金曜の夜。
チームの人が直帰でいないのに軽いトラブルが起きて、困ったーどうしよーあたしの力じゃどうにもできないーというときに案件違うのに、英語ぺらぺらのYさんが「連絡先調べてくれれば自分が(海外に)尋ねますよ」と手伝ってくれた格好いい姿に惚れそうになった夜21時から、大学時代の友人Iちゃんと対決飲みをした(長い)。
Iちゃんは、世間的には羨望の対象な美人さんでキャリアで遊びもプライベートも(既婚)充実してそうな元ニートの私とは対極にいる人だ。なので、率直に言うと私にはよくわかんない種類の人である(このことは本人にも面と向かって言ってる)。でも差し飲みをすると、非常に面白い討論ができる。数人で会ったりすることもあるんだけど、差しで飲むのは実に3~4年ぶり。今回もまたとても面白い飲みになった。
- 何のために生きるのか。哲科飲みには良く出る話。今回は生きることは死や苦しみを内包しているというところまでは同意した。
- 「愛ってなに?」これはかなり考えさせられた。というか私は考えたこともなかった。恋愛とかそういうことだけじゃなくて、もっと根源的に自分にとっての愛ってなんだろう。
- 高次の世界(神様とかいってもいいけど)があるかどうか。
- 人との縁を切ることについて。私は割と切ることにためらいがないのだが、その判断は長い眼で見たら「自分のために」良くないのではないか。(ものすごく話をはしょってるが実際は過程が色々ある)。
- 大人になるってどういうこと?
- 人へのアドバイスのスタンス。悩み相談は本当に聞いて欲しいだけのときと、そうじゃないときがある。そこを見極めないと人を傷つけることになりかねない。
- 身体を内観するということ。Iちゃんはヨガの先生でもあるので、身体と対話をする姿勢について学ばさせてもらった。
など色々あったけど、全部は忘れた。店を出てから、二人して「隣のカップルに悪かったね」と話していた。こんな話が隣で繰り広げられていたら怖いわ。
Iちゃんはまわりから羨望される人ではあるけど、本人自体はそういう風には思ってなくていつでも迷いのなかにいる人だ。それを私は毎回色々と感じるんだけど、やっぱりよくわからない。でも私の世界と彼女の世界がどこかで重なっているからこうやって色々と話し合えるんだろうと思う。
さらに「私はIちゃんをわからないし、Iちゃんの旦那は(イケメンだから)嫌い」と相も変わらず子供っぽく言っている私を受け入れる彼女の度量の深さにはとても感謝している。笑い話だけど、MZに行く前にナーバスになって(いたんだろうな)私はIちゃんとN子の前で泣いて「君たちが何を面白くて笑っているのかわからないから、たぶん戻ってきたら友達になれないんじゃないか」みたいなことを言ったことがある(笑)。とりあえず、まだ言葉が通じて同じものについて語れたことが良かった。
Iちゃんが就職祝いだと言って、飲み代をおごってくれた。重ね重ね申し訳ない。次の対決が数年後にもしあるならぜひ私に払わせていただきたい。また飲みたいと思える人と飲むのは、とても幸せなことでした。
+1人(Iちゃん) 計32人