空海と密教美術展@上野

20110724.jpg密教と聞けば行かずにはおれん…!

というわけで上野に行ってみた。いやー、仏像はいいなあ。盛り上がる。

正直、仏像で曼荼羅を表わすには数が足りないかなあとは思ったんだけど、結構な数を京都から呼んでいるので、迫力はあったと思います。あと照明の当て方などが素敵なので、光背の影が格好よかったり。

帝釈天がイケメンすぎて惚れそうになった。あとみんなの乗り物が決まっていておもしろいんだよー。象とか孔雀とかアヒルとか。

*しかし、このときにはまさかこの展覧会に二度足を運ぶ羽目になるとは思いもよらなかったのであった……!

岡本太郎展とランチと桜

20110408_1.jpg平日だったんだけど、有給余ってるし!とお休みとって、岡本太郎展に行ってきました。

元々いくつもりだったんだけど、GWまでで、たぶんすごい混むんじゃないかと予想されたので、平日行ったのは当たりだったかも。

展覧の内容は、見たことがあるものが多く、これだったら川崎市の岡本太郎美術館のほうがお勧めでした。絵も多くあったけど、私はやっぱり彼のオブジェが好きかな。子供みたいな人ですよねえ、発想力が。

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忌野清志郎 有賀幹夫写真展@吉祥寺

20110226.jpg別にこれを観に行ったわけではなく、たまたまやっていたので観た。

80年代のRCサクセションの時代から、ライブの写真、数多くの仲井戸麗一とショットなどがあった。清志郎というと、髪をたててるあのイメージが強かったんだど、おろしているショットを見ると、非常に柔和な感じで、彼はロックミュージシャンとしては珍しく(?)優しい人だったんじゃないかしら。

そして今聴くと、とってもタイムリーなRCサクセションのSUMMER TIME BLUES。原発反対の歌として当時は話題になっていたけど、こういう状況になると色々考えることがある。

20分ぐらいのライブ映像を流していたんだけど、ストーンズの Ruby Tuesdayを歌っていた彼はとっても格好よくって、あぁ本当に亡くなったなんだなあと思って寂しくなった。早すぎた。

トランジスタラジオを聴くと、今でも高校時代の鬱々とした感じを思い出す。

特別展ダ・ヴィンチ

20110115.jpgダヴィンチ展なるものに行ってきました。

入場料が1800円で、結構高いなあと思ったんですが、音声ガイドも借りて気がつけば2時間以上も居た!

なかなか面白かったなあ。

ダヴィンチのマルチな才能というのはすごい。芸術だけじゃなくて科学技術分野にも通じているところがね。

彼は「なんで?どうして?」ということが人一倍強かったんではなかろうか。あと物事に対する観察心。すごい細かいところまで、観察してスケッチしている。

モナリザの秘密というのがあったけど、ナポレオンの浴室に持ち込まれて、水滴がついたというエピソードは笑った。浴室の絵だったとは!

浮世絵美術館@豊洲

20100502.jpgいや……だからもんじゃ焼きの写真ってちょっと……なんか、ねえ?

無料券あるんだけどとMに誘われて豊洲ららぽーと内の平木浮世絵美術館。GW内の天気の良いときにいってまいりました。

浮世絵自体は小さなもので木曽街道六十九次というのをやっていたよ。しかし、木曽街道は中山道とどう違うのだろうか?ググったら、中仙道と名古屋城下を結んだ道とあったんだけども。地名と絵の題材がほぼ駄洒落で笑った。

早々に見終わってしまったので、ららぽーと内で珍しく買い物。あんまり自分は買い物欲が無いんだけど、「普段外に出ないからいっかー」を合言葉に買う。

その後、私の「もんじゃ食べたい!」という主張により、月島のもんじゃストリートまで移動してもんじゃを食べる。……うん、やっぱりもんじゃってどこで食べてもそう味は変わらないような気がするな(ちなみに、あまりにお腹にたまらないので、帰宅時にビックマックセット買って帰った)。そして、4時半ぐらいから始めてたんですが、一軒じゃ物足りず、立ち飲みバーみたいなとこへはしごする。

