福島の夏

20120715_1.JPG福島という土地には割と縁があり、母の実家があり、友人たちとドライブに行ったり、協力隊で訓練をした場所があったりと、親近感があるのです。

しかし3.11以降、「福島」という単語はどこかこう重くなってしまいました。それはとりもなおさず、原発が原因です。

東京では毎週金曜日に原発デモが行われてたり、反/脱 原発の話をそこかしこで耳にしつつ、「うーん。原発が無くなるんだったらそれはそれでいいんだけど、そう簡単に言えるものなのかな?」などと思っていたのです。

日本人として、3.11と、原発と、この先も付き合っていかねばと思うので、今の福島を見たいなと。テレビや写真の向こうにあるどこか他人ごとな世界じゃなくて、自分が訪れていた福島と、今は何か違ってるのかなと思い、昔、福島勤めだった人が「福島行くよ~」というので、一緒に連れていってもらいました。

決して、物見遊山な気持ちでは無かったんだけど、観にいくという行為は、結果的にはそうなってしまったかもしれない。でも自分で体験しないと、私の立ち位置が決められないような気がしたのです。

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