Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) エラリー・クイーン 越前 敏弥 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-09-25 内容紹介 大富豪ヨーク・ハッターの死体がニューヨークの港で発見される。毒物による自殺だと考えられたが、その後、異形のハッター一族に信じられない惨劇がふりかかる。ミステリ史上最高の傑作が、名翻訳家の最新訳で蘇る!
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先日読んだXの悲劇の続き。
いやー、これはね。犯人はうすうす気にしてはいたんだけど、そこに来たかと思った。
最後の数行に見られる表現についても、やはりそういうことなのかなあ?
しかし、全体のテーマとして「血」の問題があって、昔の本なので遺伝についての謝った認識があるのかもしれないというところが気になったかな。
しかし、ドルリー・レーンという老俳優のキャラクターが深まったと思う。次はZか。