近日のパワースポットブームの話をして、「そんなのブームの前からやってたわよね!」と偉そうに文句たれつつ(その頃の私たちのバイブルは観光―日本霊地巡礼 (ちくま文庫) でした)、またやろうかと関東近辺から潰す計画をする。

なかなかゆる~い感じでよいGWのお出かけでした。

博物館でお花見を@東京国立博物館

20100404_1.jpgなんか春だし美術館とか行きたいねー、ということで、いつもの人と行ってきました。

正直どこでもよかったんだけど、やはり上野だろうかと上野を探していたところ、東京国立博物館で「博物館でお花見を」というイベントがやっていたのでそれにしました。要は展覧作品のなかで、桜をモチーフにしたものを教えてくれるというもの。

ついでに普段は公開されていない中庭も歩けてなかなか良かった。上野公園のあの人ごみにくらべたら、人が全然少なかったし!

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ゴーギャン展 2009

20090822.jpgいつもの友(ry と。

ゴーギャン=タヒチのイメージだったんだけど、本当にタヒチの絵が多い展覧会であった。まあ「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」がメインなので当たり前か。

思った以上に色使いが独特で綺麗だった。しかし履歴を読んでいて、女癖が悪くてダメだろうとも思った。仏で認められないからって、未開の地を求めてタヒチに渡って、現地の若い女の子に手をつけて……って、好き勝手にやりすぎじゃないだろうか。

毎度謎なんだが、欧米の芸術家は愛人持ちすぎじゃない?妻一筋って、ダリぐらいしか思い出せない(私の知識の狭さにはごめんなさい)。あと友人が言ってた「画家って自己表現として絵を描くのかしら」というのが深かった。自己表現で音楽・ダンスなどはわかるんだけど、なんで画家は絵を描くのだろうか。その衝動が自分にはないので、新しい。

朝イチの集合だったので、美味しいもの食べようツアーの一環として、銀座・ファロ資生堂のランチに行く。写真はない。味は普通だった。すっごい美味しいわけでもなくまずいわけでもないよ。しかし従業員のサービスはさすがでした。デザートをワゴンで持ってきてくれるのだが、「全部載せしてもいいんですよ」と言われたときには惚れた!(お菓子にか従業員にかは不明)。

あ、そうそう。近代美術館の常設展をみているときに、気持ち悪いいぼいぼがあるなあと思っていたら、やっぱりの草間先生だった。黒と銀色のいぼいぼに靴が埋まってる作品なの。さすがです!先生!

 

文化庁メディア芸術祭

20090214.jpg今年は初めて遭うお友達のみんちゃんが「文化庁メディア芸術祭があるんだけどどう?」というので、六本木の国立新美術館に行ってきた。いやあ、今日は暖かったですね。コート要らなかったよ。

芸術祭のほうは人が多かったー!無料ということもあるのかもしれないけど、インタラクティブの展示物なんて列が出来て並ぶのが面倒なので試すことができなかった。これは平日にゆっくりと観たらかなり面白い美術展だと思うのだけど、そこがとても残念だ。内容よりもとにかく人の多さに疲れた……

もういいや、美味しいもの食べよう!と二人して意気込んだのはいいんだけど、しょっぱいもの(パスタ)と甘いものが食べたいと考え、イタリアンを探すも店がわからずしばらく彷徨う。ここの店にしてみようと入ったジリオーラという店は、値段の割りに味は普通だった。じゃあ甘いものをば……と川島なお美と結婚したことも話題であるパティシエ鎧塚俊彦さんのケーキをテイクアウトして家で食べたら、これまた普通だった(まだ一つしか食べてないけど)。どうも今日はハズレとまではいかないけど、「当たり」というレベルではなかったようです。なので写真は載せない。

