『漢方小説 / 中島 たい子』

漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) (集英社文庫) 漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) (集英社文庫)
中島 たい子
集英社 2008-01-18
内容(「BOOK」データベースより)
川波みのり、31歳、脚本家、独身。胃がひっくり返ったようになるのに、眠れないのに、病院に行って検査をすると『特に異状なし』。あのつらさは何?昔の男が結婚したショックのせい?それとも仕事のストレス?最終的にたどりついた東洋医学で、生薬の香りに包まれながら、みのりが得たものは。心と体、そして人間関係のバランスを、軽妙なテンポで書き綴る、第28回すばる文学賞受賞作品。
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普段こういった内容の本は読まないんですが、ほぼ日の「あの人の本棚」で紹介されているのを見て「漢方?」と思って読んでみました。

薄い本なので、軽く読めます。内容は、うん、まあ、30代女性はいろいろあるのね的なもので、個人的にはピンと来るものがなかったけど、体調(精神を含め)を崩す人が多くなるのねーと知った。こういう本を読むと、自分も大概病んでいる部類なのかしらと思ったりするけど、人間どこかしらそういうとこはあるからまあいいか。

肝心の漢方だけど、西洋医学と比較しての説明や陰陽五行説に基づいての考え方などはかなり面白かった。今後自分がどこか病んで、西洋医学でも駄目だったら試してみたいと思う。

日本もそうだけど、中国もこんなすごい文化があるんだから、あまり西洋化一辺倒にならずにうまいことこういうものと付き合っていければいいのに、と勝手ながら思った。洋食大好きな私が言える言葉ではないが。