『谷川俊太郎質問箱 / 谷川俊太郎』

谷川俊太郎質問箱

谷川俊太郎質問箱
谷川俊太郎 江田ななえ
東京糸井重里事務所 2007-08-08
<ほぼ日の説明より>
谷川俊太郎さんがほぼ日刊イトイ新聞で読者のみなさんから届いた質問に答えた連載「谷川俊太郎質問箱」がもとになり、新たに書き下ろしと糸井重里との対談を加え(ほぼ半分の内容が本のための書き下ろしです)、一冊の本になりました。
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前も書いたと思うんですが、ほぼ日で詩人の谷川俊太郎さんに質問を送って答えてもらうという企画がありました。さすが詩人。もうイカした回答で好きだったのですが、それが本になってました。

すぐに読めちゃう内容なんだけど、本棚に置いてふとしたときに読むと暖かい気持ちになれるんじゃないかなあ。谷川さんの言葉選びは時々さすがプロフェッショナル。また彼の回答を聞いて、それは違うんじゃないかな?と考えるのも面白いんじゃないかと思いました。あと挿絵がけっこう可愛いです。ちょっとしたプレゼントにも良いかも。

笑ったのはスチャダラのボーズくんが4回も質問しているところ。いやいや、質問しすぎですから!!

さて、最後にまた書いちゃうけど宇宙人の質問が一番好きです。

質問63 宇宙人って本当にいるんですか?(波蘭14歳)

谷川さんの答え いますよ。あなたもそのひとりです。

貝柱と海老のトマトクリームソース@Rosmarino

20080504.jpg小田急線向ヶ丘遊園駅近くで入った Pasta e fresca Rosmarino というイタリアンのお店。

生田緑地へ向かうために手にとった冊子に載っていたのだが、どれもこれもメニューがすごく美味しそうだったのよ!どれもこれも食べてみたかったー。こんなお店がうちの近くにあればいいのに!

ちなみに私は生パスタはあまり好きじゃないんだけど、こちらは生パスタを抜きにしても美味しかったです(日本語おかしいですが、「生パスタ分をマイナスしても」という意味)。

みんちゃん(友達)はパルメザンチーズと日高バターのなんたらを食べていたんだが、かなり日高バターの正体について興味津々だったのが印象的。

川崎市岡本太郎美術館

20080504_1.jpgGWの連休中、またみんちゃん(友達)と出かけてきました。今回の目的は岡本太郎美術館。青山のほうの岡本太郎記念館は行ったことがあるんだけど、こちらはまだ行ったことがなかったので。

場所が生田緑地という場所にあり、まわりを緑に囲まれたいい場所でした。南武線の登戸から歩いても30分くらいかなあ?メタセコイアの木がね、まっすぐに空に伸びていていい新緑の風景でしたよ。森を見ると日本だなあという気がします(少なくともアフリカではこういう木じゃないしね)。

さて美術館のほうですが、私は立体のほうが好きなのでたまたま企画展が「岡本太郎 立体に挑む ―造形のなぞにせまる―」だったのが嬉しかったよ。しかし岡本太郎が結構同じモチーフを使っていることを初めて知った。ジブリのもののけ姫に出てきそうな「午後の日」のモチーフなんて題名変えて色々と似たようなのがあったよ。「動物」の顔とかも可愛かったな。河童とか。

あと個人的にパートナーの岡本敏子さん(秘書で養女だった方)とどうして「養女」という形態を取ったのかずっと謎に思っているのだった。変わったスタイルだなあと。

さて美術館を見たあとは緑地をてくてくと散策。だが、長い階段(といっても200段弱)を登ったら、すべてがもうどうでもよくなった(疲れて)。青少年科学館は天候不良のため太陽観測が中止で残念。子供ちゃん掻き分けて黒点観測とかしたかったのに!中の展示物は正直残念なレベル。唯一野鳥の声を当てるクイズだけが自分のためになった(かも)。

日本民家園も外から家を見ただけで満足。これ移築するの大変だったろうになあ。

4時すぎぐらいに出て、帰りにデザートデザートとるんるん探していたはずなんだけど、なぜかギネスを飲んでいた。そんでもって二人して夕方から酔っ払って帰っていった。ちなみに酔っ払い影響として、彼女はミスタードーナツを、私はぺヤングソース焼きそばを買って帰ったことが後日談として報告されている。

『バカの壁 / 養老 孟司』

バカの壁 (新潮新書) バカの壁 (新潮新書)
養老 孟司
新潮社 2003-04-10
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2003年を代表する大ベストセラーであり、タイトルがこの年の流行語にもなった本書は、著者の独白を文章にまとめるという実験的な試みであった。(略)本書の魅力は、容赦なく社会を批判する痛快きわまりない養老節にある。「現代人がいかに考えないままに、己の周囲に壁を作っているか」、つまりあの人たちとは話が合わないという「一元論」が「バカの壁」の元凶であり、アメリカ対イスラムの構造や日本の経済の停滞などもすべてこの理論で説明されるという。一方で、イチローや松井秀喜、中田英寿の際立つ能力を、脳の構造で解明してみせたり、「学問とは生きているもの、万物流転するものをいかに情報に換えるかという作業である」という骨太の教育論をも展開している。解剖学者の真骨頂を堪能できる価値ある1冊である。(田島 薫)
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ご存知ベストセラーの一冊。養老先生といえば脳解剖学者だと思っていたんだが、こういった本も書かれてるのですね。

さて内容だけど、とにかくタイトルのインパクト勝ちなんじゃないかなあ。読み終えてもタイトルと内容が深く結びついてるとは思えなかった。あとぽつぽつと書かれている例の一つ一つは面白いんだけど、全体的にまとまっているとは思えなかった。強引につなげている感がある。ついで語調が少しきついと感じたよ。

面白いと思った話が y=axの例。xが入力でyが出力、aが係数になるんだが、この係数が人によってはマイナスだったりプラスだったりするので、その人によって反応が変わるよという話。確かに。

あと現代人の身体の不在というのは、そうかもなと思った。身体に対する意識は薄くなってる。まあよく言われてることだけど。近日、自分がヨガを少しやるようになって、ようやくその密接性に気づいた次第です。

こんぷ飲み@新宿

どうもブログを書くのが面倒な波が来ていたので放っておきましたが、また復活。

この日は協力隊つながりな方が東京にいらっしゃっていたので、久々のコンピュータ飲みを数人で。働いてる方はやはりお忙しいようで、仕事終ってからの合流とかって十時半とかになっちゃうのね。みんなお疲れ様です。

面子が、ジャマイカ、ブルガリア、エチオピア、バングラデッシュな方々だったのですが、ジャマイカとエチオピアにラスタつながりがあるとしってかなり驚き。ええ!?ジャマイカのラスタファリズム(英語ではRastafarianismらしい)はアフリカ回帰主義でその頃植民地化されなかったエチオピアをリスペクトしてたのかー。そうなのかー。

相変わらず現地で暮らした方からはいろんな刺激を頂いております。久々に飲んだので次の日は一日寝てた。

GW?あまりに休んだ生活してたので、いまさら4連休ぐらいではなんとも思いません。