『日の名残り / カズオ・イシグロ』

日の名残り (ハヤカワepi文庫) 日の名残り (ハヤカワepi文庫)
カズオ イシグロ Kazuo Ishiguro

早川書房 2001-05
内容(「BOOK」データベースより)
品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬 慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続 ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。
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この本を読もうと思ったのは、 (チェコ好き)の日記 さんの 「正直、人生ちょっと後悔してる」そんなあなたが読むべき本はこの1冊!」を読んだからです。できれば先にこのリンク記事を読んでいただきたい。

私がチェコ好きさんのエントリーを読んだのは、今回の申込が終わった後ではあったんだけど、ああ、本当にそうだよなーって。私の人生時計はまだお昼過ぎたばかりなんだよなー。会社でお昼過ぎっていったら、午後に打ちあわせ一本やって、そのあと一本ぐらいドキュメント書いて、疲れたわーと甘いおやつを食べて、よし!と気合を入れなおして残メール処理して、ふと時計みたらそろそろ定時かな?ぐらいの時間感覚だよなーって思ったのです。

そう、まだまだいろいろ出来る時間帯なんですよ。

そう考えると、やっぱりやりたいこと(興味あること)をやらないというのはもったいない。とりあえず興味あることに申し込んでおいたのは正解だったなと、そんな風に思ったのでした。

さて、内容の話。

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