『ポケットの中の野生 / 中沢 新一』

ポケットの中の野生―ポケモンと子ども (新潮文庫)

ポケットの中の野生―ポケモンと子ども (新潮文庫)
中沢 新一
新潮社 2004-01
内容(「BOOK」データベースより)
子どもたちはなぜポケモンに夢中になるのか?元昆虫少年が自然体験をもとにデザインした携帯ゲーム機のソフト『ポケットモンスター』は1995年に発売されて以来、爆発的な人気を得ている。ポケモンに無意識の野生を呼び覚まされた子どもたちは、ゲームの中で異界のモンスターを追いかけ、その力を感じとっているのだ―ポケモンを論じて21世紀の野生に迫る、画期的なゲーム論。
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ちょっと前の話ですが、ニコニコ動画に「初めてポケットモンスター(赤)をやってみた」という動画があがっていました。動画作者の子供心を思い出させる可愛いリアクションや抜群のネーミングセンスやコメントなどで人気を得ておりました。私も毎日、その動画があがるのを楽しみにしてたんだけど、2ch VIPPERの告げ口により権利者削除されちゃったのでした。

まぁとにかくその影響でポケモンがやりたくなった私は、押入れからゲームボーイアドバンスを探し出してきて、一生懸命ポケモンをやってたのですよ。そしたら中沢先生がこんな本書いてるのを図書館で見つけたので読んでみたら。

──中沢先生、ちょっとこじつけすぎじゃね?

なんつーかナルシストというか深読みしすぎというか、全然納得できない論調だった。唯一の収穫は対象aという心理学用語があるということを知ったことだけだ。それが何かはよく知らんのだが。

さて、ニコニコ動画でドラクエモンスターズの実況を見つけてしまった私は、早速目移りして今は一生懸命ドラクエモンスターズ1をやっているということは秘密だ。