『Xの悲劇 / エラリー・クイーン』

Xの悲劇 (角川文庫) Xの悲劇 (角川文庫)
エラリー・クイーン 越前 敏弥
角川グループパブリッシング 2009-01-24
内容(「BOOK」データベースより)

満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺人にも、目撃者はいない。この難事件に、聴力を失った元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンが挑み、論理的で緻密な謎解きを繰り広げる。20年ぶりの決定版新訳でよみがえる、本格ミステリの不朽の名作。

あら、やだ。面白いじゃないの。

推理ものは好きだけど、エラリークイーンは読んだことがあるかないかよくわからないレベル。ギャグでしかないのだが、先日「容疑者Xの献身」を読んだので、Xといえば…と唐突に繋がって読んだ。

確かにこれ、読者に情報が開示されているので、本気で読んだら犯人当てができるんじゃないのかしら?私は全然違うところを追っていたなあ。そしてまた、探偵役 ドルリー・レーンにまつわる環境もなんというか、雰囲気があってよい。

4部作らしいので、続けて読んでみたい。

宇都宮餃子検証

20121110.jpg先日、会社の若者たちと飲んでいたときに、宇都宮餃子の話になって、「えー!宇都宮の餃子って食べたこと無いんだよなー。美味しいの?!」と騒いでいたら、餃子ツアーと相成りました。

回った回った、4店舗。

一軒だけだと、「うん、まあ美味しいけど…」となると思うんだけど、続けて4店も回ると、それぞれのお店の個性が見えて面白かった。

結論としては、私は軽く食べられるなら、正嗣(野菜が多く、値段も安い。210円!)。肉と野菜のバランスがよく、家庭的な幸楽も捨てがたい、ということでした。

あー、食べた食べた。この食べた分はきちんと運動せねば。

 

期待値と反省

またやってしまった……。

勝手に人に期待して、そうじゃなかったからといって落ち込むというパターン。さらに言うならば、その後に理由(というか状況)がわかって、それならしょうがない…(のか?)と思って、それなら相手に文句をいって悪かったなあと反省するという負のループ。

それもこれも相手(他人)に対する期待値が高かったのがいけなかったんだろうなあ、と思った。たぶん、何も期待していない人だったら、「しょうがないなあ」の一言で終わったんだろうと思う。でもあの人だったら…!と思ってたんだよなー。甘えの一種か。

自分がやってるからといって、他人がそうしてくれるとは限らないし、それを望むのはエゴなんだろう。友人と、他人への期待値について話したけど、期待値をもっと低くしないとダメなんだな。むしろ期待しない、ぐらいの勢いで。そういえば、会社のよく仕事する人(色々な仕事を押し付けられている)も、「きみ、よく怒らないね」と言ったら、「期待してもしゃーないやん」と言ってたな。

総じてみると、自分が勝手に期待して外れて残念に思ったという流れなので、やっぱり私が悪かったんだろうと深く反省する。

注)しかし、その人のその状況を知らなかったら、ずっと勘違いしてたのかと思うと、それはそれで怖いことです。世の中ってそういうことが多々あるのかな。

『容疑者Xの献身 / 東野 圭吾』

容疑者Xの献身 (文春文庫) 容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 2008-08-05
内容紹介

数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか

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人生2回目の東野圭吾。思い返せば 2008年に友人から薦められていたのがびっくり(笑)

実は途中でなんとなく展開は読めてしまった。あのトリックは思いつかなかったけど、たぶんあのあたりの人が関係あるんだろーなーとは思ってた。

そして4年前は思わなかったのに、いまや湯川助教授が脳内で福山くんでしか再生されない…!刷り込みって怖いわ。

正直、直木賞ってこんなレベル?とも思うけど、まあいいのかも。しかしストーカーと純愛の境目ってなんだろう。相手に迷惑かける・かけないなのだろうか。こういうのも愛の形のひとつか。

『見知らぬ妻へ / 浅田 次郎』

見知らぬ妻へ 見知らぬ妻へ
浅田 次郎
光文社 1998-05

内容(「BOOK」データベースより)

愛しているから、別れるあなたへ。浅田次郎が魂を込めて贈る8つの涙の物語。
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会社の人がはい、と机に置いていったので、読んでみた本 (たぶん家に持って帰るのが面倒くさいので、私に渡した)。

浅田次郎はあまり読んだことがなく興味もなかったのだけど、こういう男女の人間関係を書くのか。うーん、人生経験浅いんで、あまり得意なジャンルではない。たぶん今後もあまり読むことはないだろう。短編小説集なので読みやすいことは確か。

人から渡されなければ、きっと読まなかったので、そういう意味では良い経験。

しかし、彼はこういう本を読むんだ、ふーん。と別の意味で興味深かった。

伊豆 金目鯛の旅

20121020.JPGお誘いを受けて、伊豆下田へ一泊二日の旅。

金目鯛のしゃぶしゃぶを食べたんだけど美味しかったー。これ以外にも食べ物あったんだけど、煮つけとか美味しかった。

ベタに観光したのだが、ペリー来航の黒船投錨地などを見て、坂本竜馬も絶対ここからみたはず、と確信を深めた。日本史をもう少し勉強しておけばよかったなあ。

翌日も15時東京駅解散で、身体に負担のない良いスケジュールでした。結構、どこでもいけるんだなー。

日本も知らないところが多いので、色々行きたい。

資本主義の成り立ち

仕事で月に50~60本の案件を回しているのだが、だんだん飽きてくるので、最近はポイント制を取り入れることにした。そのポイントが何を意味するのか、そして貯めたら何になるかは全く明らかにしていないのだけど、それにより周囲の反応がさまざまで面白い。

