『生き抜くための数学入門 / 新井 紀子』

生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ 23)

生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ 23)
新井 紀子
理論社 2007-02

出版社 / 著者からの内容紹介
数学は、わけわかんないこの世界を生きぬくための、ナイフみたいに基本的な道具。「そもそも、それってなに?」から始めて、リアルな答えを探す。数学というナイフの研ぎ方、使い方を伝授。
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ティーンズの棚にあったこの本。数学の考え方を教えてくれ、絵なども多く漫画的でわかりやすかった。しかし、ほんと、数学にはびっくりさせられるんだが、今回も驚きの出来事があったのだ。

0.999….(9が無限大)の場合って = 1 だって知ってました?≒ニアイコールじゃないのよ。=イコール1なの。

?! おかしくないですか?だって0.999…って1じゃないじゃん。1 – 0.999… を考えると、= 0.000…01 と何かしらの差がありそうじゃないですか。でも論理的に考えていくと、それは1になっちゃうのだった。0.999… と 1 の間にどんな数がありますか?と本は問う。んー、たぶん 0.999…95 とか?と考えると、あれ?0.999…95 と 0.999…995だったら後者のほうが1よりに近いよなとなり、それなら 0.999…9995とか…と考えると、9が無限大に続くと、数の大小が定まらなくなっちゃうのだ。

そして何より 1/3 って 0.333…と循環小数になるよね。でも 1/3 * 3 だと 1になる。 つまり 0.999… は 1にならないとおかしい。そういうわけで、数学を論理的に考えると、感覚とは違うことが起こる。──おもしろい。

ま、これは”無限”という概念を取り入れてるからかもしれないんだが、無限とか四次元とか普通の生活をしてると想像しにくいものが「見える」のって訓練が必要なんだなあと思ったよ。

あと後半にsinやcos、数学で美しい式と言われるオイラーの等式 eπi+1=0とか出てきたんだけど、やっぱりよくわからんかった。本当に微分や積分については何を読んでもさっぱりつかめない。数を読むしかないのかー。

まだまだ冒険は続く。