『ハサミ男 / 殊能 将之』

ハサミ男 (講談社ノベルス)

ハサミ男 (講談社ノベルス)
殊能 将之
講談社 1999-08
内容(「BOOK」データベースより)
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。
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久々に「そうきたか!」と話の展開に驚かされたミステリー小説。

ネットでミステリーのお薦めにあったのだが、確かにこれはオススメの価値あり。ミステリーの場合、ネタバレの箇所が難しいのでなんともコメントしづらいんだが、怒濤の終盤が見事。もう一度読み返して、あーなるほど、こんな伏線あったわなあ、と。

あと所々で意味深な台詞とかあったんだが、それが何を意味してるかは私は汲み取れなかった。たぶん意味あるんだろうけども。

お時間あればぜひどうぞ。