『スターバックス 成功の法則と失敗から得たもの / テイラー・クラーク』

スターバックス 成功の法則と失敗から得たもの スターバックス 成功の法則と失敗から得たもの
テイラー・クラーク 高橋 則明
二見書房 2009-03-30
内容(「BOOK」データベースより)
店舗数の拡大や収益の増大の裏で、スターバックス躍進の核心であった「味へのこだわり」「店舗の個性」など失われたものも多い。利益追求のあまり均質化し、個性がなくなってしまった。そのため他社との差別化もなくなり、容易に真似をされるようになったのだ―マクドナルドなどによるスターバックス包囲網や世界同時不況のなかで生き残る道はあるのか。
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昔はスタバに行くと心弾んだものですが、最近はそうでもないのです。店舗が増えて物珍しさがなくなったせいかなあと思ってはいたんですが、スタバ帝国について知るのもいいかとチョイス。

久々にスタバのコーヒーが飲みたくなる本でしたよ(同時にエスプレッソマシンも欲しくなったんだけど!)。 

エスプレッソをアメリカに広めたのはスタバらしいのですが(そのまえも何店かカリスマ的なお店があったようですが)、スタバ戦略とその興亡が読めて面白かった。最近のスタバが人気なくなっているのは、味のこだわりが落ちているとのことだったけど、その辺はよくわからない。でもフラペチーノなどは意外にカロリー高くて驚いた。キャラメルフラペチーノで320kcalぐらいあるらしい。えー!!

効率を求めるために、今のスタバはボタン一つでエスプレッソができるらしいけど(昔はバリスタの腕によったらしい)、確かに味が変わらないんだったら安いマックコーヒーで構わないと思う。

一消費者として、果たしてスタバは巻き返しをはかるのか、それとも店舗縮小でいくのか、非常に興味がでてきました。そして、そのうちスタバにエスプレッソをワンショット加えたラテを頼んでみようと思っています。