祖母のお葬式@福島

ずっと老人ホームに入っていて、ちょうど一週間前ぐらいに危ないと言われた祖母が亡くなった。そのため、両親と福島へ急遽帰郷。ちなみに福島は母方の実家で、小さいときは結構遊びに連れていったもらったけど、大きくなってからはほとんどないので、いろいろと懐かしかった。

どちらかというと大往生だったので、暗くないのがなにより。

しかし、親戚がものすごく多く、祖母のひ孫にあたる子供たちもたくさんいたので、わーわーと騒ぎまわっていて、普段子供と接していない私にはそれだけで疲れた……。全部で20人ぐらいは居たんじゃなかろうか。

田舎のお葬式はやはり豪華で、これまた興味深かった。豆と豆腐を食べるとか、てぬぐいを首から下げるとか、3日7日という言い回しとか。知らない世界だなあ。他にも、出棺の際、いわゆる死装束を着せるのにも、足袋は左右反対で履かせるとか、結び目は輪を作らず(戻ってきちゃうらしい)縦結びの結びきりだとか、三途の川を渡る渡し賃(だと思うんだけど)六文銭入れだとか。こういうのって残された人々が最後に亡くなった人にする気遣い(無事たどり着けるように)で、宗教的に信じてるわけではないけど、そういうの(気遣い)って純粋にいいなと思った。

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