『アイデアのヒント / Jack Foster』

アイデアのヒント アイデアのヒント
Jack Foster 青島 淑子
阪急コミュニケーションズ 2003-01
内容(「BOOK」データベースより)
ロングセラー『アイデアのつくり方』によると、「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」。では、具体的にはいったいどうしたらいい?仕事の現場に即した、「ひらめくためのハウツー」が満載。
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これはライフハック界隈でお勧めされてた本だったかな。見所がありました。

アイデアの技術なんて広告業界などの提案系職種にしか用がないのかなと思ったんだけど、そういうことではなくて、すべてにおいてアイデアは必要なんだよね。アイデアというのは問題を解決したり、改善したり、便利にしたり、活気付けたりとか、まぁ色々なことが「アイデア」から生まれる。そのアイデアを生むにはどうしたらよいかというのが本書の内容。

この本のすごいところは、具体的な例で「この問題にはこう考えるのかもしれないけど、実はこういう考えもできるんだよ」と挙げてくれているところ。これは本当に「そうか!」と目からうろこがいくつかあった。問題があるときのアプローチの方法もいくつかあるので、もし何か問題があればいくつか試せば解が見つかるんではないかという気分になる。企画・開発などをやる人はぜひ読むと面白い一冊ではなかろうか。

HowTo本ではあるものの、それだけではない”数行”のある本でした。全文に含蓄があるというわけではないけど、数行だけでも「おお」と思う箇所があれば、ビジネス本は読む価値があると私は思ってます。すぐ読めるしね。