それは、例えば私に質問したり、頼みごとをしたときに、「その答えは2ポイント」「じゃ、それ5ポイントでやるわ」と言ってるだけなのだけど。(そしてメモっている)

借り(ポイント)を作るぐらいなら頼みごと自体を止める人、リアルマネーに換算しようとする人(1ポイント100円でいいんですか?とか)、「あの人のポイントで」と他人につけようとする人、物品(お菓子)に変える人、実にいろんな反応があって、こうやって資本主義は出来ていくんだなーと小さな世界を眺めて楽しんでいる。

でもたまに切羽詰った人がいて、「これ何ポイントくれます?」と言うと、「何ポイントでもいいです(泣)!」とか言い出すので、ポイントのインフレが起こって困るのよねー。

ご府内巡り改め美味しいもの食べたい

20121008.JPGいつもの友達と、ぶらっとご府内88箇所なるものを廻ろうかとしたのだが、千駄木に集合したにも関わらず住宅地内の小さなお寺さんが多く、ご朱印もやっていないので2箇所ぐらいで飽きる。これはもう美味しいものを食べるしかない!と、あいぽんを駆使してお店を探し、代々木まで戻る。何のために我々は千駄木集合にしたのか……。

ランチのお店の若いお兄ちゃんの態度がアレだったので憤慨しそうになったんだがぐっとこらえて、代々木あたりを散策。有名どころを廻るかーと、明治神宮と代々木八幡宮に行ってみた。都内でもこういう場所はまだあるのですね。落ち着くわ。

〆は秋だし、モンブランが食べたい!と二人してモンブランモンブランと呪文のように唱えて食べた。美味しかった。

よく歩いた一日でした。足が痛くなったよ。

飲み会色々

当社比で飲みの多い一週間でした。

火曜日 – 19:30くらいに友人から連絡があって、「まだ居る?」ということで、20:30ぐらいから軽く一杯(のつもりが三杯)。チキンソテーの話で、「鶏の皮目をパリッとさせたいのに、トマト煮込みにするとなんだかしんなりする」という話を聞き、いや、それは水気のあるもので煮てるかぎり無理だろうと指摘すると、「にょんたと話してて久々にいい話を聞いた」と言われ、なんだかなと思った瞬間。彼は私をどれだけバカだと思っているんだろうか。(もしくは彼がどれだけXXなんだか)。

水曜日 – 干支が一回り違う会社の若者と飲み会。当初は愚痴会の予定だったんだが、10月の異動が思ったものとは違ったので、普通の飲み会となった。にょんちゃん(色々)がんばってね♪と言われ、ありがたいんだが殺意が沸くんだかのギリギリライン。でも宇都宮餃子の話になって真相究明に行きたいなーと思った。食べ物になると私は本気なので、若者が車を用意してくれないものかと期待したり。

木曜日 – 会社の送迎会。異動が激しいグループなので、いまさら感があったりするのだが、やはりいろんな人としゃべったりするとそれなりに面白い。元々その日は、関西のおじ様と飲む約束をしていたのだが、グループ会で無くなったのであのおじ様とは別の機会に飲むこともあるだろう。これもまた縁。私は、若い人も年配の人も、その人が熱く語るのを聞くのは好きだ。(私がその2倍くらいは話してるかもだが)

土曜日 – 合コン的な何か。会社の方が誘ってくださいまして、滅多にいかない合コン的なものに行ってみました……!なにこれ、照れる!!自己紹介とか趣味とか言わないといけないんですか!!ぎゃー。とにかく連れてきてくださった方に恥をかかせてはいけないと思い、久々にワンピースを着て、当社比の会話抑え気味でいきました。疲れました。でもこれは婚活等を考えたら、序の口なんだろうなと思って凹みました。めんどくさいですね。しかし初めてダーツをやったんですが、それは面白かった。やはり知らないものを知るのは面白い。うちの忘年会でもできないかなーと思ったりしたので、今からお願いしようかなと思ったり。

うん。今は(自分のなかで)体力気力があるんだったら、人様からの誘いは断らないスタンスでいきたいと思う次第です。どうせ冬場には引きこもってしまうんだろうし。誘ってくれるってことは、どこかで私のことを考えてくれてるってことでしょ?それって単純に嬉しいよね。

シフォンケーキ道

20120930.jpgシフォンケーキ道を邁進している。

思い立って、型を買ってから焼き続けること数回。自分のなかで流行ると短期集中決戦なのよね。

左から変遷を経ているんだが、最初はごらんのとおり空洞ができたり、ふくらみにムラがあった。しかし、全てはメレンゲだと気付いてからは、失敗が少なくなり上達した気がする。中身は、それぞれプレーン、紅茶、抹茶の写真。だいたいコツはつかんだ。

慣れれば全工程30分で終わるようになった。パウンドケーキみたいに重くないので、朝食や小腹が空いたときに良いよ。おすすめ。