『恋する天才科学者 / 内田麻里香』

恋する天才科学者 恋する天才科学者
内田 麻理香
講談社 2007-12-20

内容紹介

「イケメン」科学者の知られざる素顔が蘇る
愛とロマンに生きたシュレーディンガー、女嫌いで喧嘩好きだったニュートン、女癖が悪かったアインシュタインなど、「イケメン」科学者のダークサイドを描きだす
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内容紹介が物語っていると思いますが、科学者と呼ばれる人々の私生活(人となりとか女性関係とか)を描いた本。読み物系ですね。

普通におもしろかった。仕事ぶりは素晴らしくても女性にはだらしないな~とか思うと、一気に親近感が増したりする(笑) 共通して思ったのは、家庭的に一途だと好感度があがるということ。仕事もできて、奥さんを一途に愛するなんて、まあ素敵(はぁと)ってところかしら。

猫のパラドクスで知られるシュレーディンガーがひどかった。クリスマス休暇に「妻ではない恋人」と休暇にでかけ、「エロス(性愛)の爆発」によりインスピレーションを受けるとか!!そして妻の他の第二夫人に子供が産まれたら、妻と妾と同居生活を送るとか。そして第三の人にまた子供できるとか!すごいな。

そして意外にもアインシュタインも結婚生活はうまくいってなかったようで。最初の妻と離婚した後のお相手は母親と娘の両方に惚れたりとか。ないわー。それで選んだのは母親だったらしいけど(当たり前)、やっぱりないわー。

どんな偉人でも、やっぱり男の人は男の人ですなあと思いながら読みました。