久々に外に出て思ったんですけど、人がいっぱいいるとストレス溜まりますね。イライラするの。こんなんで働きに出られるのかしら。おまけにどうも鼻がムズムズすると思ったら、花粉飛んでるんですか?引き篭もりだから全然知らなかったよ……。

+1人 計9人

ピカソとクレーの生きた時代

20090122_2.jpgBunkamuraのピカソとクレーに行ってきた。

平日なので(おまけに雨だったし)かなり空いていてなかなか良かった。友人と二人で音声ガイドを借りて観てたんだけど、やっぱりガイドは空いてる会場ではいいね。かなりじっくりと作品と向き合えると思います。

しかしこの展覧会、去年行ったデュッセルドルフにある美術館から借りてるとは知らなんだ。意外な繋がり。

さて、展覧会のほうはクレーが主なのかと思ったら、新印象派、フォーヴィズム、キュビズム、シュルレアリズムなどの流れがよくわかる展示で、近代の西洋絵画勉強のようでした。他にもミロ、マティス、シャガール、マグリットなどが数点あったし、なかなか豪華なのではないかしら。

クレーは本で見たよりも、本物のほうが断然色がきれいだった。あとクレーが感銘を受けたチュニジア旅行の赤と白の丸屋根という絵が、私のイメージする北アフリカをそのまま彷彿させた。今もそこで働いている友人を急に思い出したので、絵葉書を送ってみようとこの絵のポストカードを買う。

のんびり平日美術館は良かった。また行きたい。

特別展 スリランカ

特別展スリランカ

“インド洋に浮かぶ宝石”スリランカの至宝を一挙公開!!

 「光り輝く島」という意味を持つスリランカ。紅茶や宝石などで世界的に有名な同国には、長い歴史の中で人々が育んできた素晴らしい文化が存在します。

 本展では、スリランカ政府の全面協力により出品が可能となった仏像やヒンドゥー神像、仏具などの国宝級を含む宗教芸術の至宝品や、美しい宝石をふんだんにあしらった宝飾品の数々など、約150件におよぶスリランカ美術の粋を一堂に集めて展覧いたします。美術品展示の他にも、同国が誇る数々の世界遺産や遺跡に描かれる壁画などをパネル展示し、スリランカの豊かな歴史と文化をわかりやすくご紹介します。

【日程】
2008年9月17日(水)~11月30日(日)
【会場】
東京国立博物館表慶館(上野公園)

【入場料】
前売券は7月上旬、主要プレイガイドで発売します。
〈前売券〉一般1000円、大学生800円、高校生600円
〈当日券〉一般1200円、大学生1000円、高校生800円
※中学生以下は無料。

(これは5/13の”自分メモ”の追記です):

フェルメール展のついでにこちらも行ってみました。コメントのkuroちゃんはお忙しそうですので(笑)。

思ったよりも規模は小さかったのが残念なんですが、かなり楽しめました。私は全然スリランカの歴史・文化を知らないのですが、イメージはもっと純然たる仏教だったのですね。しかし展覧されていた仏(見仏記風にブツとお読みください)は、扁平な日本風もあればバッキュンボンなヒンズー風もあったのです。というかむしろヒンズーが多かった。これにはびっくり。そうか、スリランカはそりゃ地理的にもインドの影響強いですなあ。

友人Mとは一緒にインド行った仲なので、「これシヴァ神だよねえ」「カジューラホの遺跡にありそう」「これ君が好きなガネーシャ」などと懐かしく鑑賞しました。しかし何より痺れたのは、世界遺産だというシギリヤ・ロック。オーストラリアのエアーズロックを思い出させるようなでかい岩で、入り口がライオンの足なの(ライオン・テラスとか言うらしい)。かっこよすぎる!!しかもダンブラという町にはでかい涅槃像もあるらしいし、スリランカ行ってみたーい!!

と、いきなりテンションあがりました。人も少ないし良いペースで見仏できましたよ。仏(ブツ)はいいねえ。