???と思った記事。
時間が減速している:「宇宙膨張は加速」を疑う新説 from wiredvision
http://wiredvision.jp/news/200801/2008011723.html
さて、宇宙は膨張しているという話は近年通説となっているということでOK?そして、どうやらその宇宙のヘリにある星がずいぶん早く遠ざかっていくように見えるらしい。それで科学者たちは「宇宙が加速して膨張しているのか?」という理論を立てたと。ここまではわかった。
でも宇宙の膨張する力というのは物質同士が互いに引き合う力を使ってるらしいから、物質が離れていけば当然速度は遅くなる。うーん、なんとなくわかる。そしたら「↑の結果、おかしくない?」ということでいろんな説が展開されているらしい。
元記事が紹介している説は、
望遠鏡ではるか遠くの銀河を観測するとき、本質的には時間の経過がいまよりもっと速かった時点を遡って見ているために、これらの銀河は加速しているように見えるだけなのだという。
だそうだ。時間の経過が速かった時期? ということは、時間が速くなったり遅くなったりするということ?
記事はさらに
時間が減速しているのならば、非常に遠い先ではあれ、時間は完全に停止する可能性があると、バスク大学のJose Senovilla教授はNew Scientist誌に述べている。
とも言っている。うわー、時間が停止するんだ。じゃあ、時間のない世界は無と一緒なのかな?いやいや、そもそも時間って何を基準に考えているんだっけな?物質の運動との相対作用かな。じゃあ物質が動かなかったら時間はないのかな。でも時間が2次元という説もあるって記事も言ってるし、大体近年の宇宙理論だと世界は9次元だとどっかでみたことがあるよ。9次元ってあと何の次元を足すの?!
──ちょっと興奮してしまいました。
追記: Wikiで時間を読んでたんだけど、時間の空間化というのがよくわからん。ベルグソンのあたりですね。この時間の空間化、物理学の話(アインシュタインとか)になるとよく出てくるんだけど、いつも実感が伴わずに流して終わる。うまい説明があったら知りたいです。