この写真で雰囲気がわかるかな?新宿紀伊国屋書店で、~「ほんのまくら」フェア 書き出しで選ぶ100冊 ~ というのがやっていて、友人と参戦してたのですよね。
ほんのまくら、というのは紀伊国屋さんの造語みたいですが、要は本の冒頭の一文。棚には出だし一文のみのカバーがかかっており、タイトルも作者もわからない。まさに本の闇鍋状態。これがなかなかおもしろい感じで、例えば、私が気になった冒頭などは以下。
- 空港の街。ここの空は煙霧で錆ついていると将軍は思った。
- 昨日、心当たりのある風が吹いていた。以前にも出会ったことのある風だった。
- 水のように澄んだ空が星を潰し、星を現像していた。
- 賭けをした男が牛の体内にもぐり込む。
- トンプソンが殺すべき男はおかまだった。
どうですか、それってどういう話?!と気になりません?
そのフェアの解答編があるというので、ペーパーをもらいに新宿までふらっと行ってきました。えー、この本があの出だしだったの?と思うのもあったし、ちょっとこれは読んでみたいなと思う本もあったり、やっぱり本との出会いっていろんな縁があるなあと思います。