どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」 櫻井 公子 大和出版 2004-03 内容(「MARC」データベースより) 部屋もココロも片付かないのは、ADHDという「脳のクセ」だから。ADHDタイプやそれとたまたま似たような状態に陥ってしまう人が「脳のクセ」を知り、日常生活を気持ちよく過ごすための実用的な「生活のコツ」を紹介。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ADHDという単語をネットで初めて知ったのです。ADHDとは(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)というそうで、集中力、注意力、衝動性、多様性などを自分でコントロールしにくい「注意欠陥多動性障害」のことらしい。図書館に行って借りてきたよ。
自分がそこまで病んでるとは思わないんだけど、ADHD脳に非常に似た傾向があるなあと思うわけです。たとえば以下のような特徴。
- どうしても部屋が散らかってしまう
- なぜか時間が読めなくて、悪気ないのに遅刻する
- いったん一つのことに集中すると、ほかが見えなくなる
- 全部集めないと気がすまない
- アップダウンの激しい人生(←感情的とか衝動的に動いちゃうという意味)
- 身体と対話できない(←身体が固いとか休息をとれないとか)
もちろん、こういう本を読んで「私ってADHDだから」と言い訳にしちゃいかん。しかし自己分析にはおもしろい。そういう傾向が自分にあると意識するのとしないのでは違うので。
しかし、その解決策は当たり前のことが書いてあったのでイマイチだった。それが出来たら苦労しないよ的な。しかし「いったん一つのことに集中するとほかが見えなくなる」ということがすべてに繋がっていたとは思わなかったなあ(←言われてみれば全てそうだ)。「今日○○をしよう」と思っていても目の前で興味あることがあるとそれに引きずられちゃって他すべて忘れる。それで優先順位がどんどんと狂っていくのね。人との待ち合わせも片付けも人生設計すら!それでグダグダになるとそれがストレスで嫌になって感情的に「もう全部いらん!」となり全削除して終わりという具合(これ書いてる今も本当はハローワーク行かなきゃいけないんだけど書くのに夢中になってるし)。
こういう発見が出来ただけでも面白い本だったかな。繰り返すけど解決はしてないんだが。