メイド・イン・ジャマイカ

20080719.jpg @渋谷シネアミューズ。

あらすじ: 今や全世界をとりこにし続けているジャマイカン・ミュージック。人口300万人足らずの小国から、世界に影響を及ぼすほどの音楽がどのようにして生まれたのか。バニー・ウェイラー、グレゴリー・アイザックスらレゲエ・ミュージックの伝説たちに迫る一方、ジャマイカが抱える矛盾や問題を見つめながら、レゲエの真実をとらえていく。(シネマトゥデイ)

いつものみんちゃんと行ってきたよ。最初、Disりあいで殺されたダンサーBogleの話が出てこれを元にドキュメントで行くのか?と思いきや、そうでもなく淡々とシンガーと歌をピックアップしていく形式だった。うーん、悪くはないんだが、ミュージックビデオでもなく、伝えたいメッセージが見えたわけでもないので、いまいちだった。

しかし驚いたのが、女性の踊り方(腰振り&セクシー)とか路地裏でのたらいを使ったお風呂とか、すごくアフリカの風景に似ていた。やはり奴隷として連れてこられた(と非常に彼らは強調しているが)ため、ルーツが同じだからだろうか。そしてラスタファリズムの浸透にも驚いた。あと ジャー(Jah)とよく言ってて”ジャー”って何だろうと思っていたら神の意味だった。旧約聖書の YHWHの短縮形「ヤー(JAH)」が英語読みされてジャーらしい。ヤハウェか!そこで繋がるのかとびっくり。あと預言者的なマーカス・ガーベイとかハイレ・セラシエ1世とか、wikiを読むと随分と実像とラスタファリズム上では違う気がした。

興味を惹かれる事柄はあったけど、映画は・・・?といったところ。