『イスラームを知ろう / 清水 芳見』

イスラームを知ろう (岩波ジュニア新書) イスラームを知ろう (岩波ジュニア新書)
清水 芳見
岩波書店 2003-04
出版社/著者からの内容紹介
「イスラーム=過激な宗教」という印象を与える時事ニュースが多いが,はたして本当にそうなのだろうか.教えの基本,礼拝・断食など日常生活のなかの義務規定,結婚,死や来世の考え方,民間信仰など,世界に10億を超える信者をもつイスラームの柔軟性にとんだ素顔を紹介する.真の国際理解・異文化理解にみちびく必読書.
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イスラム世界にはまだ行ったことがなくて、あやふやな知識しかないのです。でもイスラムという世界は今の世の中、非常に重要なファクターになっていると思うので、知りたいなあと思ったのです。難しい本から入ると疲れるから、子供向けから始めれば楽なんじゃない?という姑息な目論見で中高生向きの岩波ジュニア新書から始めました。

ふむふむ、内容は大体知っていたことでした。でも宗派ごとに細かいところが違うので注意は必要なのかな。とりあえず六信と

  1. (アッラー)
  2. 天使(マラーイカ)
  3. 啓典(クトゥブ)
  4. 使徒(ルスル)
  5. 来世(アーヒラ)
  6. 定命(カダル)

五行を

  1. 信仰告白(シャハーダ)
  2. 礼拝(サラー)
  3. 喜捨(ザカート)
  4. 断食(サウム)
  5. 巡礼(ハッジ)

理解するところから始めればいいのかな。

そういやそうだと思ったんだけど、未来を予言する「言者」と、神の言葉を伝え広める「言者」の違いはきちんと認識しなければ。預言者が終末について言及するので混同しがちだ。

とりあえず入門編。これからイスラム世界に入っていく予定。