『物理学は何をめざしているのか / 有馬 朗人』

物理学は何をめざしているのか (ちくまプリマーブックス) 物理学は何をめざしているのか (ちくまプリマーブックス)
有馬 朗人
筑摩書房 1995-09
内容(「MARC」データベースより)
物事を単純に見る、何が本質的でより基本的であるか。そして普遍的、統一的に見る。物理学の三原則は、具体的にどのような実りをもたらしたのか。科学の過去から未来にわたる点検と診断。〈ソフトカバー〉*
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これ、本の対象者年齢が小学生高学年から高校生ぐらいまで。2倍の年齢のおばちゃんが読みますよ、と。

内容としては物理の歴史とどういうことが物理でわかるか、というところ。単純に読もうと思ったきっかけは、数学のイメージはできるんだけど、物理ってどういう学問なのかイマイチわからんというところから。物理って、数学や化学の知識も必要な感じじゃないですか。実際そうなんだろうけど。

それで今回学んだことは、電車に乗ってボールを真上に投げてなぜボールは後ろに落ちないのか(慣性の法則)。「え、いまさらそこから?!」と驚かれるかもしれませんがすいません。考えてもみませんでした。しかし、電車に乗ってるだけで全てのものがエネルギーを持つなんて!かっけー!痺れるぅ!

そしてよくわからなかったのが、棒磁石を切断していくと、それぞれにN極とS極が生まれること。……なんで?そしてそもそも磁気(磁性)がよくわからん。磁気を発生するのは、電荷の動きらしい。電荷ってなんだ?というと、原子・電子などが帯びている電気の量らしい。プラスとマイナスがありスピンしていて…(このあたりから量子力学入った)……で、よくわからんという結論に。どうも私には、原子・原子核・電子・電荷・共有結合・イオン結合・双極子などなどの単語の意味することがわかってないよ。だいたい、電気・光・磁気・重力というのが具体的なイメージをつかめてないんだな。物理の世界も遠いようです。