あ、でも、牛肉に脊柱にいれたら、日本国民が激怒したな‥」
露韓中北 「それは、おまい怒るよ」
中国   「野菜に農薬盛ったら怒ったぞ?」
韓国   「生ゴミ餃子も怒った」
米国   「寄生虫の卵を食い物に入れて輸出しあってる奴はちょっと黙れ」
北朝鮮  「そういえば、万博が弁当持込不可にしたら、国民が激怒したと聞いたな‥首相まで出てくる騒ぎになったとか‥」
ロシア  「あいつら、食い物以外じゃ怒らねーんじゃねーの?」
米韓中北豪「あ!」

この食いしん坊っぷりは日本人としての血だな。

カノッサの屈辱

http://www.fujitv.co.jp/canossa/おいおいおい、カノッサ秋の特別講習がやるらしいではないですか!

うわー、懐かしいなあ。大好きだったんですよ、この番組。仲谷昇教授がお亡くなりになってるから、誰がメインを勤めるのかしらと思ったら、去年もスペシャルをやっていたのですね。伊武雅刀で携帯電話の歴史だったとか。

カノッサ秋の特別講習 タイヤ幕藩体制と海外列強の展開
2008年10月16日 深夜1:15 – 1:45にフジテレビ系にて放映予定。