『経済学的思考のセンス / 大竹 文雄』

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書) 経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
大竹 文雄
中央公論新社 2005-12
出版社 / 著者からの内容紹介
「お金がない人を助けるとき、どうやって助けるのですか?」小学5年生からの問いかけに、経済学者ならどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックのメダル獲得数まで、身のまわりには運や努力、能力の違いによって生じるさまざまな格差や不平等がある。本書は、それらを本質的に解消する方法を考えることによって、経済学的に考えるとはどういうことかをわかりやすく紹介する。
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読もうと思った理由は忘れた。どっかで紹介されていたとかだったはず。

経済学ってどうも掴みづらいものだったんだけど、この本を読んで統計による因果関係の証明が必要なのかと経済学の一端を垣間見た気がした。あとインセンティブって言葉。いまいちよくわかんなかったんだけど、いくつかの例を見てなんとなくわかった(ような気がした)。

ざくっというと、「いい男は結婚している」のは、「いい男だから結婚した」だけではなく、「結婚によっていい男になった」ということも考えられる。データから因果関係を読み取ることができなければ、正しい分析とはいえないということなのか。

でも、そんなに面白くはなかった。つらーっと流して読んだ。